サーブレットエンジンモードでシステムを起動および停止する場合には，cjstartwebコマンド，cjstopwebコマンド，cprfstartコマンドなどを使用します。

J2EEサーバモードの場合には，システムの構築方法によって，システムの起動および停止方法が異なります。

• Smart Composer機能を使用して構築する場合
  cmx_start_target，cmx_stop_targetなどのSmart Composer機能で提供するコマンドを使用して，Webシステム（サービスユニット，J2EEアプリケーション，リソースアダプタ）を一括起動，一括停止します。
  
• 運用管理ポータルを使用して構築する場合
  運用管理ポータルの「論理サーバの起動／停止」と「論理サーバのアプリケーション管理」で，論理サーバ，J2EEアプリケーション，リソースアダプタを一括起動，一括停止します。
  
• ファイル編集とコマンド実行によってシステムを構築する場合
  cjstartsvコマンド，cjstopsvコマンドなどのコマンドを使用して，J2EEサーバなどの各サーバを一つずつ起動，停止します。サーバ管理コマンドを使用して，J2EEアプリケーション，リソースアダプタを起動，停止します。
  

注意

サーブレットエンジンモードとJ2EEサーバモードで，サーバ起動時の実行時保護機能のデフォルト値が異なるので注意してください。

• サーブレットエンジンモードで，cjstartwebコマンドを使用してWebコンテナサーバを起動する場合，デフォルトでは実行時保護機能は無効（有効にする場合には-securityを指定）となっています。
• J2EEサーバモードで，cjstartsvコマンドやcjstartrecoverコマンドを使用してJ2EEサーバを起動する場合，デフォルトでは実行時保護機能は有効（無効にする場合には-nosecurityを指定）となっています。