Cosminexus V9 アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編

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2.5 J2EEサーバで使用するそのほかのコマンド

ここでは,J2EEサーバで使用するそのほかのコマンドについて説明します。

J2EEサーバで使用するそのほかのコマンドの一覧を,次の表に示します。

表2-6 J2EEサーバで使用するそのほかのコマンドの一覧

コマンド名称 分類 概要 コマンドの系統
cjaddsec ユーザとロールの追加 ユーザまたはロールを追加します。 更新
cjclearsession グローバルセッション情報の削除(データベースセッションフェイルオーバ機能) データベース上のグローバルセッション情報を削除します。
cjcommittrn 未決着のトランザクションのコミット 未決着状態のトランザクションをコミットします。 更新
cjdeletesec ユーザとロールの削除 ユーザまたはロールを削除します。 更新
cjezclearsession グローバルセッション情報の削除(EADsセッションフェイルオーバ機能) EADsサーバ上のグローバルセッション情報を削除します。
cjforgettrn ヒューリスティック状態のトランザクションの強制決着 ヒューリスティック状態のトランザクションを強制決着します。 更新
cjlistsec ユーザとロールの一覧表示 ユーザまたはロールの一覧を標準出力に出力します。 参照
cjlistthread スレッド情報の表示 処理中のスレッドに関する情報を出力します。 参照
cjlisttrn 稼働中のJ2EEサーバのトランザクション情報の表示 J2EEサーバで稼働しているトランザクション情報の一覧を標準出力に出力します。 特権
cjlisttrnfile 停止中のJ2EEサーバのトランザクション情報の表示 停止中のJ2EEサーバのトランザクション情報の一覧を標準出力に出力します。
cjmapsec ユーザとロールのマッピング ロールにユーザを追加します。 更新
cjresetsv サーバ管理コマンドの排他強制解除 サーバ管理コマンドの排他情報をリセットして,サーバ管理コマンドを実行できるようにします。
cjrollbacktrn 未決着のトランザクションのロールバック 未決着状態のトランザクションをロールバックします。 更新
cjstopthread スレッドの削除 指定したスレッドを削除します。 更新
cjtracesync インプロセスHTTPサーバ用トレースファイルの同期 インプロセスHTTPサーバのトレース情報を共有メモリの情報と同期させます。
cjunmapsec ユーザとロールのアンマッピング ロールからユーザを削除します。 更新

(凡例)
更新:更新系コマンド。J2EEサーバの内容を更新,または構成情報を取得するコマンドです。
参照:参照系コマンド。J2EEサーバの内容を更新しないで,構成状態を表示するだけのコマンドです。
特権:特権系コマンド。J2EEサーバの内容を更新するコマンドで,常にほかのコマンドよりも優先して処理されるコマンドです。
−:該当なし

サーバ管理コマンドの系統ごとの排他制御の条件については,マニュアル「アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド」の「3.2 サーバ管理コマンドの排他制御」を参照してください。

<この節の構成>
cjaddsec(ユーザとロールの追加)
cjclearsession(グローバルセッション情報の削除(データベースセッションフェイルオーバ機能))
cjcommittrn(未決着のトランザクションのコミット)
cjdeletesec(ユーザとロールの削除)
cjezclearsession(グローバルセッション情報の削除(EADsセッションフェイルオーバ機能))
cjforgettrn(ヒューリスティック状態のトランザクションの強制決着)
cjlistsec(ユーザとロールの一覧表示)
cjlistthread(スレッド情報の表示)
cjlisttrn(稼働中のJ2EEサーバのトランザクション情報の表示)
cjlisttrnfile(停止中のJ2EEサーバのトランザクション情報の表示)
cjmapsec(ユーザとロールのマッピング)
cjresetsv(サーバ管理コマンドの排他強制解除)
cjrollbacktrn(未決着のトランザクションのロールバック)
cjstopthread(スレッドの削除)
cjtracesync(インプロセスHTTPサーバ用トレースファイルの同期)
cjunmapsec(ユーザとロールのアンマッピング)