Cosminexus ビジネスプロセス管理/エンタープライズサービスバス V8 サービスプラットフォーム 開発ガイド
データ変換定義の基となる電文フォーマット定義ファイルを作成する方法,および設定する方法について説明します。また,電文フォーマット定義ファイルおよびバイナリ電文フォーマットに関する注意事項についても説明します。
電文フォーマット定義ファイルには,変換元の電文フォーマット定義ファイルと変換先の電文フォーマット定義ファイルがあります。電文フォーマット定義ファイルの種類および作成方法については,「4. 電文フォーマットの作成」を参照してください。
データ変換の定義に利用する電文フォーマット定義ファイルは,「2.6.5 XMLスキーマの適用範囲」に示す条件に従って作成してください。
作成した電文フォーマット定義ファイルは,サービスアダプタ定義画面またはビジネスプロセス定義画面で設定します。サービスアダプタ定義画面,ビジネスプロセス定義画面での設定方法については,それぞれ「5.3 アダプタの内容の定義」,「6.3 ビジネスプロセスの内容の定義」を参照してください。
セパレータが設定されているバイナリ電文フォーマットを利用する場合,次の点に注意が必要です。
任意形式(any形式)を電文フォーマット定義ファイルに設定した場合に,カスタムアダプタやカスタム受付の一部の設定が無視されます。
無視される設定を次の表に示します。
表7-1 任意形式(any形式)で無視される設定
対象となるコンポーネント | 無視される設定 | |
---|---|---|
カスタムアダプタ | DBアダプタ | HCSCサーバランタイム定義ファイル(cscsvconfig.properties)
|
FTPアダプタ | ||
TP1アダプタ | ||
ファイル操作アダプタ | ||
カスタム受付 | TP1RPC受付 | 独自定義ファイル(cscurecptp1rpc.properties)
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