Cosminexus アプリケーションサーバ V8 Webサービス開発の手引

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10.1.2 共通定義ファイルの設定項目

共通定義ファイルを使用して,システム共通の動作定義を設定します。共通定義ファイルのファイル名,保存ディレクトリ名,および設定項目について説明します。

<この項の構成>
(1) ファイル名
(2) 保存先ディレクトリ
(3) 設定項目
(4) 設定を変更する場合

(1) ファイル名

共通定義ファイルのファイル名を示します。

cjwconf.properties

(2) 保存先ディレクトリ

共通定義ファイルの保存先ディレクトリを示します。保存先ディレクトリは固定です。

<Cosminexusのインストールディレクトリ>\jaxws\conf

(3) 設定項目

設定するキー名称と指定内容の一覧を次の表に示します。

表10-1 共通定義ファイルの設定項目

項番 設定項目 キー名称 指定内容 デフォルト値 コンテキスト
1 稼働ログのログ出力レベル com.cosminexus.jaxws.logger.runtime.message.level 稼働ログのログ出力レベルを指定します。
ERROR,WARN,INFO,DEBUG,NONEを指定します。各指定値に対応した出力内容については,「29.3.3 ログの重要度と出力条件」を参照してください。
INFO
2 稼働ログの面数 com.cosminexus.jaxws.logger.runtime.message.file_num 稼働ログの面数を指定します。
数字(1〜16)を指定します。
2
3 稼働ログの容量 com.cosminexus.jaxws.logger.runtime.message.file_size 稼働ログの容量を指定します。
4096〜16777216の数字(単位:バイト)を指定します。
2097152
4 保守ログの出力 com.cosminexus.jaxws.logger.runtime.maintenance.level 保守ログを出力するかどうかを指定します。

ALLを指定した場合
保守ログが出力されます。

NONEを指定した場合
保守ログが出力されません。
ALL
5 保守ログの面数 com.cosminexus.jaxws.logger.runtime.maintenance.file_num 保守ログの面数を指定します。
1〜16の数字を指定します。
2
6 保守ログの容量 com.cosminexus.jaxws.logger.runtime.maintenance.file_size 保守ログの容量を指定します。
4096〜16777216の数字(単位:バイト)で指定します。
16777216
7 例外ログのログ出力レベル com.cosminexus.jaxws.logger.runtime.exception.level 例外ログのログ出力レベルを指定します。ERROR,WARN,INFO,DEBUG,NONEを指定します。各指定値に対応した出力内容については,「29.3.3 ログの重要度と出力条件」を参照してください。 INFO
8 例外ログの面数 com.cosminexus.jaxws.logger.runtime.exception.file_num 例外ログの面数を指定します。1〜16の数字で指定します。 2
9 例外ログの容量 com.cosminexus.jaxws.logger.runtime.exception.file_size 例外ログの容量を指定します。4096〜16777216の数字(単位:バイト)で指定します。 16777216
10 通信ログの出力
(Webサービスクライアント側)
com.cosminexus.jaxws.logger.runtime.transport.client_dump Webサービスクライアント側で通信ログを出力するかどうかを指定します。

NONEを指定した場合
Webサービスクライアントでは通信ログが出力されません。

ALLを指定した場合
Webサービスクライアントで送受信したメッセージが常に通信ログに出力されます。

HEADERを指定した場合
Webサービスクライアントで受信したメッセージのHTTPヘッダが常に通信ログに出力されます。

ERROR_HEADERを指定した場合
SOAPFaultを受信した場合に,受信したメッセージのHTTPヘッダが通信ログに出力されます。

注意事項
ALLを指定した場合,送受信するメッセージの長さによってはjava.lang.OutOfMemoryError例外が発生することがあります。その場合はJVMのヒープサイズを調整してください。
ERROR_HEADER
11 通信ログの出力
(Webサービス側)
com.cosminexus.jaxws.logger.runtime.transport.server_dump Webサービス側で通信ログを出力するかどうかを指定します。

NONEを指定した場合
Webサービス側では通信ログが出力されません。

ALLを指定した場合
Webサービス側で送受信したメッセージが常に通信ログに出力されます。

HEADERを指定した場合
Webサービス側で受信したメッセージのHTTPヘッダが常に通信ログに出力されます。

ERROR_HEADER
SOAPFaultを送信する場合に,受信したメッセージのHTTPヘッダが通信ログに出力されます。
なお,受信時のメッセージを出力する場合は,HTTPのリクエスト情報も出力されます。

