Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 解説

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8.9.1 FTP連携でサポートするFTPコマンド

FTP連携でサポートするFTPコマンドを次の表に示します。

表8-32 サポートするFTPコマンド

分類 コマンド オプション コンポーネント RFC
FTPインバウンドアダプタ FTP受付 ビジネスプロセス FTPアダプタ
認証 ACCT × 959
USER 959
PASS × × 959
制御 ABOR × 959
NOOP 959
PASV 959
PORT 959
QUIT 959
REIN × × 959
REST × × 959
EPRT 2428
EPSV 2428
セッション CDUP 959
CWD 959
MODE 959
S
B × ×
C ×
LPRT × × 1639
LPSV × × 1639
ADAT × × 2228
AUTH 2228
SSL
TLS
CCC × × 2228
CONF × × 2228
ENC × × 2228
MIC × × 2228
PBSZ 2228
PROT 2228
C
P
OPTS 2389
UTF8 2640
MLST × × × 3659
ファイル TYPE 959
A
I
LANG × × 2640
転送 APPE 959
RETR 959
STOU × × 959
STRU 959
F
R × ×
P × ×
更新 ALLO 959
DELE 959
MKD 959
RMD 959
RNFR 959
RNTO 959
SMNT 959
STAT 959
参照 HELP × × 959
LIST 959
NLST 959
PWD 959
SITE 959
STOR 959
SYST 959
FEAT × × 2389
MDTM 3659
MLSD × × 3659
MLST × × 3659
SIZE 3659

(凡例)
○:サポートしています。
△:SITE CSCTHRコマンドでサポートしています。
×:サポートしていません。
−:該当しません。

注※
FTPクライアントからSTRU Rコマンドを送信した場合,ファイルの変換処理は実施しません。また, FTPサーバへの中継は行いません。STRU Fコマンドの場合と同じ動作となります。

表中のFTPコマンドの分類について説明します。

<この項の構成>
(1) 認証
(2) 制御
(3) セッション
(4) ファイル
(5) 転送
(6) 更新
(7) 参照

(1) 認証

セッションの接続に必要なコマンドです。HCSCサーバ内でのアクセス管理に使用されます。

USERコマンドで渡されるユーザ名は,送受信されるファイルの属性としてビジネスプロセスに引き継ぐ必要があります。

(2) 制御

セッションの接続・解放などの制御に関わるコマンドです。ビジネスプロセスを経由してFTPアダプタに情報を引き継ぐ必要はありません。

(3) セッション

1セッション内で有効な情報を設定するためのコマンドです。ビジネスプロセスを経由してFTPアダプタに情報を引き継ぐ必要はありません。

(4) ファイル

送受信されるファイルの情報を設定するためのコマンドです。ビジネスプロセスを経由してFTPアダプタに情報を引き継ぐ必要があります。

(5) 転送

ファイルを転送するのためのコマンドです。

このコマンドを契機にビジネスプロセスが起動され,ビジネスプロセスを経由してFTPインバウンドアダプタからFTPアダプタに情報を引き継ぎます。

(6) 更新

FTPサーバ上のファイルおよびディレクトリを更新するコマンドです。

ファイル転送の前後でバッチ用途で実行することができます。FTPクライアントからSITE CSCTHRコマンドで指定します。

(7) 参照

FTPサーバ上のファイルおよびディレクトリに関する情報を参照し,FTPクライアントに渡すためのコマンドです。

LIST系コマンドは,転送コマンドと同様にビジネスプロセスを経由してFTPインバウンドアダプタからFTPアダプタに情報を引き継ぎます。LIST系以外のコマンドは,FTPクライアントからSITE CSCTHRコマンドで指定し,ビジネスプロセス上で結果を参照できます。