Cosminexus アプリケーションサーバ V8 アプリケーション設定操作ガイド

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21.6.2 Session Bean属性設定ページ

エディタエリアには,[エレメント]と[エレメントの詳細]が表示されています。[エレメントの詳細]に編集するSession Bean属性ファイルのプロパティページが表示されます。

エディタエリアの[エレメント]のツリーのノードを選択すると,エディタエリアの表示が切り替わります。

Session Bean属性ファイルには,次のプロパティページがあります。

注意事項
プロパティページで,設定が必須の項目には「*」が付与されています。
<この項の構成>
(1) Session Beanのプロパティページ
(2) アイコンのプロパティページ
(3) 環境エントリの一覧のページ
(4) 環境エントリのプロパティページ
(5) リモートEJBへの参照の一覧ページ
(6) リモートEJBへの参照のプロパティページ
(7) ローカルEJBへの参照の一覧ページ
(8) ローカルEJBへの参照のプロパティページ
(9) リソース参照の一覧ページ
(10) リソース参照のプロパティページ
(11) リソース環境変数の一覧ページ
(12) リソース環境変数のプロパティページ
(13) リンク先キューのプロパティページ
(14) リンク先の管理対象オブジェクトのプロパティページ
(15) コンテナトランザクションの一覧ページ
(16) コンテナトランザクションのプロパティページ
(17) メソッドの一覧ページ
(18) メソッドのプロパティページ
(19) メソッドパラメタの一覧ページ
(20) パラメタのデータ型プロパティページ
(21) ランタイムのプロパティページ
(22) Stateless Session Beanのプロパティページ
(23) Stateful Session Beanのプロパティページ
(24) CTM連携のプロパティページ

(1) Session Beanのプロパティページ

Session Beanのプロパティページを次に示します。

図21-71 Session Beanのプロパティページ

[図データ]

表21-51 Session Beanのプロパティページの設定項目

項目 必須/任意 説明 対応するタグ
説明 × Session Bean属性の説明を指定します。 <description>
説明
</description>
表示名 Session Bean属性の表示名が表示されます。 <display-name>
表示名
</display-name>
対応するエンタープライズ・ビーンの別名 対応するEnterprise Beanの別名が表示されます。 <mapped-name>
対応するEnterprise Beanの別名
</mapped-name>
セッション種別 セッション種別が表示されます。
セッション種別がStateful Session Beanの場合,「Stateful」が表示されます。
セッション種別がStateless Session Beanの場合,「Stateless」が表示されます。
<session-type>
セッション種別
</session-type>
トランザクション管理種別 トランザクション管理種別を指定します。
指定できる値を次に示します。
  • Bean
  • Container
<transaction-type>
トランザクション管理種別
</transaction-type>
開始・停止順 × 開始・停止順を,「0」から「2147483647」の整数で指定します。
指定がない場合,「10」が仮定されます。
<start-order>
開始・停止順
</start-order>

(凡例) ○:必須 ×:任意 −:変更不可


(2) アイコンのプロパティページ

Session Bean属性のアイコンのプロパティページについては,「21.4.2 アプリケーション属性設定ページ」の「(2) アイコンのプロパティページ」を参照してください。

(3) 環境エントリの一覧のページ

環境エントリの一覧のページを次に示します。

環境エントリの一覧には,設定された環境エントリがリストで表示されます。

図21-72 環境エントリの一覧のページ

[図データ]

表21-52 環境エントリの一覧の表示項目

項目 説明 対応するタグ
環境エントリー名 環境エントリ名が表示されます。 <env-entry-name>
環境エントリ名
</env-entry-name>
環境エントリの値が表示されます。 <env-entry-value>

</env-entry-value>

(4) 環境エントリのプロパティページ

環境エントリのプロパティページを次に示します。

図21-73 環境エントリのプロパティページ

[図データ]

