Cosminexus V9 アプリケーションサーバ Cosminexus Reliable Messaging
hrmlsque {-n|-q キュー名} 〔-S システム名〕
作成済みのキュー名一覧および作成済みのキュー情報を表示します。
- -n
- 作成済みのキュー名一覧とキューの数が出力されます。キュー情報は出力されません。
- -q キュー名
- 〜<1〜20文字の識別子>
- キュー情報を表示するキューの名前を指定します。
- 非永続版リソースアダプタの場合は,ローカルキューだけ指定できます。
- -S システム名
- 〜<先頭が英字の1〜3文字の大文字英字または数字>
- コマンドの操作対象となるシステム名(RMSystemNameプロパティ指定値)を指定します。
- 指定を省略した場合は,HRM_SYSTEM_NAME環境変数に指定したシステム名が設定されます。HRM_SYSTEM_NAME環境変数にもシステム名が指定されていないときはエラーが発生します。
- -nオプションを指定する場合
queue name
aa....aa
:
aa....aa
all queue count = yy....yy
- -qオプションにキュー名を指定する場合
- ローカルキューのとき
queue name = aa....aa
display name = NN....NN
queue mode = bb....bb
queue type = cc....cc
create date = dd....dd
modify date = ee....ee
ap delivery mode = ff....ff
max message number = hh....hh
max cache message number = ii....ii
expiry time = jj....jj
local fifo id = kk....kk
queue state = ll....ll
message count = uu....uu
delivered message count = vv....vv
total message count = ww....ww
cache message count = xx....xx
expiry time pattern = BB....BB
- 受信用共用キューのとき
queue name = aa....aa
display name = NN....NN
queue mode = bb....bb
queue type = cc....cc
share queue version = MM....MM
create date = dd....dd
modify date = ee....ee
ap delivery mode = ff....ff
max message size = gg....gg
max message number = hh....hh
max cache message number = ii....ii
local fifo id = kk....kk
queue state = ll....ll
message count = uu....uu
cache message count = xx....xx
- 送信用共用キューのとき
queue name = aa....aa
display name = NN....NN
queue mode = bb....bb
queue type = cc....cc
share queue version = MM....MM
create date = dd....dd
modify date = ee....ee
ap delivery mode = ff....ff
max message size = gg....gg
local fifo id = kk....kk
queue state = ll....ll
share queue host = mm....mm
share queue port = nn....nn
share queue name = oo....oo
- 転送キューのとき
queue name = aa....aa
display name = NN....NN
queue mode = bb....bb
queue type = cc....cc
create date = dd....dd
modify date = ee....ee
max message number = hh....hh
max cache message number = ii....ii
expiry time = jj....jj
local fifo id = kk....kk
queue state = ll....ll
message count = uu....uu
delivered message count = vv....vv
total message count = ww....ww
cache message count = xx....xx
address name = CC....CC
url = DD....DD
address queue name = EE....EE
user id = FF....FF
password = GG....GG
transmission mode = HH....HH
qos = II....II
transmission group expiry time = KK....KK
transmission expiry time = LL....LL
- aa....aa
- キュー名(文字列)
- bb....bb
- キューモード
- 永続版リソースアダプタの場合
次に示すどちらかが表示されます。
・PERSISTENT:永続キュー
・NON_PERSISTENT:非永続キュー
受信用共用キューおよび送信用共用キューの場合はPERSISTENTが表示されます。
- 非永続版リソースアダプタの場合
・NON_PERSISTENT:非永続キュー
- cc....cc
- キュータイプ
- 永続版リソースアダプタの場合
次に示すどれかが表示されます。
・LOCAL:ローカルキュー
・SHARE_RECEIVE:受信用共用キュー
・SHARE_SEND:送信用共用キュー
・TRANSMIT:転送キュー
- 非永続版リソースアダプタの場合
・LOCAL:ローカルキュー
- dd....dd
- 永続版リソースアダプタの場合
キューを作成した日付(文字列)
- 非永続版リソースアダプタの場合
キュー作成ファイルを読み込んだときの日付が表示されます。キュー作成ファイルについては,「3.5.1 キュー作成ファイルの作成」を参照してください。
- ee....ee
- 永続版リソースアダプタの場合
キューを更新した日付(文字列)
- 非永続版リソースアダプタの場合