注意事項
ALLを指定した場合,送受信するメッセージの長さによってはjava.lang.OutOfMemoryError例外が発生することがあります。その場合はJavaVMのヒープサイズを調整してください。
ERROR_HEADER
12 通信ログの面数 com.cosminexus.jaxws.logger.runtime.transport.file_num 通信ログの面数を指定します。1〜16の数字で指定します。 2
13 通信ログの容量 com.cosminexus.jaxws.logger.runtime.transport.file_size 通信ログの容量を指定します。4096〜16777216の数字(単位:バイト)で指定します。 16777216
14 通信ログの文字エンコーディング com.cosminexus.jaxws.logger.runtime.transport.encoding 通信ログの文字エンコーディングを指定します。J2SE 5.0でサポートされている文字エンコーディングについては,J2SE 5.0のドキュメントを参照してください。
"DEFAULT"を指定した場合,通信ログの文字エンコーディングはデフォルトのプラットフォームエンコーディングとなります。
DEFAULT
15 稼働ログのログ出力レベル(cjwsimport) com.cosminexus.jaxws.logger.cjwsimport.message.level cjwsimportコマンドの稼働ログのログ出力レベルを指定します。ERROR,WARN,INFO,DEBUG,NONEを指定します。各指定値に対応した出力内容については,「29.3.3 ログの重要度と出力条件」を参照してください。 INFO
16 稼働ログの面数(cjwsimport) com.cosminexus.jaxws.logger.cjwsimport.message.file_num cjwsimportコマンドの稼働ログの面数を指定します。1〜16の数字で指定します。 2
17 稼働ログの容量(cjwsimport) com.cosminexus.jaxws.logger.cjwsimport.message.file_size cjwsimportコマンドの稼働ログの容量を指定します。4096〜16777216の数字(単位:バイト)で指定します。 2097152
18 例外ログのログ出力レベル(cjwsimport) com.cosminexus.jaxws.logger.cjwsimport.exception.level cjwsimportコマンドの例外ログのログ出力レベルを指定します。ERROR,WARN,INFO,DEBUG,NONEを指定します。各指定値に対応した出力内容については,「29.3.3 ログの重要度と出力条件」を参照してください。 INFO
19 例外ログの面数(cjwsimport) com.cosminexus.jaxws.logger.cjwsimport.exception.file_num cjwsimportコマンドの例外ログの面数を指定します。1〜16の数字で指定します。 2
20 例外ログの容量(cjwsimport) com.cosminexus.jaxws.logger.cjwsimport.exception.file_size cjwsimportコマンドの例外ログの容量を指定します。4096〜16777216の数字(単位:バイト)で指定します。 16777216
21 保守ログの出力(cjwsimport) com.cosminexus.jaxws.logger.cjwsimport.maintenance.level cjwsimportコマンドの保守ログを出力するかどうかを指定します。

ALLを指定した場合
保守ログが出力されます。

NONEを指定した場合
保守ログが出力されません。
ALL
22 保守ログの面数(cjwsimport) com.cosminexus.jaxws.logger.cjwsimport.maintenance.file_num cjwsimportコマンドの保守ログの面数を指定します。1〜16の数字で指定します。 2
23 保守ログの容量(cjwsimport) com.cosminexus.jaxws.logger.cjwsimport.maintenance.file_size cjwsimportコマンドの保守ログの容量を指定します。4096〜16777216の数字(単位:バイト)で指定します。 16777216
24 稼働ログのログ出力レベル(apt) com.cosminexus.jaxws.logger.apt.message.level aptコマンドの稼働ログのログ出力レベルを指定します。ERROR,WARN,INFO,DEBUG,NONEを指定します。各指定値に対応した出力内容については,「29.3.3 ログの重要度と出力条件」を参照してください。 INFO
25 稼働ログの面数(apt) com.cosminexus.jaxws.logger.apt.message.file_num aptコマンドの稼働ログの面数を指定します。1〜16の数字で指定します。 2
26 稼働ログの容量(apt) com.cosminexus.jaxws.logger.apt.message.file_size aptコマンドの稼働ログの容量を指定します。4096〜16777216の数字(単位:バイト)で指定します。 2097152
27 例外ログのログ出力レベル(apt) com.cosminexus.jaxws.logger.apt.exception.level aptコマンドの例外ログのログ出力レベルを指定します。ERROR,WARN,INFO,DEBUG,NONEを指定します。各指定値に対応した出力内容については,「29.3.3 ログの重要度と出力条件」を参照してください。 INFO
28 例外ログの面数(apt) com.cosminexus.jaxws.logger.apt.exception.file_num aptコマンドの例外ログの面数を指定します。1〜16の数字で指定します。 2
29 例外ログの容量(apt) com.cosminexus.jaxws.logger.apt.exception.file_size aptコマンドの例外ログの容量を指定します。4096〜16777216の数字(単位:バイト)で指定します。 16777216
30 保守ログの出力(apt) com.cosminexus.jaxws.logger.apt.maintenance.level aptコマンドの保守ログを出力するかどうかを指定します。

