Cosminexus V9 アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド

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4.4.1 リソースアダプタのインポート

リソースアダプタをインポートします。

なお,アプリケーションサーバで提供されていない独自のリソースアダプタをインポートする場合は,注意事項に記載されている内容に従ってインポートしてください。

次に示すコマンドを実行してリソースアダプタをインポートします。

実行形式
 
cjimportres [<サーバ名称>] [-nameserver <プロバイダURL>] -type rar -f <ファイルパス>
 

実行例
cjimportres MyServer -type rar -f mqcadpt.rar
 

cjimportresコマンドの詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「cjimportres(リソースのインポート)」を参照してください。

注意事項
  • Connector 1.0以降の仕様に準拠しないDDを持つRARはインポートできません。インポートできるのは,Connector 1.0以降の仕様に準拠したDDを持つRARだけです。DDがDTDに従っていることを確認してから,インポートを実行してください。
    インポート手順を次に示します。

    図4-1 リソースアダプタ(RAR)のインポート手順

    [図データ]

注※1
DDは検証済みXML文書として扱われます。このため,DD中のDOCTYPE宣言が誤っていた場合,またはDDがDTDの仕様に従っていない場合はエラーになります。
注※2
J2EE Connectorの仕様に従った値がDDに指定されていない場合はエラーとなります。詳細は,マニュアル「アプリケーションサーバ システム構築・運用ガイド」の「4.1.26 DB Connectorを設定する(CUI利用時)」を参照してください。
また,メッセージが出力された場合は,マニュアル「アプリケーションサーバ メッセージ(構築/運用/開発用)」を参照して対処ください。
  • インポート時に指定したRARファイル名は作業ディレクトリ中のディレクトリ名として使用されます。また,RARファイル内のJARファイルやネイティブライブラリは作業ディレクトリ内に展開されます。作業ディレクトリのパス長がプラットフォームの上限に達しないようにRARファイル名およびRARファイル中のファイル名を指定してください。J2EEアプリケーションを実行するシステムの場合の作業ディレクトリのパス長の見積もりについては,マニュアル「アプリケーションサーバ システム構築・運用ガイド」の「付録C.1 J2EEサーバの作業ディレクトリ」を参照してください。バッチアプリケーションを実行するシステムの場合の作業ディレクトリのパス長の見積もりについては,マニュアル「アプリケーションサーバ システム構築・運用ガイド」の「付録C.2 バッチサーバの作業ディレクトリ」を参照してください。
  • ra.xmlのdisplay-nameタグが設定されていない場合,RARファイル名を基にDisplay nameが付与されます。
  • RARファイルには,次の名称のファイルを含めないでください。
    rar.properties
    fileinfo.properties
    META-INF/hitachi-ra.xml