表21-53 環境エントリのプロパティページの設定項目

項目 必須/任意 説明 対応するタグ
説明 × 説明を指定します。 <description>
説明
</description>
環境エントリー名 環境エントリ名を指定します。※1 <env-entry-name>
環境エントリ名
</env-entry-name>
データ型 環境エントリのデータ型を選択します。
選択できる値を次に示します。
  • java.lang.Boolean
  • java.lang.String
  • java.lang.Integer
  • java.lang.Double
  • java.lang.Byte
  • java.lang.Short
  • java.lang.Long
  • java.lang.Float
  • java.lang.Character
<env-entry-type>
データ型
</env-entry-type>
×※2 環境エントリの値を指定します。
データ型に指定した型に適合した値を指定します。
<env-entry-value>

</env-entry-value>

(凡例) ○:必須 ×:任意

注※1 同一属性内に複数の環境エントリがある場合,同一の環境エントリ名(<env-entry-name>)は指定できません。

注※2 データ型が「java.lang.String」以外の場合は,必須です。


(5) リモートEJBへの参照の一覧ページ

リモートEJBへの参照の一覧ページを次に示します。

リモートEJBへの参照の一覧には,設定されたリモートEJBへの参照がリストで表示されます。

図21-74 リモートEJBへの参照の一覧ページ

[図データ]

表21-54 リモートEJBへの参照の一覧の表示項目

項目 説明 対応するタグ
EJB参照名 EJB参照名が表示されます。 <ejb-ref-name>
EJB参照名
</ejb-ref-name>
EJB参照タイプ EJB参照タイプが表示されます。 <ejb-ref-type>
EJB参照タイプ
</ejb-ref-type>
リンク先のEJB名 リンク先のEJB名が表示されます。 <ejb-link>
リンク先のEJB名
</ejb-link>

(6) リモートEJBへの参照のプロパティページ

リモートEJBへの参照のプロパティページを次に示します。

図21-75 リモートEJBへの参照のプロパティページ

[図データ]

表21-55 リモートEJBへの参照のプロパティページの設定項目

項目 必須/任意 説明 対応するタグ
説明 × 説明を指定します。 <description>
説明
</description>
EJB参照名 EJB参照名を指定します。※1 <ejb-ref-name>
EJB参照名
</ejb-ref-name>
EJB参照タイプ EJB参照タイプを指定します。
指定できる値を次に示します。
  • Session
  • Entity
<ejb-ref-type>
EJB参照タイプ
</ejb-ref-type>
<ejb-ref-type>
Entity
</ejb-ref-type>
<ejb-ref-type>
Session
</ejb-ref-type>
リモート・ホーム・インターフェース ※2 リモートホームインタフェースを完全修飾クラス名で指定します。 <home>
リモートホームインタフェース
</home>
リモート・コンポーネント・インターフェース ※2 リモートコンポーネントインタフェースを完全修飾クラス名で指定します。 <remote>
リモートコンポーネントインタフェース
</remote>
リンク先のEJB名 × 参照するEJBのEJB名を入力するか,またはリスト項目を選択します。
  • EJBがほかのejb-jarファイルにある場合は,次の形式で入力します。
    「ファイル名#EJB名」
  • ネーミングの切り替え機能でリンク先を設定する場合,次の形式で入力します。
    corbaname::<名前空間のホスト名>:<名前空間のポート番号>#<EJBホームオブジェクトリファレンスのJNDI名
  • アプリケーション統合属性ファイルにあるEnterprise Bean表示名をリスト項目から選択します。
<ejb-link>
リンク先のEJB名
</ejb-link>

(凡例) ○:必須 ×:任意

注※1 同一属性内にリモートEJBへの参照とローカルEJBへの参照が両方ある場合や,リモートEJBへの参照が複数ある場合,同じEJB参照名(<ejb-ref-name>)は指定できません。

注※2 アノテーションで値が空に設定されている場合があります。アノテーションでの設定以外は,値の設定が必要となります。


(7) ローカルEJBへの参照の一覧ページ

ローカルEJBへの参照の一覧ページを次に示します。

ローカルEJBへの参照の一覧ページでは,設定されたローカルEJBへの参照がリストで表示されます。

図21-76 ローカルEJBへの参照の一覧ページ

[図データ]