ALLを指定した場合
保守ログが出力されます。

NONEを指定した場合
保守ログが出力されません。
ALL
31 保守ログの面数(apt) com.cosminexus.jaxws.logger.apt.maintenance.file_num aptコマンドの保守ログの面数を指定します。1〜16の数字で指定します。 2
32 保守ログの容量(apt) com.cosminexus.jaxws.logger.apt.maintenance.file_size aptコマンドの保守ログの容量を指定します。4096〜16777216の数字(単位:バイト)で指定します。 16777216
33 SOAPActionがない場合の動作オプション com.cosminexus.jaxws.fault_omit_soapaction SOAPActionがない場合の動作オプションを指定します。

trueを指定した場合
SOAPActionヘッダがない場合,SOAPフォルトメッセージを返します。

falseを指定した場合
SOAPActionヘッダがない場合,SOAPActionヘッダの値が空文字として動作します。
true
34 クライアントソケットの接続タイムアウト値 com.cosminexus.jaxws.connect.timeout クライアントソケットの接続タイムアウト値を指定します。
このプロパティで指定したタイムアウト値は,Webサービス呼び出し時と,Webサービス呼び出し前のjavax.xml.ws.Serviceクラス生成で発生するメタデータ(WSDL)取得時に適用されます。
0〜2147483647の数字(単位:ミリ秒)で指定します。0を指定した場合,タイムアウトされません。
OSのTCP接続に関連する設定を変更している場合,OSの設定値が優先されることがあります。
60000
35 クライアントソケットの読み込みタイムアウト値 com.cosminexus.jaxws.request.timeout クライアントソケットの読み込みタイムアウト値を指定します。
このプロパティで指定したタイムアウト値は,Webサービス呼び出し時と,Webサービス呼び出し前のjavax.xml.ws.Serviceクラス生成で発生するメタデータ(WSDL)取得時に適用されます。
0〜2147483647の数字(単位:ミリ秒)で指定します。0を指定した場合,タイムアウトされません。
OSのTCP接続に関連する設定を変更している場合,OSの設定値が優先されることがあります。
300000
36 ベーシック認証のユーザID javax.xml.ws.security.auth.username HTTP接続で使用するベーシック認証のユーザIDを指定します。
このプロパティで指定したユーザIDは,Webサービス呼び出し時と,Webサービス呼び出し前のjavax.xml.ws.Serviceクラス生成で発生するメタデータ(WSDL)取得時に適用されます。
なし
37 ベーシック認証のパスワード javax.xml.ws.security.auth.password HTTP接続で使用するベーシック認証のパスワードを指定します。
このプロパティで指定したパスワードは,Webサービス呼び出し時と,Webサービス呼び出し前のjavax.xml.ws.Serviceクラス生成で発生するメタデータ(WSDL)取得時に適用されます。
javax.xml.ws.security.auth.usernameを指定していない場合,有効になりません。
なし
38 HTTPセッションの維持の有無 javax.xml.ws.session.maintain HTTPセッションの維持の有無を指定します。

trueの場合
セッションが維持されます。

falseの場合
セッションが維持されません。
false
39 ハンドラチェイン設定ファイルの厳密な検証 com.cosminexus.jaxws.validation.handlerchain.strict ハンドラチェイン設定ファイルの検証を厳密に行うかどうかを指定します。ハンドラチェイン設定ファイルのjavaee:handler要素の子要素としてjavaee:handler-name要素が記述されていないとエラーになります。 false
40 HTTPリクエストに対するWSDLの発行 com.cosminexus.jaxws.security.publish_wsdl WebサービスのURLに対して,クエリストリングが?wsdl,または?WSDLであるHTTP GETリクエストが送信された場合,そのWebサービスのWSDLを発行するかどうかを指定します。

