Cosminexus V9 アプリケーションサーバ Cosminexus Reliable Messaging
hrmdelque 〔-f〕 〔-S システム名〕 キュー名
作成済みのキューを削除します。
非永続版リソースアダプタの場合,キュー作成ファイルの定義を削除することでキューが削除されます。キュー作成ファイルの詳細については,「3.5.1 キュー作成ファイルの作成」を参照してください。
- -f
- コマンド引数に指定したキューにメッセージがあっても強制的にキューを削除するときに指定します。この場合,キューにある全メッセージを削除してからキューが削除されます。
- -S システム名
- 〜<先頭が英字の1〜3文字の大文字英字または数字>
- コマンドの操作対象となるシステム名(RMSystemNameプロパティ指定値)を指定します。
- 指定を省略した場合は,HRM_SYSTEM_NAME環境変数に指定したシステム名が設定されます。HRM_SYSTEM_NAME環境変数にもシステム名が指定されていないときはエラーが発生します。
(4) コマンド引数
- キュー名
- 〜<1〜20文字の識別子>
- 削除するキューの名前を指定します。
- 指定したキューがない場合はエラーが発生します。
- -fオプションを指定しない場合,コマンド引数に指定したキューにメッセージがあるとエラーが発生します。
- 受信用共用キューを削除する場合は送信処理を中断してください。送信処理を中断しないとき,送受信処理またはリカバリ処理でエラーが発生するおそれがあります。
- キュー間転送で使用しているキューを削除する場合,送信側と受信側のキューを両方削除してください。片方のキューだけ削除すると,メッセージが滞留する場合があります。
- 初回開始時の場合,または管理状態からの再開始後に実行状態に移行していない管理状態の場合だけ実行できます。それ以外の場合はエラーが発生します。ただし,Reliable Messaging起動直後の管理状態でも,相手システムが起動中の場合,エラーが発生するおそれがあります。
- 削除するキューをMessage-driven Beanが監視している場合,このコマンドを実行するとエラーが発生します。
- 閉塞状態のキューは,-fオプションを指定しなくてもメッセージの有無に関係なく,削除されます。また,閉塞した原因によって,キューを削除できない場合があります。対処方法については,キューの閉塞時に出力されたメッセージログを参照してください。
- 削除対象の共用キューが他システムから参照されている場合は,該当の共用キューを参照しているすべてのコネクションを切断しておいてください。
- キュー定義ファイルを使用していない場合,このコマンド実行時に,アプリケーションがJNDIネーミングサービスから該当するキューに対応する値(javax.jms.Queue型のオブジェクト)を取得しているかどうかに関係なく,JNDIネーミングサービスに登録されているオブジェクトは削除されます。
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