表21-56 ローカルEJBへの参照の一覧の表示項目

項目 説明 対応するタグ
EJB参照名 EJB参照名が表示されます。 <ejb-ref-name>
EJB参照名
</ejb-ref-name>
EJB参照タイプ EJB参照タイプが表示されます。 <ejb-ref-type>
EJB参照タイプ
</ejb-ref-type>
リンク先のEJB名 リンク先のEJB名が表示されます。 <ejb-link>
リンク先のEJB名
</ejb-link>

(8) ローカルEJBへの参照のプロパティページ

ローカルEJBへの参照のプロパティページを次に示します。

図21-77 ローカルEJBへの参照のプロパティページ

[図データ]

表21-57 ローカルEJBへの参照のプロパティページの設定項目

項目 必須/任意 説明 対応するタグ
説明 × 説明を指定します。 <description>
説明
</description>
EJB参照名 EJB参照名を指定します。※1 <ejb-ref-name>
EJB参照名
</ejb-ref-name>
EJB参照タイプ EJB参照タイプを指定します。
指定できる値を次に示します。
  • Session
  • Entity
<ejb-ref-type>
EJB参照タイプ
</ejb-ref-type>
ローカル・ホーム・インターフェース ※2 ローカルホームインタフェースを完全修飾クラス名で指定します。 <local-home>
ローカルホームインタフェース
</local-home>
ローカル・コンポーネント・インターフェース ※2 ローカルコンポーネントインタフェースを完全修飾クラス名で指定します。 <local>
ローカルコンポーネントインタフェース
</local>
リンク先のEJB名 × 参照するEJBのEJB名を入力するか,またはリスト項目を選択します。
  • EJBがほかのejb-jarファイルにある場合は,次の形式で入力します。
    「ファイル名#EJB名」
  • アプリケーション統合属性ファイルにあるEnterprise Bean表示名をリスト項目から選択します。
<ejb-link>
リンク先のEJB名
</ejb-link>

(凡例) ○:必須 ×:任意

注※1 同一属性内にリモートEJBへの参照とローカルEJBへの参照が両方ある場合や,ローカルEJBへの参照が複数ある場合,同じEJB参照名(<ejb-ref-name>)は指定できません。

注※2 アノテーションで値が空に設定されている場合があります。アノテーションでの設定以外は,値の設定が必要となります。


(9) リソース参照の一覧ページ

リソース参照の一覧ページを次に示します。

リソース参照の一覧では,設定されたリソース参照がリストで表示されます。

図21-78 リソース参照の一覧ページ

[図データ]

表21-58 リソース参照の一覧の表示項目

項目 説明 対応するタグ
リソース参照名 リソース参照名が表示されます。 <res-ref-name>
リソース参照名
</res-ref-name>
リソース・タイプ リソースタイプが表示されます。 <res-type>
リソースタイプ
</res-type>
リンク先 リンク先が表示されます。 <linked-to>
リンク先
</linked-to>

(10) リソース参照のプロパティページ

リソース参照のプロパティページを次に示します。

図21-79 リソース参照のプロパティページ

[図データ]

表21-59 リソース参照のプロパティページの設定項目

項目 必須/任意 説明 対応するタグ
説明 × 説明を指定します。 <description>
説明
</description>
リソース参照名 リソース参照名を指定します。※1 <res-ref-name>
リソース参照名
</res-ref-name>
リソース・タイプ ソース種別を完全修飾クラス名で入力するか,または次のリスト項目を選択します。
  • javax.jms.ConnectionFactory
  • javax.jms.QueueConnectionFactory
  • javax.jms.TopicConnectionFactory
  • javax.mail.Session
  • javax.resource.cci. ConnectionFactory
  • javax.sql.DataSource
  • org.omg.CORBA_2_3.ORB
<res-type>
リソースタイプ
</res-type>
リソース認証方式 リソース認証方式を指定します。
選択できる値を次に示します。
  • Application
  • Container
<res-auth>
リソース認証方式
</res-auth>
リソース共有 × リソース共有を指定します。
選択できる値を次に示します。
  • (空白)
  • Shareable
  • Unshareable
<res-sharing-scope>
リソース共有
</res-sharing-scope>
対応するリソース名 対応するリソースアダプタ名,またはメール表示名が表示されます。 <mapped-name>
対応するリソース名
</mapped-name>※2
リンク先 × リンク先を指定します。
リンク先として,対応するJ2EEリソースアダプタの表示名を入力するか,またはリスト項目を選択します。
J2EEサーバにデプロイされているJ2EEリソースアダプタの表示名がリスト項目※4として表示されます。[サーバー・エクスプローラー]ビューでもJ2EEリソースアダプタの表示名一覧を参照できます。
<linked-to>
リンク先※3
</linked-to>

