Cosminexus V9 アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編
javacore(スレッドダンプの取得/Windowsの場合)
形式
javacore [-i|-f] -p <プロセスID>
機能
コマンド実行時のスレッドダンプを取得します。なお,このコマンドは,Windows用です。
引数
戻り値
入力例
% javacore -p 8326
Output a thread dump:?(y/n)
Output a thread dump:?(y/n)y
出力メッセージ
次のエラーメッセージまたは警告メッセージを出力した場合,スレッドダンプは取得されません。
項番 | メッセージ | 説明 |
---|---|---|
1 | usage: javacore [-f|-i] -p process-id | コマンドの引数が不正です。 |
2 | javacore: illegal option -- <オプション> | コマンドの引数に指定した<オプション>が不正です。 |
3 | javacore: can't communicate with process <プロセスID>. | 引数に指定した<プロセスID>に問題があるため,通信できません。 または,引数に指定した<プロセスID>に該当するプロセスが存在しません。 |
4 | <プロセスID>: Not owner | コマンドの引数に指定した<プロセスID>に0が指定されています。 |
5 | <プロセスID>: Now processing previous request, this request canceled | コマンドの引数に指定した<プロセスID>のプロセスがすでに処理中です。 |
6 | javacore: can't create work file at temporary directory, this request canceled | 一時ファイル用ディレクトリに参照および書き込み権限がありません。 |
7 | javacore: can't get temporary directory, this request canceled | GetTempPath()APIがエラーリターンしたため,一時ファイル用ディレクトリが取り出せません。 |
8 | javacore: unexpected error occurred: <エラー原因> | コマンド実行中に予期しないエラーが発生しました。 |
9 | <プロセスID>: Timeout occurred. Java process not responding. | コマンドの引数に指定した<プロセスID>に該当するプロセスから,一定時間内にスレッドダンプ出力処理終了の応答がありませんでした。 |
10 | javacore: please delete <削除できなかったファイル名> in <削除できなかったファイルのフルパス>. | コマンド終了時にjavacoreコマンドの内部処理で作成したファイルを削除できませんでした。<削除できなかったファイルのフルパス>にある,削除できなかったファイルを削除してください。 |
注意事項
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