trueを指定した場合
WSDLが発行されます。

falseを指定した場合
WSDLが発行されないで,405 Method Not Allowedが返されます。
true
41 HTTPリクエストに対するWebサービスの情報表示 com.cosminexus.jaxws.security.display_webservice_info Webサービスに対して,GETによるHTTPリクエストが到着したとき,レスポンスとして,Webサービスの情報を表示するかどうかを指定します。

trueを指定した場合
そのリクエストURLに対応するWebサービスの情報が表示されます。

falseを指定した場合
405 Method Not Allowedが返されます。
false
42 Webサービスで発生したJava例外の伝搬 com.cosminexus.jaxws.fault.SOAPFaultBuilder.captureStackTrace Webサービスで発生したJava例外をWebサービスクライアントに伝搬するかどうかを指定します。

trueを指定した場合
例外が伝搬されます。

falseを指定した場合
例外が伝搬されません。
false
43 ログの出力先ディレクトリ com.cosminexus.jaxws.tool.log.directory cjwsimportコマンド,aptコマンド,およびcjwsgenコマンドが出力するログの出力先ディレクトリを指定します。 <Cosminexusのインストール先>/jaxws/logs
44 プロキシサーバの認証ユーザID com.cosminexus.jaxws.http.proxyUser プロキシサーバの認証ユーザIDを指定します。Webサービスクライアントが,プロキシサーバを使用して外部のネットワークにあるWebサービスを呼び出す場合に,必要に応じて指定してください。
このプロパティで指定したユーザIDは,Webサービス呼び出し時と,Webサービス呼び出し前のjavax.xml.ws.Serviceクラス生成で発生するメタデータ(WSDL)取得時に適用されます。
なし
45 プロキシサーバの認証ユーザIDに対応するパスワード com.cosminexus.jaxws.http.proxyPassword プロキシサーバの認証ユーザIDに対応するパスワードを指定します。Webサービスクライアントが,プロキシサーバを使用して外部のネットワークにあるWebサービスを呼び出す場合に,必要に応じて指定してください。
このプロパティで指定したパスワードは,Webサービス呼び出し時と,Webサービス呼び出し前のjavax.xml.ws.Serviceクラス生成で発生するメタデータ(WSDL)取得時に適用されます。
なし
46 SSLプロトコルによる接続で使用するプロキシサーバの認証ユーザID com.cosminexus.jaxws.https.proxyUser SSLプロトコルによる接続で使用する,プロキシサーバの認証ユーザIDを指定します。Webサービスクライアントが,プロキシサーバを使用して外部のネットワークにあるWebサービスを呼び出す場合で,SSLプロトコルによる接続のときに,必要に応じて指定してください。
このプロパティで指定したユーザIDは,Webサービス呼び出し時と,Webサービス呼び出し前のjavax.xml.ws.Serviceクラス生成で発生するメタデータ(WSDL)取得時に適用されます。
なし
47 SSLプロトコルによる接続で使用するプロキシサーバの認証ユーザIDに対応するパスワード com.cosminexus.jaxws.https.proxyPassword SSLプロトコルによる接続で使用する,プロキシサーバの認証ユーザIDに対応するパスワードを指定します。Webサービスクライアントが,プロキシサーバを使用して外部のネットワークにあるWebサービスを呼び出す場合で,SSLプロトコルによる接続のときに,必要に応じて指定してください。このプロパティで指定したユーザIDは,Webサービス呼び出し時と,Webサービス呼び出し前のjavax.xml.ws.Serviceクラス生成で発生するメタデータ(WSDL)取得時に適用されます。 なし
48 稼働ログのログ出力レベル(cjwsgen) com.cosminexus.jaxws.logger.cjwsgen.message.level cjwsgenコマンドの稼働ログのログ出力レベルを指定します。ERROR,WARN,INFO,DEBUG,NONEを指定します。各指定値に対応した出力内容については,「29.3.3 ログの重要度と出力条件」を参照してください。 INFO
49 稼働ログの面数(cjwsgen) com.cosminexus.jaxws.logger.cjwsgen.message.file_num cjwsgenコマンドの稼働ログの面数を指定します。1〜16の数字で指定します。 2
50 稼働ログの容量(cjwsgen) com.cosminexus.jaxws.logger.cjwsgen.message.file_size cjwsgenコマンドの稼働ログの容量を指定します。4096〜16777216の数字(単位:バイト)で指定します。 2097152
51 例外ログのログ出力レベル(cjwsgen) com.cosminexus.jaxws.logger.cjwsgen.exception.level cjwsgenコマンドの例外ログのログ出力レベルを指定します。ERROR,WARN,INFO,DEBUG,NONEを指定します。各指定値に対応した出力内容については,「29.3.3 ログの重要度と出力条件」を参照してください。 INFO
52 例外ログの面数(cjwsgen) com.cosminexus.jaxws.logger.cjwsgen.exception.file_num cjwsgenコマンドの例外ログの面数を指定します。1〜16の数字で指定します。 2
53 例外ログの容量(cjwsgen) com.cosminexus.jaxws.logger.cjwsgen.exception.file_size cjwsgenコマンドの例外ログの容量を指定します。4096〜16777216の数字(単位:バイト)で指定します。 16777216
54 保守ログの出力(cjwsgen) com.cosminexus.jaxws.logger.cjwsgen.maintenance.level cjwsgenコマンドの保守ログを出力するかどうか指定します。

