Cosminexus ビジネスプロセス管理/エンタープライズサービスバス V8 サービスプラットフォーム 開発ガイド

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19.4.2 ファイル操作アダプタの応答電文フォーマット

ファイル操作アダプタの応答電文フォーマットを,オペレーションごとに説明します。

<この項の構成>
(1) ファイル変換オペレーション
(2) ファイル複製オペレーション
(3) ファイル・フォルダ削除オペレーション
(4) ファイル操作アダプタが応答電文の生成に失敗した場合

(1) ファイル変換オペレーション

ファイル操作アダプタが呼び出し元のビジネスプロセスへ返す応答電文のフォーマットを次に示します。名前空間名は「http://www.hitachi.co.jp/soft/xml/cosminexus/csc/adapter/fileoperation/transform_response」です。

表19-16 応答電文フォーマット(ファイル変換オペレーション)

タグ名 出現回数 説明
<response> 1回
 
 
 
<output-folder-name> 1回 変換後のファイルを出力するフォルダが設定されます。
  • 作業フォルダが設定されている場合
    タグの属性にcommon="false"が,値に空文字が設定されます。
  • 共通フォルダが設定されている場合
    タグの属性にcommon="true"が,値に共通フォルダ定義名が設定されます。
<output-file-name> 1回 変換後のファイルのファイル名が設定されます。
<output-file-size> 1回 変換後のファイルのサイズ(バイト)が設定されます。

(凡例)
−:該当する項目はありません。

注※
規定の出現回数を超える場合の動作は保証しません。

(2) ファイル複製オペレーション

ファイル操作アダプタが呼び出し元のビジネスプロセスへ返す応答電文のフォーマットを次に示します。名前空間名は「http://www.hitachi.co.jp/soft/xml/cosminexus/csc/adapter/fileoperation/copy_response」です。

表19-17 応答電文フォーマット(ファイル複製オペレーション)

タグ名 出現回数 説明
<response> 1回
 
 
<output-folder-name> 1回 複製後のファイルを出力するフォルダが設定されます。
  • 作業フォルダが設定されている場合
    タグの属性にcommon="false"が,値に空文字が設定されます。
  • 共通フォルダが設定されている場合
    タグの属性にcommon="true"が,値に共通フォルダ定義名が設定されます。
<output-file-name> 1回 複製後のファイルのファイル名が設定されます。

(凡例)
−:該当する項目はありません。

注※
規定の出現回数を超える場合の動作は保証しません。

(3) ファイル・フォルダ削除オペレーション

ファイル操作アダプタが呼び出し元のビジネスプロセスへ返す応答電文のフォーマットを次に示します。名前空間名は「http://www.hitachi.co.jp/soft/xml/cosminexus/csc/adapter/fileoperation/delete_response」です。

表19-18 応答電文フォーマット(ファイル・フォルダ削除オペレーション)

タグ名 出現回数 説明
<response> 1回
 
 
<output-folder-name> 1回 削除されたファイルが格納されているフォルダ名が設定されます。
  • 作業フォルダが設定されている場合
    タグの属性にcommon="false"が,値に空文字が設定されます。
  • 共通フォルダが設定されている場合
    タグの属性にcommon="true"が,値に共通フォルダ定義名が設定されます。
<output-file-name> 1回 削除されたファイルのファイル名が設定されます。
作業フォルダを削除した場合は空文字です。

(凡例)
−:該当する項目はありません。

注※
規定の出現回数を超える場合の動作は保証しません。

(4) ファイル操作アダプタが応答電文の生成に失敗した場合

エラーメッセージ(KDEC80003-E)を出力して処理を終了します。