Cosminexus アプリケーションサーバ V8 アプリケーション開発ガイド

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14.1.2 J2EEアプリケーション開発の流れ(Eclipseを使用しない場合)

Eclipseを使用しない場合のJ2EEアプリケーション開発の流れは,J2EEアプリケーションの形式によって異なります。J2EEアプリケーションの形式ごとに開発の流れを説明します。

なお,J2EEアプリケーションからほかのJ2EEアプリケーションに含まれるEnterprise Beanや,ほかのJ2EEサーバ上で動作するEnterprise Beanを呼び出す場合には,「14.6 RMI-IIOPスタブの用意」も参照してください。

<この項の構成>
(1) 展開ディレクトリ形式のJ2EEアプリケーション開発の流れ
(2) アーカイブ形式のJ2EEアプリケーション開発の流れ

(1) 展開ディレクトリ形式のJ2EEアプリケーション開発の流れ

展開ディレクトリ形式の場合のJ2EEアプリケーション開発の流れを次の図に示します。

図14-1 展開ディレクトリ形式のJ2EEアプリケーション開発の流れ(Eclipseを使用しない場合)

[図データ]

  1. アプリケーションディレクトリの作成
    展開ディレクトリ形式のJ2EEアプリケーションを開発する場合,決められたディレクトリ構成を準備する必要があります。展開ディレクトリ形式のアプリケーションディレクトリを作成します。詳細は,「14.2 アプリケーションディレクトリの作成(展開ディレクトリ)」を参照してください。
  2. プログラムの作成
    任意のエディタを使用して,プログラムを作成します。
  3. プログラムのコンパイル
    javacコマンドを使用して,プログラムをコンパイルします。詳細は,「14.3 Javaプログラムのコンパイル(javacコマンド)」を参照してください。
  4. 実行環境への配布
    作成したプログラムを実行環境へ配布します。詳細は,「14.5 実行環境への配布」を参照してください。

(2) アーカイブ形式のJ2EEアプリケーション開発の流れ

アーカイブ形式の場合のJ2EEアプリケーション開発の流れを次の図に示します。

図14-2 アーカイブ形式のJ2EEアプリケーション開発の流れ(Eclipseを使用しない場合)

[図データ]

  1. プログラムの作成
    任意のエディタを使用して,プログラムを作成します。
  2. プログラムのコンパイル
    javacコマンドを使用して,プログラムをコンパイルします。詳細は,「14.3 Javaプログラムのコンパイル(javacコマンド)」を参照してください。
  3. アーカイブの作成
    jarコマンドを使用して,WARファイル,EJB-JARファイル,EARファイルを作成します。詳細は,「14.4 アーカイブ形式のJ2EEアプリケーションの作成」を参照してください。
  4. 実行環境への配布
    作成したプログラムを実行環境へ配布します。詳細は,「14.5 実行環境への配布」を参照してください。