Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 解説

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4.1.1 HCSCサーバで設定できるタイマ

HCSCサーバで設定できるタイマについて次の図に示します。

図4-1 設定できるタイマ

[図データ]

図4-1 設定できるタイマ」の各項番は次のタイマを示しています。

  1. サービス部品に接続するときのタイマ(Webサービス)
  2. サービス部品に接続するときのタイマ(SessionBean)
  3. HCSCサーバに接続するときのタイマ(Webサービス)
  4. HCSCサーバに接続するときのタイマ(SessionBean)
  5. HCSCサーバ内のトランザクションのタイマ

タイマは接続先やプロトコルによって設定方法が異なります。

<この項の構成>
(1) サービス部品に接続するときのタイマ(Webサービス)
(2) サービス部品に接続するときのタイマ(SessionBean)
(3) HCSCサーバに接続するときのタイマ(Webサービス)
(4) HCSCサーバに接続するときのタイマ(SessionBean)
(5) HCSCサーバ内のトランザクションのタイマ

(1) サービス部品に接続するときのタイマ(Webサービス)

サービス部品(Webサービス)に接続する場合,書き込み,読み込み,および接続時のタイマを設定できます。

タイムアウト値の設定は,SOAP通信基盤を利用する場合と,JAX-WSエンジンを利用する場合で異なります。それぞれの場合の設定方法を説明します。

(a) タイムアウト値の設定(SOAP通信基盤)

SOAP通信基盤を利用する場合のタイムアウト値の設定方法について説明します。タイムアウト値は,HCSCサーバ全体またはサービスアダプタ個別に設定できます。

(b) タイムアウト値の変更(SOAP通信基盤)

すでにHCSCサーバに配備しているサービスアダプタに対して運用環境で定義する場合は,cscsvcctlコマンドを使用して,サービス部品呼び出しの通信タイムアウト値を変更します。変更方法の詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「5.3.26 サービス部品呼び出しの通信タイムアウト値を変更する」を参照してください。cscsvcctlコマンドの使い方については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「cscsvcctl(サービス情報の管理)」を参照してください。

表4-3 タイマ(Webサービス)の設定値の変更(SOAP通信基盤)

キー名称
書き込みタイムアウト値 <クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.socket_write_timeout
読み込みタイムアウト値 <クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.socket_read_timeout
接続タイムアウト値 <クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.socket_connect_timeout
(c) タイムアウト値の設定(JAX-WSエンジン)

JAX-WSエンジンを利用する場合のタイムアウト値の設定方法について説明します。タイムアウト値は,HCSCサーバ全体またはサービスアダプタ個別に設定できます。

(d) タイムアウト値の変更(JAX-WSエンジン)

すでにHCSCサーバに配備しているサービスアダプタに対して運用環境で定義する場合は,cscsvcctlコマンドを使用して,サービス部品呼び出しの通信タイムアウト値を変更します。変更方法の詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「5.3.26 サービス部品呼び出しの通信タイムアウト値を変更する」を参照してください。cscsvcctlコマンドの使い方については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「cscsvcctl(サービス情報の管理)」を参照してください。

表4-6 タイマ(Webサービス)の設定値の変更(JAX-WSエンジン)

キー名称
読み込みタイムアウト値 <クラスタ名>.<サービスID>.WebService.com.cosminexus.csc.request.timeout
接続タイムアウト値 <クラスタ名>.<サービスID>.WebService.com.cosminexus.csc.connect.timeout

(2) サービス部品に接続するときのタイマ(SessionBean)

(a) タイムアウト値の設定

サービス部品に接続するときのタイマ(SessionBean)は,HCSCサーバ全体に設定したり,サービスアダプタ個別に設定したりできます。設定方法を次に示します。

(b) タイムアウト値の変更

すでにHCSCサーバに配備しているサービスアダプタに対して運用環境で定義する場合は,cscsvcctlコマンドを使用して,サービス部品呼び出しの通信タイムアウト値を変更します。変更方法の詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「5.3.26 サービス部品呼び出しの通信タイムアウト値を変更する」を参照してください。cscsvcctlコマンドの詳細は,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「cscsvcctl(サービス情報の管理)」を参照してください。

表4-9 タイマ(SessionBean)の設定値の変更

キー名称
呼び出しタイムアウト値 <クラスタ名>.<サービスID>.SessionBean.c4web.application.ejb_timeout

(3) HCSCサーバに接続するときのタイマ(Webサービス)

HCSCサーバに接続するときのタイマ(Webサービス)は,サービスリクエスタ稼働マシン側で設定します。サービスリクエスタの稼働しているマシン全体に設定したり,サービスリクエスタ個別に設定したりできます。

SOAP通信基盤およびJAX-WSエンジンを使用する場合に分けて,設定方法を示します。

(a) タイムアウト値の設定(SOAP通信基盤)

SOAP通信基盤を利用する場合のタイムアウト値の設定方法について説明します。タイムアウト値は,サービスリクエスタ稼働マシン全体またはサービスリクエスタ個別に設定できます。

(b) タイムアウト値の設定(JAX-WSエンジン)

JAX-WSエンジンを利用する場合のタイムアウト値の設定方法について説明します。タイムアウト値は,サービスリクエスタ稼働マシン全体またはサービスリクエスタ個別に設定できます。

(4) HCSCサーバに接続するときのタイマ(SessionBean)

HCSCサーバに接続するときのタイマ(SessionBean)は,サービスリクエスタの稼働しているマシン全体に設定したり,サービスリクエスタ個別に設定したりできます。設定方法を次に示します。

(5) HCSCサーバ内のトランザクションのタイマ

HCSCサーバ内のトランザクションのタイマは,HCSCサーバ全体で設定します。HCSCサーバ稼働マシンのアプリケーションサーバのEJBコンテナでタイムアウトを設定します。設定するパラメタの詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「2.4 usrconf.properties(J2EEサーバ用ユーザプロパティファイル)」を参照してください。

表4-10 HCSCサーバ内のトランザクションのタイマの設定

設定するファイル キー名称 デフォルト値(秒)
J2EEサーバ上で開始されるトランザクションのトランザクションタイムアウト値 J2EEサーバ用ユーザプロパティファイル(usrconf.properties) ejbserver.jta.TransactionManager.defaultTimeOut 180