Cosminexus V9 アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド

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4.4 そのほかのリソースと接続するための設定

OpenTP1などのリソースとの接続には,リソースアダプタを使用します。ここでは,DB Connector,DB Connector for Reliable Messaging,およびReliable Messaging以外のリソースアダプタと接続するための基本的な設定について説明します。

リソースアダプタは,次の手順で設定します。

  1. リソースアダプタをインポートします。
  2. プロパティを定義します。
  3. リソースアダプタをデプロイします。
    リソースアダプタのデプロイとは,リソースアダプタをJ2EEサーバに共有スタンドアロンモジュール(J2EEリソースアダプタ)として配備することです。
  4. 接続を確認します。
    正しく接続できるかどうかは,接続テストによって確認できます。

デプロイをしたJ2EEリソースアダプタは,J2EEアプリケーションのプロパティ設定で,リソースアダプタのリファレンスを解決する必要があります。詳細については,「9.3.3 リソースアダプタのリファレンス定義」を参照してください。

ポイント
そのほかのリソースと接続するリソースアダプタとして,次のリソースアダプタを使用できます。
  • Connector 1.0に準拠するリソースアダプタ
  • Connector 1.5に準拠するリソースアダプタ
Connector 1.0の仕様に準拠するリソースアダプタのプロパティの定義については,「4.4.2 リソースアダプタのプロパティ定義(Connector 1.0の場合)」を,Connector 1.5の仕様に準拠するリソースアダプタのプロパティの定義については,「4.4.3 リソースアダプタのプロパティ定義(Connector 1.5の場合)」を参照してください。
<この節の構成>
4.4.1 リソースアダプタのインポート
4.4.2 リソースアダプタのプロパティ定義(Connector 1.0の場合)
4.4.3 リソースアダプタのプロパティ定義(Connector 1.5の場合)
4.4.4 リソースアダプタのデプロイ
4.4.5 J2EEリソースアダプタの接続テスト
4.4.6 J2EEリソースアダプタの開始
4.4.7 J2EEリソースアダプタの停止
4.4.8 J2EEリソースアダプタのアンデプロイ
4.4.9 J2EEリソースアダプタのエクスポート