(凡例) ○:必須 ×:任意 −:変更不可

注※1 同一属性内に複数のリソース参照名がある場合,同一のリソース参照名(<res-ref-name>)は指定できません。

注※2 <linked-to>タグに値が設定されている場合,<linked-to>タグの指定が有効になり,<mapped-name>タグの値は無効になります。

注※3 <linked-to>タグのリンク先の指定方法は,リソースアダプタのバージョンによって,次のように異なります。

注※4 リスト項目には,デプロイ済みのリソースアダプタが表示されます。なお,Connector1.5の仕様に準拠するリソースアダプタの場合は,[リソース・タイプ]の値とコネクション定義識別子が一致するOutboundリソースアダプタが表示されます。


(11) リソース環境変数の一覧ページ

リソース環境変数の一覧ページを次に示します。

リソース環境変数の一覧には,設定されたリソース環境変数がリストで表示されます。

図21-80 リソース環境変数の一覧ページ

[図データ]

表21-60 リソース環境変数の一覧の表示項目

項目 説明 対応するタグ
リソース環境変数名 リソース環境変数名が表示されます。 <resource-env-ref-name>
リソース環境変数名
</resource-env-ref-name>
リソース環境変数値のタイプ リソース環境変数値のタイプが表示されます。 <resource-env-ref-type>
リソース環境変数値のタイプ
</resource-env-ref-type>
リソース・アダプター名 リソースアダプタ名が表示されます。 <resource-adapter>
リソースアダプタ名
</resource-adapter>
キュー名 キュー名が表示されます。 <queue>
キュー名
</queue>

(12) リソース環境変数のプロパティページ

リソース環境変数のプロパティページを次に示します。

図21-81 リソース環境変数のプロパティページ

[図データ]

表21-61 リソース環境変数のプロパティページの設定項目

項目 必須/任意 説明 対応するタグ
説明 × 説明を指定します。 <description>
説明
</description>
リソース環境変数名 リソース環境変数名を指定します。※1 <resource-env-ref-name>
リソース環境変数名
</resource-env-ref-name>
リソース環境変数値のタイプ リソース環境変数値のタイプを指定します。
<JavaBeansリソースのクラス名>を完全修飾クラス名で入力するか,または次のリスト項目を選択します。
  • javax.jms.Queue
  • javax.jms.Topic
  • javax.transaction.UserTransaction※2
  • javax.ejb.TimerService※2
  • javax.ejb.EJBContext※2
<resource-env-ref-type>
リソース環境変数値のタイプ
</resource-env-ref-type>
対応するリソース名 リソース環境変数値のタイプが「javax.jms.Queue」または「JavaBeansリソースのクラス名」の場合,対応するリソース名が表示されます。
  • 「javax.jms.Queue」の場合
    対応するキューが「<リソースアダプタの表示名>#<Queue名称>」の形式で表示されます。
  • 「JavaBeansリソースのクラス名」の場合
    対応するJavaBeansリソースの表示名で表示されます。
<mapped-name>
対応するリソース名
</mapped-name>

(凡例) ○:必須 ×:任意 −:変更不可

注※1 同一属性内に複数のリソース環境変数がある場合,同じリソース環境変数名(<resource-env-ref-name>)は指定できません。

注※2 Session Bean属性の場合,アノテーションで設定された値です。リスト項目として表示されますが,アノテーションで設定された値は変更できないため,J2EEアプリケーションサーバへの保管時にサーバ側で変更前の設定値に戻されます。


