RDエリアの未使用領域を確認するには，データベースが起動状態である必要があります。

RDエリアの未使用領域を確認する方法を次に示します。

1. コマンドプロンプトを起動し，<Cosminexusインストールディレクトリ>\DB\bin\pdntcmd.batを実行します。
   組み込みデータベースを操作する環境変数が設定されます。
   
2. コマンドプロンプトでpddblsコマンドを実行し，RDエリアの状態を表示します。
   pddblsコマンドの詳細については，マニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」を参照してください。
   pddblsコマンドの実行形式を次に示します。
   

   pddbls -r ALL -a

3. コマンドの実行結果からRDエリアの未使用領域を確認します。
   実行結果の例を次に示します。
   

   

4. RDエリアの未使用領域が少ない場合は，次の方法で未使用領域の不足を解消します。
   
   • プロセスインスタンスの実行履歴を削除する
     「2.5.2　プロセスインスタンスの実行履歴を削除する」を参照してください。
     
   • 電文の実行履歴を削除する
     「2.5.3　電文の実行履歴を削除する」を参照してください。
     
   • 空きページおよび空きセグメントを解放する
     「2.5.4　空きページおよび空きセグメントを解放する」を参照してください。