Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) プログラマーズリファレンス
- void _create_request(
CORBA::Context_ptr ctx,
const char *operation,
CORBA::NVList_ptr arg_list,
CORBA::NamedValue_ptr result,
CORBA::Request_out request,
CORBA::Flags req_flags);
このメソッドは,動的起動インタフェースによる呼び出しの際に使用する,オブジェクトインプリメンテーションのRequestを生成します。
- ctx
このリクエストに対応するContext。詳細については,「22.5 Context」を参照してください。
- operation
オブジェクトインプリメンテーションで実行されるオペレーションの名前
- arg_list
オブジェクトインプリメンテーションに渡す引数のリスト。詳細については,「23.14 NVList」を参照してください。
- result
オペレーションの結果。詳細については,「23.13 NamedValue」を参照してください。
- request
生成されたRequestを指すポインタ。詳細については,「23.15 Request」を参照してください。
- req_flags
arg_listに,一つ以上のNamedValue項目がout引数である場合,このフラグにOUT_LIST_MEMORYを設定します。
- void _create_request(
CORBA::Context_ptr ctx,
const char *operation,
CORBA::NVList_ptr arg_list,
CORBA::NamedValue_ptr result,
CORBA::ExceptionList_ptr eList,
CORBA::ContextList_ptr ctxList,
CORBA::Request_out request,
CORBA::Flags req_flags);
このメソッドは,動的起動インタフェースによる呼び出しに使用する,オブジェクトインプリメンテーションのRequestを生成します。
- ctx
このリクエストに対応するContext。詳細については,「22.5 Context」を参照してください。
- operation
オブジェクトインプリメンテーションで実行されるオペレーションの名前
- arg_list
オブジェクトインプリメンテーションに渡す引数のリスト。詳細については,「23.14 NVList」を参照してください。
- result
オペレーションの結果。詳細については,「23.13 NamedValue」を参照してください。
- eList
このリクエストの例外リスト
- ctxList
このリクエストのContextオブジェクトのリスト
- request
生成されたRequestを指すポインタ。詳細については,「23.15 Request」を参照してください。
- req_flags
arg_listに,一つ以上のNamedValue項目がout引数である場合,このフラグにOUT_LIST_MEMORYを設定します。
- static CORBA::Object_ptr _duplicate(
CORBA::Object_ptr obj);
この静的メソッドは,指定されたObject_ptrを複製し,そのオブジェクトを指すポインタを返します。オブジェクトのリファレンスカウントは1ずつ増やします。
- CORBA::InterfaceDef_ptr _get_interface();
このメソッドは,オブジェクトのインタフェース定義を指すポインタを返します。詳細については,「24.19 InterfaceDef」を参照してください。
- CORBA::ULong _hash(
CORBA::ULong maximum);
このメソッドは,オブジェクトのハッシュ値を返します。このオブジェクトが存在する間,ハッシュ値は変更されませんが,その値が一意である必要はありません。二つのオブジェクトが異なるハッシュ値を返す場合,それらのオブジェクトが同一のものでないことを表しています。
- maximum
返されるハッシュ値の上限(下限は0)。
- CORBA::Boolean _is_a(
const char *logical_type_id);
このオブジェクトがリポジトリIDに対応するインタフェースを実装する場合,このメソッドはTRUEを返します。そうでない場合はFALSEを返します。
- logical_type_id
チェックするリポジトリID
- CORBA::Boolean _is_equivalent(
CORBA::Object_ptr other_object);
指定されたオブジェクトポインタと,このオブジェクトが同一のオブジェクトインプリメンテーションを指す場合,このメソッドはTRUEを返します。そうでない場合はFALSEを返します。
- other_object
このオブジェクトと比較されるオブジェクトを指すポインタ
- static CORBA::Object_ptr _nil();
この静的メソッドは,初期化に使用されるNULLポインタを返します。
- CORBA::Boolean _non_existent();
オブジェクトが,すでに存在しないオブジェクトリファレンスによって表されている場合,このメソッドはTRUEを返します。
- CORBA::Request_ptr _request(
const char* operation);
このメソッドは,オブジェクトに対してメソッドを呼び出すために使われるRequestを生成します。Requestオブジェクトを指すポインタが返されます。詳細については,「23.15 Request」を参照してください。
- operation
呼び出されるオブジェクトメソッドの名前
- CORBA::Object_ptr _resolve_reference(
const char* id);
ユーザのクライアントアプリケーションは,指定サービス識別子のサーバ側インタフェースを解決するために,オブジェクトリファレンスに対してこのメソッドを呼び出せます。このメソッドは,指定のサービスを解決するために,サーバ側でORB::resolve_initial_referencesメソッドを呼び出します。ORB::resolve_initial_referencesメソッドは,クライアントが該当するサーバ型にナロウできるオブジェクトリファレンスを返します。
一般に,このメソッドは,サーバの属性を管理するクライアントアプリケーションによって使用されます。
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