ファイルアダプタで，ファイルの読み込みが行われるときのモードを次に示します。読み込みができるファイルの最大サイズは64MBです。ファイルアダプタ実行環境プロパティファイルで設定を変更できます。また，0バイトのファイルは読み込みできません。ファイルアダプタでのファイルの読み込みは，HCSCサーバの管理者の権限で行われます。

• 一括
  読み込み対象のファイル全体が読み込まれます。
  

ファイルアダプタで，ファイルの書き込みが行われるときのモードを次に示します。ファイルアダプタでのファイルの書き込みは，HCSCサーバの管理者の権限で行われます。

• 新規
  書き込み対象のファイルが新規に作成され，データが書き込まれます。書き込み対象のファイルがすでに存在する場合は，書き込み対象のデータで上書きされます。書き込み処理中にエラーが発生した場合，エラーが発生する直前までのデータが書き込まれます。エラーが発生するタイミングによっては，空ファイルが作成されることがあります。
  
• 追加
  書き込み対象のデータが，既存のファイルに追加で書き込まれます。書き込み対象のファイルが存在しない場合は，ファイルが新規に作成され，書き込み対象のデータが書き込まれます。XML形式のファイルでは，書き込みモードに追加を指定できません。書き込み処理中にエラーが発生した場合，エラーが発生する直前までのデータが書き込まれます。ファイルが新規に作成される場合，エラーが発生するタイミングによっては，空ファイルが作成されることがあります。