(13) リンク先キューのプロパティページ

リンク先キューのプロパティページを次に示します。

図21-82 リンク先キューのプロパティページ

[図データ]

表21-62 リンク先キューのプロパティページの設定項目

項目 必須/任意 説明 対応するタグ
リソース・アダプター名 J2EEリソースアダプタの表示名を入力,または選択します。
J2EEサーバにデプロイされているJ2EEリソースアダプタの表示名がリスト項目として表示されます。[サーバー・エクスプローラー]ビューでもJ2EEリソースアダプタの表示名一覧を参照できます。
<resource-adapter>
リソースアダプタ名
</resource-adapter>
キュー名 キューの表示名を指定します。 <queue>
キュー名
</queue>

(凡例) ○:必須

注※ Connector 1.5の仕様に準拠するリソースアダプタは指定できません。また,リスト項目にも表示されません。


(14) リンク先の管理対象オブジェクトのプロパティページ

リンク先の管理対象オブジェクトのプロパティページを次に示します。

図21-83 リンク先の管理対象オブジェクトのプロパティページ

[図データ]

表21-63 リンク先の管理対象オブジェクトのプロパティページの設定項目

項目 必須/任意 説明 対応するタグ
リソース・アダプター名 J2EEリソースアダプタの表示名を入力,または選択します。
J2EEサーバにデプロイされているJ2EEリソースアダプタの表示名がリスト項目として表示されます。[サーバー・エクスプローラー]ビューでもJ2EEリソースアダプタの表示名一覧を参照できます。
<resourceadapter-name>
リソースアダプタ名
</resourceadapter-name>
管理対象オブジェクト名 管理対象オブジェクト名を指定します。
指定できる文字は,英数字(0〜9,A〜Z,a〜z),およびアンダースコア(_)です。
<adminobject-name>
管理対象オブジェクト名
</adminobject-name>

(凡例) ○:必須

注※ Connector 1.0の仕様に準拠するリソースアダプタは指定できません。また,リスト項目にも表示されません。


(15) コンテナトランザクションの一覧ページ

コンテナトランザクションの一覧ページを次に示します。

コンテナトランザクションの一覧には,設定されたコンテナトランザクションがリストで表示されます。

図21-84 コンテナトランザクションの一覧ページ

[図データ]

表21-64 コンテナトランザクションの一覧の表示項目

項目 説明 対応するタグ
トランザクション属性 トランザクション属性が表示されます。 <trans-attribute>
トランザクション属性
</trans-attribute>

(16) コンテナトランザクションのプロパティページ

コンテナトランザクションのプロパティページを次に示します。

図21-85 コンテナトランザクションのプロパティページ

[図データ]

表21-65 コンテナトランザクションのプロパティページの設定項目

項目 必須/任意 説明 対応するタグ
説明 × 説明を指定します。 <description>
説明
</description>
トランザクション属性 トランザクション属性を指定します。
指定できる値を次に示します。
  • Mandatory
  • Never
  • NotSupported
  • Required
  • RequiresNew
  • Supports
<trans-attribute>
トランザクション属性
</trans-attribute>

(凡例) ○:必須 ×:任意


(17) メソッドの一覧ページ

メソッドの一覧ページを次に示します。

メソッドの一覧には,設定されたメソッドがリストで表示されます。

図21-86 メソッドの一覧ページ

[図データ]

表21-66 メソッドの一覧ページの表示項目

項目 説明 対応するタグ
インターフェース種別 インタフェース種別が表示されます。 <method-intf>
インタフェース種別
</method-intf>
メソッド名 メソッド名が表示されます。 <method-name>
メソッド名
</method-name>

(18) メソッドのプロパティページ

メソッドのプロパティページを次に示します。

図21-87 メソッドのプロパティページ

[図データ]

表21-67 メソッドのプロパティページの設定項目

項目 必須/任意 説明 対応するタグ
説明 × 説明を指定します。 <description>
説明
</description>
インタフェース種別 × インタフェース種別を指定します。
選択できる値を次に示します。

