Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(Webコンテナ)
Webクライアントからの接続数とリクエスト処理スレッド数を制御して,リクエスト処理スレッド数を最適化することによって,J2EEサーバの負荷を一定に抑え,安定した高いスループットを維持できます。リクエスト処理スレッド数の制御については,「5.4 リクエスト処理スレッド数の制御」を参照してください。
この節では,Webクライアントからの接続数の制御について説明します。
この節の構成を次の表に示します。
表5-4 この節の構成(Webクライアントからの接続数の制御)
分類 | タイトル | 参照先 |
---|---|---|
解説 | Webクライアントからの接続数の制御の概要 | 5.3.1 |
設定 | 実行環境での設定(J2EEサーバの設定) | 5.3.2 |
注 「実装」,「運用」および「注意事項」について,この機能固有の説明はありません。
インプロセスHTTPサーバでは,一度に接続できるWebクライアントの数を設定することで,インプロセスHTTPサーバで作成するリクエスト処理スレッド数を制御できます。また,処理を実行していないリクエスト処理スレッドを予備スレッドとして一定数プールしておくことで,リクエスト処理スレッドの追加・削除に掛かる処理を最小限に抑えられます。
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