キューを作成した日付(dd....dd)と同じ値が表示されます。
- ff....ff
- メッセージ取り出しモード
- 次に示すどちらかが表示されます。
- SERIAL:シリアル取り出し属性
- PARALLEL:パラレル取り出し属性
- PARALLEL_UNIT_ORDER:パラレル取り出し属性(ただし,同一ユニット識別子の配信順序制御)
- 永続版リソースアダプタの受信用共用キューおよび送信用共用キューの場合はSERIALが表示されます。
- gg....gg
- 最大メッセージ長(10進数)
- hh....hh
- 最大メッセージ数(10進数)
- ii....ii
- 永続版リソースアダプタの場合
最大キャッシュメッセージ数(10進数)
- 非永続版リソースアダプタの場合
最大メッセージ数(hh....hh)と同じ値が表示されます。
- jj....jj
- メッセージの有効期間(10進数)
- kk....kk
- ローカル書き込み用のFIFO ID(文字列)
- FIFO IDは管理情報としてシステム内部で使用しているキュー情報です。
- ll....ll
- キューの状態(文字列)
- 永続版リソースアダプタの場合
次に示すどれかが表示されます。
・NORMAL:正常状態
・AP_SEND_DISABLED:メッセージの送信抑止状態
・AP_RECEIVE_DISABLED:メッセージの受信抑止状態
・TRS_SEND_DISABLED:キュー間転送メッセージの送信抑止状態
・TRS_RECEIVE_DISABLED:キュー間転送メッセージの受信抑止状態
・BLOCKED:閉塞状態
複数の抑止をしている場合は,これらがすべて表示されます。閉塞状態のキューは,hrmlsqueコマンドとhrmdelqueコマンド以外は受け付けません。また,キューが閉塞状態にある場合に出力される形式は異なります。詳細は「(5) 注意事項」を参照してください。
- 非永続版リソースアダプタの場合
次に示すどれかが表示されます。
・NORMAL:正常状態
・AP_SEND_DISABLED:メッセージの送信抑止状態
・AP_RECEIVE_DISABLED:メッセージの受信抑止状態
複数の抑止をしている場合は,これらがすべて表示されます。
- mm....mm
- 共用キューを使用して複数システム間でのアプリケーション連携をする場合のイベント送信先ホスト名またはIPアドレス(文字列)
- nn....nn
- 共用キューを使用して複数システム間でのアプリケーション連携をする場合のイベント送信先ポート番号(10進数)
- oo....oo
- 共用キューを使用して複数システム間でのアプリケーション連携をする場合の登録先キュー名(文字列)
- uu....uu
- 仕掛かり中メッセージ数(10進数)
- 未配信メッセージの数です。有効期限切れメッセージおよび受信処理中メッセージの数を含みます。
- 転送キューの場合,転送待ちメッセージの数および転送処理中メッセージの数も含みます。
- vv....vv
- 配送済みメッセージ数(10進数)
- ローカルキューの場合,hrmdelmsgコマンドによって削除されたメッセージなども数に含みます。
- 転送キューの場合,Acknowledgment受信済みメッセージの数が表示されます。
- ww....ww
- 総メッセージ数(10進数)
- 仕掛かり中メッセージの数,配信済みメッセージの数および滞留メッセージの数の和です。
- 転送キューの場合,滞留メッセージの数は常に0となります。
- xx....xx
- キャッシュに格納されているメッセージ数(10進数)
- ローカルキューの場合,キャッシュに格納されている滞留メッセージの数も含みます。
- yy....yy
- 全キューの個数(10進数)
- BB....BB
- メッセージ有効期間の選択
- 永続版リソースアダプタの場合
次に示すどちらかが表示されます。
・SENDER:送信側の有効期間
・RECEIVER:受信側の有効期間
- 非永続版リソースアダプタの場合
「***」が表示されます。
- CC....CC
- あて先名(文字列)
- DD....DD
- あて先アドレス(文字列)
- EE....EE
- 転送先キュー名 (識別子)
- 転送先キューを使用しない場合,空白で表示されます。
- FF....FF
- BASIC認証のためのユーザID(英数字)
- BASIC認証を使用しない場合,空白で表示されます。
- GG....GG
- BASIC認証のためのパスワード("********")
- BASIC認証を使用しない場合,空白で表示されます。
- HH....HH
- 転送モード
- 永続版リソースアダプタの転送キューの場合,次に示すどちらかが表示されます。
- NORMAL:通常モード
- COMPATIBLE:互換モード
- II....II
- QoS(通信品質)の種別
- 次に示すどちらかが表示されます。
- EXACTLY_ONCE:配送保証および重複防止
- IN_ORDER:順序保証
- KK....KK
- 通信層のグループ有効期間(10進数)
- LL....LL
- 通信層のメッセージ有効期間(10進数)
- MM....MM
- 共用キューのバージョン
- 送信用共用キューの場合は,対応する受信用共用キューのバージョンを表示します。
- NN....NN
- キューに対応する表示名(文字列)
- キュー定義ファイルの使用有無に関係なく出力します。表示名が指定されていない場合は,キュー名称が表示名として出力されます。
- キューが閉塞状態であった場合,次の形式で出力されます。
queue name = aa....aa
queue type = cc....cc
queue state = BLOCKED
Reliable Messaging起動時に,キューの種類の値不正によってキューが閉塞した場合は,queue typeには"UNKNOWN"が出力されます。キューの閉塞状態および閉塞した場合の対処方法については「9.4 キューの障害」,またはキューが閉塞するときに出力されるメッセージログを参照してください。
非永続版リソースアダプタではキューは閉塞しないため,"BLOCKED"は表示されません。
- 送信用共用キューの参照時に,メッセージの送信先のシステムが停止中などでイベントが送信できない場合,share queue hostとshare queue portの値は空白で表示されることがあります。
- 送信用共用キューの参照時に,対応する受信用共用キューが接続先のDB上に存在しない場合,エラーが発生します。
- 非永続版リソースアダプタの場合,ローカルキューについてのキュー情報だけが表示されます。
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