Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)

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3.4 トランザクション管理

この節では,トランザクション管理の概要について説明します。

リソース接続時のトランザクションを管理する方法には,アプリケーションサーバで管理する方法と,ユーザが直接管理する方法があります。

アプリケーションサーバでトランザクションを管理する場合,アプリケーションサーバのトランザクションマネージャを使用してトランザクションを管理できます。

この節の構成を次の表に示します。

表3-10 この節の構成(トランザクション管理)

分類 タイトル 参照先
解説 リソース接続でのトランザクション管理の方法 3.4.1
ローカルトランザクションとグローバルトランザクション 3.4.2
リソースごとに使用できるトランザクションの種類 3.4.3
トランザクションサービスで提供する機能 3.4.4
システム例外発生時のトランザクションの動作 3.4.5
トランザクションマネージャの取得 3.4.6
実装 コンテナ管理のトランザクション(CMT)を使用する場合の処理概要と留意点 3.4.7
UserTransactionインタフェースを使用する場合の処理概要と留意点 3.4.8
リソース固有のトランザクション管理インタフェースを使用する場合の処理概要と留意点 3.4.9
トランザクションを使用しない場合の処理概要と留意点 3.4.10
JTAによるトランザクション実装時の注意事項 3.4.11
設定 実行環境での設定 3.4.12

注 「運用」について,この機能固有の説明はありません。

注※ EJBクライアントでのトランザクションの実装方法については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(EJBコンテナ)」の「3.5 EJBクライアントアプリケーションでのトランザクションの実装」を参照してください。


ポイント
リソースのうち,SMTPサーバおよびJavaBeansリソースについては,トランザクション管理の対象外です。

 

参考
EJBクライアントアプリケーションでもトランザクションを開始できます。EJBクライアントアプリケーションでトランザクションを開始する場合の注意事項については,「3.20 EJBクライアントアプリケーションでトランザクションを開始する場合の注意事項」を参照してください。

 

<この節の構成>
3.4.1 リソース接続でのトランザクション管理の方法
3.4.2 ローカルトランザクションとグローバルトランザクション
3.4.3 リソースごとに使用できるトランザクションの種類
3.4.4 トランザクションサービスで提供する機能
3.4.5 システム例外発生時のトランザクションの動作
3.4.6 トランザクションマネージャの取得
3.4.7 コンテナ管理のトランザクション(CMT)を使用する場合の処理概要と留意点
3.4.8 UserTransactionインタフェースを使用する場合の処理概要と留意点
3.4.9 リソース固有のトランザクション管理インタフェースを使用する場合の処理概要と留意点
3.4.10 トランザクションを使用しない場合の処理概要と留意点
3.4.11 JTAによるトランザクション実装時の注意事項
3.4.12 実行環境での設定