Cosminexus V9 アプリケーションサーバ Cosminexus Reliable Messaging

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2.5.3 メッセージとキューの関係

Reliable Messagingのキューは,種類によって格納できるメッセージインタフェースが異なります。また,キュー作成時の指定値によってメッセージの管理方法が異なります。

<この項の構成>
(1) メッセージインタフェースとキューの種類
(2) キュー作成時の指定値とメッセージのヘッダ

(1) メッセージインタフェースとキューの種類

使用するメッセージインタフェースによって,そのメッセージを格納できるキューの種類は異なります。

メッセージインタフェースと格納できるキューの種類を次の表に示します。

表2-21 メッセージインタフェースと格納できるキューの種類

項番 インタフェース 格納できるキューの種類
1 Message ローカルキュー
転送キュー
2 BytesMessage ローカルキュー
転送キュー
送信用共用キュー(ただし,ペイロードだけ)
受信用共用キュー(ただし,ペイロードだけ)
3 ObjectMessage ローカルキュー
転送キュー
4 TextMessage ローカルキュー
転送キュー

注※
BytesContainerをObjectMessageのペイロードに設定して送信する処理では,ペイロードに設定したBytesContainerのデータだけを送信します。

(2) キュー作成時の指定値とメッセージのヘッダ

キューの作成は,永続版リソースアダプタの場合と非永続版リソースアダプタの場合とで作成方法が異なります。

作成時の指定値によって,そのキューに格納されるメッセージの管理方法は異なります。

特に,次に示すオプション指定値はメッセージのヘッダに影響します。