サービスプラットフォームでは，性能解析トレースファイルを利用して障害解析を補助するメッセージトラッキング機能を提供しています。メッセージトラッキングとは，障害発生個所を特定し，障害の切り分けや障害調査を補助する障害解析ツールです。メッセージトラッキングを起動すると，専用の対話型プロンプトが表示されます。表示された対話型プロンプトでコマンドを実行し，性能解析トレースファイルを解析します。

メッセージトラッキング機能は，障害発生時の性能解析トレースファイルがあれば，Service Architect，またはService Platformがインストールされているマシンならどこでも利用できます。そのため，障害が発生したHCSCサーバ稼働マシンだけでなく，障害が発生したHCSCサーバとは別のリモート環境でも障害を解析できます。