共通フォルダとは，複数のビジネスプロセスがファイルを参照する場合に，共通して利用するファイルを格納するためのフォルダです。共通フォルダはすべてのビジネスプロセスからアクセスできます。複数のビジネスプロセスがファイルを参照する場合とは，FTPクライアントから別のFTPクライアントへのファイル転送パターンなどを指します。

参考

• 共通フォルダ内のサブフォルダへは，共通フォルダからの相対パスを指定した場合だけアクセスできます。
• 共通フォルダ内にあるファイルの読み込み，および書き込みはHCSCサーバの管理者（Service Coordinator管理者）の権限で実行されます。

＜この節の構成＞

10.3.1　共通フォルダ定義名と対応するパスの定義

10.3.2　共通フォルダ内のファイルの生成

10.3.3　共通フォルダ内のファイルの排他制御

10.3.4　共通フォルダ内のファイルの削除