Cosminexus ビジネスプロセス管理/エンタープライズサービスバス V8 サービスプラットフォーム 開発ガイド

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付録G.6 カスタム受付のチューニング

ここでは,カスタム受付の同時実行数,およびトランザクションタイムアウトの設定方法について説明します。

<この項の構成>
(1) 同時実行数の設定方法(カスタム受付)
(2) トランザクションタイムアウト時間の設定方法(カスタム受付)

(1) 同時実行数の設定方法(カスタム受付)

同時実行数の設定方法を次に示します。

(a) 受付処理の場合

受付処理の同時実行数は,受付処理の処理内容に合わせて,カスタム受付の開発時および運用時に設定できます。

Cosminexusアプリケーション属性ファイル(cosminexus.xml)の詳細は,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)」の「2. Cosminexusアプリケーション属性ファイル(cosminexus.xml)」を参照してください。アプリケーション統合属性ファイルの詳細は,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)」の「3.1 アプリケーション統合属性ファイル」を参照してください。

(b) カスタム受付フレームワークの場合

カスタム受付フレームワークの同時実行数は,カスタム受付の開発時には設定できません。カスタム受付の運用時に設定できます。

アプリケーション統合属性ファイルの要素に値を設定します。

設定する要素については,次に示すXPath式を参照してください。

(2) トランザクションタイムアウト時間の設定方法(カスタム受付)

トランザクションタイムアウト時間の設定方法を次に示します。

(a) 受付処理の場合

受付処理のトランザクションタイムアウトは,受付処理の実装形式に合わせて,カスタム受付の開発時および運用時に設定できます。

Cosminexusアプリケーション属性ファイル(cosminexus.xml)の詳細は,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)」の「2. Cosminexusアプリケーション属性ファイル(cosminexus.xml)」を参照してください。アプリケーション統合属性ファイルの詳細は,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)」の「3.1 アプリケーション統合属性ファイル」を参照してください。

(b) カスタム受付フレームワークの場合

カスタム受付フレームワークのトランザクションタイムアウト時間は,カスタム受付の開発時には設定できません。カスタム受付の運用時に設定できます。

アプリケーション統合属性ファイルの要素に値を設定します。

設定する要素については,次に示すXPath式を参照してください。