Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 解説

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8.4.8 リストコマンドオプションの設定によるLIST/NLSTコマンドの実行

LISTコマンドまたはNLSTコマンドの引数オプションをリストコマンドオプション定義ファイルで定義しておくことで,引数オプションを指定してリストコマンドを実行できます。

引数オプションを指定した場合のコマンドの実行形式を次に示します。

リストコマンドオプション定義ファイルの詳細は,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「リストコマンドオプション定義ファイル」を参照してください。

リストコマンドオプション定義ファイルは,任意のパスに任意のファイル名で保持できます。ただし,リストコマンドオプション定義ファイルの絶対パスがFTP受付コンフィグファイルで指定されている必要があります。

FTP受付コンフィグファイルについては,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「FTP受付コンフィグファイル」を参照してください。

リストコマンドオプション定義ファイルに引数オプションを指定した場合,FTPクライアントからリストコマンドが実行されたとき,リストコマンドの引数に指定された情報がリストコマンドオプション定義ファイルの定義に従って<オプション>と<パス>に分割され,GETINFOオペレーションの要求電文の<getinfo-option>と<getinfo-path>に設定されます。

リストコマンドオプション定義ファイルに引数オプションの指定がない場合,またはFTP受付コンフィグファイルでリストコマンドオプション定義ファイルのパスが指定されていない場合,リストコマンドの引数で指定された情報は,すべて<パス>の情報として要求電文の<getinfo-path>に設定されます。

リストコマンドオプション定義ファイルの設定を変更した場合,設定を有効にするには,リストコマンドオプション定義ファイルに関連づけられたFTP受付を再起動する必要があります。