Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編
定義の手順を次に示します。
- データ変換アクティビティをキャンバスに配置します。
アクティビティを配置する方法については,「5.4.1 アクティビティを配置する」を参照してください。
- 次のどちらかの方法で[データ変換アクティビティ]ダイアログを表示させます。
- キャンバスのデータ変換アクティビティをダブルクリックする([マッピング定義起動]メニューが非活性状態の場合だけ)
- キャンバスのデータ変換アクティビティを選択して右クリックし,[設定]を選択する
[データ変換アクティビティ]ダイアログが表示されます。
- [データ変換アクティビティ]ダイアログに必要な情報を入力します。
[データ変換アクティビティ]ダイアログの表示・入力内容の詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「1.4.11 データ変換アクティビティダイアログ」を参照してください。
[変換元変数]および[変換先変数]に設定する変数の内容を編集する場合,[編集]ボタンをクリックします。表示される[変数・相関セット一覧]ダイアログで,変数の内容を編集できます。[変換元変数]および[変換先変数]には,メッセージ型(any)の変数は設定できません。メッセージ型の変数を設定する場合は,メッセージ型(XMLまたはnon-XML)を設定してください。[変数・相関セット一覧]ダイアログの詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「1.4.1 変数・相関セット一覧ダイアログ」を参照してください。
- [データ変換アクティビティ]ダイアログの[OK]ボタンをクリックします。
[データ変換アクティビティ]ダイアログが閉じます。
- キャンバスのデータ変換アクティビティをダブルクリックするか,または右クリックして[マッピング定義起動]を選択します。
データ変換定義画面が表示されます。
なお,電文フォーマットを変更した場合は,電文フォーマットの変更を反映するかを確認するダイアログが表示されます。詳細は,「6.3.2 電文フォーマットを変更した場合の定義手順」を参照してください。
- データ変換定義画面でデータ変換定義ファイルを作成します。
データ変換定義ファイルの作成方法の詳細については,「6.3 データ変換定義」を参照してください。
データ変換定義画面の詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「1.2.5 データ変換定義画面」を参照してください。
なお,作成されたデータ変換定義ファイルは,ビジネスプロセスを保存するまで一時ディレクトリに保存されます。ビジネスプロセスを保存したときにリポジトリに格納されます。
- 注意
- [データ変換アクティビティ]ダイアログの[データ変換定義]に指定したデータ変換定義ファイルがリポジトリに格納されたあとは,[変換元変数]および[変換先変数]に設定されている変数の情報のうち,変数の部分指定に関する情報および電文フォーマットだけ変更できます。変数の部分指定に関する情報および電文フォーマット以外を変更したい場合,[ファイルを削除]ボタンをクリックしてください。
- なお,この場合に[ファイルを削除]をクリックしても,データ変換定義ファイルはリポジトリから削除されません。データ変換定義ファイルは,ビジネスプロセスを保存したときにリポジトリから削除されます。
(2) アクティビティ内でシステム例外が発生した場合の処理
(3) 定義時の注意事項
- アクティビティ名はビジネスプロセス(スコープ内も含む)内で一意になるように指定してください。
- アクティビティ名は64バイト以内にしてください。
- ダイアログの入力フィールドに制御文字は指定しないでください。
- 必ず変換先変数を設定してください。
- 必ず変換元変数を設定してください。
- 必ずデータ変換定義を設定してください。
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