Session BeanまたはEntity Beanの場合
  • (空白)
  • Home
  • Remote
  • LocalHome
  • Local

Message-driven Beanの場合
  • (空白)
  • Bean
<method-intf>
インタフェース種別
</method-intf>
メソッド名 メソッド名を指定します。すべてのメソッドを指定する場合は,「*」を選択してください。
メソッド名に,「*」を指定した場合,[メソッド・パラメーター]の指定は無効になります。
<method-name>
メソッド名
</method-name>

(凡例) ○:必須 ×:任意


(19) メソッドパラメタの一覧ページ

メソッドパラメタの一覧ページを次に示します。

図21-88 メソッドパラメタの一覧ページ

[図データ]

表21-68 メソッドパラメタの一覧ページの表示項目

項目 説明 対応するタグ
メソッド・パラメーターのデータ型 パラメタのデータ型が表示されます。 <method-param>
パラメタのデータ型
</method-param>

(20) パラメタのデータ型プロパティページ

パラメタのデータ型プロパティページを次に示します。

図21-89 パラメタのデータ型プロパティページ

[図データ]

表21-69 パラメタのデータ型プロパティページの設定項目

項目 必須/任意 説明 対応するタグ
メソッド・パラメーターのデータ型 パラメタのデータ型タイプを完全修飾クラス名で指定します。
配列の場合は,名称の後ろに[]を指定します。多次元配列は[]を続けて指定します。
例:short[][]
<method-param>
パラメタのデータ型
</method-param>

(凡例) ○:必須


(21) ランタイムのプロパティページ

ランタイムのプロパティページを次に示します。

図21-90 ランタイムのプロパティページ

[図データ]

表21-70 ランタイムのプロパティページの設定項目

項目 必須/任意 説明 対応するタグ
ルックアップ名 クライアントからEJBをルックアップする場合に使う名前を指定します。
最大255文字で指定してください。
指定できる文字は,英数字(0〜9,A〜Z,a〜z),アンダースコア(_),およびピリオド(.)です。
名前の先頭や末尾にピリオドは指定できません。
<lookup-name>
ルックアップ名
</lookup-name>
別名 × 別名を指定します。
最大255文字で指定してください。
指定できる文字は,英数字(0〜9,A〜Z,a〜z),アンダースコア(_),ピリオド(.),ハイフン(-),および区切り文字としてスラッシュ(/)です。
サーバで,usrconf.propertiesファイルのejbserver.cui.optionalname.enabledキーがtrueに設定されていない場合,指定値は無効となります。
また,次の文字列は使用できません。
  • 「/」だけ,または「/」が連続している文字列
  • 先頭または末尾に「.」および「/」が指定されている文字列
  • 「/」の前や後に「.」が指定されている文字
  • 「HITACHI_EJB」で始まる文字列
<optional-name>
別名
</optional-name>
ローカル・インターフェースの別名 × ローカルインタフェースの別名を指定します。
指定できる文字は,英数字(0〜9,A〜Z,a〜z),アンダースコア(_),ピリオド(.),ハイフン(-),および区切り文字としてスラッシュ(/)です。
また,次の文字列は使用できません。
  • 「/」だけ,または「/」が連続している文字列
  • 先頭または末尾に「.」および「/」が指定されている文字列
  • 「/」の前や後に「.」が指定されている文字
  • 「HITACHI_EJB」で始まる文字列
<local-optional-name>
ローカルインタフェースの別名
</local-optional-name>
セッションの最大数 ※1 セッションの最大数を,「0(無制限)」または「1」から「2147483647」の整数で指定します。
ただし,Stateless Session Beanの場合は指定できません。
<maximum-sessions>
セッションの最大数
</maximum-sessions>
スケジューリングの対象にする × Beanをスケジューリングの対象にするかどうかを指定します。CTMを使用している場合にだけ指定できます。※2
指定できる値を次に示します。
  • (空白)
  • true
  • false
<enable-scheduling>
スケジューリングの対象にする
</enable-scheduling>
参照渡しの設定 × Bean単位でのデータの参照渡しを行うかどうかを指定します。
指定できる値を次に示します。
  • (空白)
  • true
  • false
<pass-by-reference>
参照渡しの設定
</pass-by-reference>

