仮想化システムの構築・運用には,次のユーザが携わります。
- 仮想化システムの構築・運用に直接携わるユーザ
仮想化システムの構築・運用の作業を直接実施するユーザを次に示します。
- 仮想化システムの構築・運用に関連のあるユーザ
仮想化システムの構築・運用に直接携わるユーザから作業を依頼されるなど,関連のあるユーザを次に示します。
- リソース管理者
- ネットワーク管理者
- アプリケーション開発者
- JP1アカウント管理者※
- 注※
- JP1アカウント管理者は,JP1/Baseのユーザー管理機能を利用してアカウントを一元管理する場合に関連のあるユーザです。アカウントの追加,削除,およびパスワードの変更作業を実施します。詳細は,「7.9 JP1/Baseと連携してユーザのアカウントを管理するための機能(JP1ユーザ認証連携機能)」を参照してください。
なお,このマニュアルでは,仮想化システムの構築・運用に直接携わるユーザを対象としています。
仮想化システムの構築・運用に携わるユーザの関係を次の図に示します。
図1-9 仮想化システムの構築・運用に携わるユーザの関係
図中の番号に対応する作業内容について説明します。
- 依頼されたアカウントの追加・削除を実施します。
- 物理マシンの手配を依頼します。
- ネットワーク環境の構築を依頼します。
- アカウントの追加・削除を依頼します。
- 仮想サーバの手配を依頼します。
- J2EEサーバ上で動作するアプリケーションの提供を依頼します。
- 依頼された物理マシンを配布します。
- 依頼された仮想サーバを配布します。
- ネットワーク環境の構築を依頼します。
- 依頼されたネットワーク環境を構築します。
- 依頼されたネットワーク環境を構築します。
- 依頼されたアプリケーションを提供します。
ここでは,各ユーザの役割と主な作業,必要なアカウント,ユーザごとの読書手順について説明します。
- <この節の構成>
- 1.2.1 ユーザの役割と主な作業
- 1.2.2 ユーザのアカウント管理
- 1.2.3 仮想化システムの構築・運用作業の流れと読書手順
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