ALLを指定した場合
保守ログが出力されます。

NONEを指定した場合
保守ログが出力されません。
ALL
55 保守ログの面数(cjwsgen) com.cosminexus.jaxws.logger.cjwsgen.maintenance.file_num cjwsgenコマンドの保守ログの面数を指定します。1〜16の数字で指定します。 2
56 保守ログの容量(cjwsgen) com.cosminexus.jaxws.logger.cjwsgen.maintenance.file_size cjwsgenコマンドの保守ログの容量を指定します。4096〜16777216の数字(単位:バイト)で指定します。 16777216
57 soap12:binding要素のtransport属性の指定 com.cosminexus.jaxws.publish_wsdl.soap12binding SOAP1.2の場合に,クエリストリングが?wsdlまたは?WSDLであるHTTP GETリクエストで発行されたWSDLで,wsdl:binding要素の子要素であるsoap12:binding要素のtransport属性に,http://schemas.xmlsoap.org/soap/httpを設定するかどうかを指定します。

DEFAULT
soap12:binding/@transport属性値を
"http://www.w3.org/2003/05/soap/bindings/HTTP/"にします。

WSI_BP20_TRANSPORT
soap12:binding/@transport属性値を
"http://schemas.xmlsoap.org/soap/http"にします。
DEFAULT

(凡例)
○:メッセージコンテキストとして設定できることを示します。
−:メッセージコンテキストとして設定できないことを示します。

注※
メッセージコンテキストへの指定が有効になるのはWebサービス呼び出し時だけで,Webサービス呼び出し前のjavax.xml.ws.Serviceクラス生成で発生するメタデータ(WSDL)取得時には適用されません。
メタデータ取得時にベーシック認証の情報を設定する場合は,共通定義ファイルまたはプロセス別の定義ファイルに記述するか,別途WSDLをローカルマシンにダウンロードして使用してください(ローカルマシンにあるWSDLを使用する場合は,メタデータ取得時にリモートマシンへの接続が発生しません)。WSDLから別途インポートされるWSDLがある場合は,インポートされるWSDLもローカルマシン上にダウンロードしてください。

(4) 設定を変更する場合

Webサービス側の設定を変更する場合
プロセス別の定義ファイルを使用していないすべてのJ2EEサーバを停止してから,共通定義ファイルの設定を変更してください。プロセス別の定義ファイルについては,「10.1.3 プロセス別の定義ファイルの設定」を参照してください。
ログ関連の設定を変更する場合,必要に応じてログを退避してから設定を変更してください。

Webサービスクライアント側の設定を変更する場合
すべてのJ2EEサーバ(WebサービスクライアントをJ2EEアプリケーションとした場合),またはすべてのJavaアプリケーションを停止してから,共通定義ファイルの設定を変更してください。
ログ関連の設定を変更する場合,必要に応じてログを退避してから設定を変更してください。