アプリケーションサーバ Version 6で提供していたXML Security - Coreは，アプリケーションサーバ Version 7からWeb Services - Securityの一部になりました。

バージョン 07-00以降のバージョンは，次の機能から構成されています。

• XML署名・暗号処理機能（以前のXML Security - Coreに相当）
• Webサービスセキュリティ機能（以前のWeb Services - Securityに相当）

Webサービスセキュリティ機能については，マニュアル「アプリケーションサーバ Webサービスセキュリティ構築ガイド」を参照してください。

バージョン05-05とバージョン06-XXおよび07-00以降との機能差異を次の表に示します。

表C-1　バージョン05-05とバージョン06-XXおよび07-00以降との機能差異

機能	05-05	06-XX，07-00以降
XML署名機能※	○	○
GPKI/LGPKI対応ライブラリ	○	×
XPath変換機能	×	○
XML暗号機能	×	○

（凡例）

○：サポートしている

×：サポートしていない

注※

XML署名機能は，バージョン05-05の場合と，バージョン06-XX，07-00以降の場合で互換性があります。

バージョン05-05，06-XXで作成したプログラムをバージョン07-00以降で実行する場合，XML署名機能の部分は再度コンパイルする必要はありません。