Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 解説

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4.8 例外発生時にサービスアダプタが取得するエラーの選択

サービスアダプタからサービス部品(Webサービス)を呼び出したときに発生したエラーの例外を,そのままスローするか,サービスアダプタでフォルト電文に変換するか選択できます。

エラーの例外をサービスアダプタでフォルト電文に変換すると,ビジネスプロセスでエラーとしてキャッチできます。

例外をそのままスローする場合とフォルト電文に変換する場合の処理の違いを次に示します。

図4-12 例外をそのままスローする場合とフォルト電文に変換する場合の処理の違い

[図データ]

なお,サービスアダプタで変換されたフォルト電文をビジネスプロセスでキャッチする場合,フォルト処理を行うアクティビティの配置が必要です。フォルト処理の定義については,マニュアル「サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編」の「5.4.4 フォルト処理を定義する」を参照してください。

例外をフォルト電文へ変換する場合の設定については,マニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「7.11 サービスアダプタでの例外発生時の運用」を参照してください。