(凡例) ○:必須 ×:任意

注※1 Stateless Session Beanの場合は表示されるだけで,編集はできません。

注※2 CTMは,構成ソフトウェアにCosminexus Component Transaction Monitorを含む製品だけで利用できます。利用できる製品については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ 概説」の「2.3.1 製品と構成ソフトウェアの対応」を参照してください。


(22) Stateless Session Beanのプロパティページ

Stateless Session Beanのプロパティページを次に示します。

図21-91 Stateless Session Beanのプロパティページ

[図データ]

表21-71 Stateless Session Beanのプロパティページの設定項目

項目 必須/任意 説明 対応するタグ
プール内のインスタンスの最小数 プール内のインスタンスの最小数を,「0(無制限)」または「1」以上の整数で指定します。
ただし,[プール内のインスタンスの最小数]は[プール内のインスタンスの最大数]に指定した値以下の値を設定してください。
<minimum>
プール内のインスタンスの最小数
</minimum>
プール内のインスタンスの最大数 プール内のインスタンスの最大数を,「0(無制限)」または「1」以上の整数で指定します。
ただし,[プール内のインスタンスの最大数]は[プール内のインスタンスの最小数]に指定した値以上の値を設定してください。
<maximum>
プール内のインスタンスの最大数
</maximum>

(凡例) ○:必須


(23) Stateful Session Beanのプロパティページ

Stateful Session Beanのプロパティページを次に示します。

図21-92 Stateful Session Beanのプロパティページ

[図データ]

表21-72 Stateful Session Beanのプロパティページの設定項目

項目 必須/任意 説明 対応するタグ
アクティブ・セッションの最大数 アクティブセッションの最大数を,「0(無制限)」または「1」以上の整数で指定します。
ただし,[アクティブ・セッションの最大数]は[セッションの最大数]に指定した値以下の値を設定してください。
<maximum-active-sessions>
アクティブセッションの最大数
</maximum-active-sessions>
再びアクティブ化するまでに非アクティブ状態に保持しておく時間 再びアクティブ化するまでに非アクティブ状態に保持しておく時間を,「1(分)」から「2147483647(分)」の整数で指定します。
無制限の時間を設定する場合は,「0」を指定します。
ここで指定した時間が経過するまでにpassive状態のStateful Session Beanが活性化されない場合,このBeanは削除されます。
<inactivity-timeout>
再びアクティブ化するまでに非アクティブ状態に保持しておく時間
</inactivity-timeout>
セッションが削除されるまでに非アクティブ状態に保持しておく時間 セッションが削除されるまでに非アクティブ状態に保持しておく時間を,「1(分)」から「2147483647(分)」の整数で指定します。
無制限の時間を設定する場合は,「0」を指定します。
ここで指定された時間の間,method-ready状態のStateful Session Beanが一度も使用されない場合,このBeanは削除されます。
<removal-timeout>
セッションが削除されるまでに非アクティブ状態に保持しておく時間
</removal-timeout>

(凡例) ○:必須


(24) CTM連携のプロパティページ

CTM連携のプロパティページを次に示します。このページは,CTMを使用していない場合には不活性になります。CTMは,構成ソフトウェアにCosminexus Component Transaction Monitorを含む製品だけで利用できます。利用できる製品については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ 概説」の「2.3.1 製品と構成ソフトウェアの対応」を参照してください。

図21-93 CTM連携のプロパティページ

[図データ]

表21-73 CTM連携のプロパティページの設定項目

項目 必須/任意 説明 対応するタグ
キュー名 CTM連携を行うキュー名称を指定します。
CTM連携の追加で,CTM連携のプロパティページが表示された場合,初期値としてSession Beanの表示名(<display-name>タグの値)が設定されています。
<queue-name>
キュー名
</queue-name>
スレッド数 CTMがアプリケーションを呼び出すために用意するスレッド数を,「1」から「127」の範囲で指定します。 <parallel-count>
スレッド数
</parallel-count>

(凡例) ○:必須