Cosminexus V9 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 解説

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2.14.14 WWW認証を使用したセキュアな接続

HTTPアダプタでは,WWW認証を使用して対象のサーバと安全に接続できます。

WWW認証を使用するには,要求電文(ヘッダ),HTTPアダプタ実行環境プロパティファイル,またはHTTPアダプタ実行環境共通プロパティファイルでの設定が必要です。

WWW認証に関する設定個所および設定内容を次に示します。

表2-76 WWW認証に関する設定項目

項目 設定個所 設定項目 設定する値
認証タイプ 要求電文(ヘッダ) http-header-Authorization要素のtype属性 次のどちらかを設定します。
  • none
    WWW認証を使用しません。
  • raw
    WWW認証を使用します。
HTTPアダプタ実行環境プロパティファイル,HTTPアダプタ実行環境共通プロパティファイル adphttp.request.header.authorization.typeプロパティ
認証情報 要求電文(ヘッダ) http-header-request/http-header-Authorization要素 WWW認証の認証情報を指定します。
HTTPアダプタ実行環境プロパティファイル,HTTPアダプタ実行環境共通プロパティファイル adphttp.request.header.authorizationプロパティ