Cosminexus ビジネスプロセス管理/エンタープライズサービスバス V8 サービスプラットフォーム 開発ガイド

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2.5.3 電文の実行履歴を削除する

電文の実行状況を履歴としてデータベースに記録している場合,実行履歴は日々追加されていくため,データベースの容量が圧迫されます。そのため,定期的に電文の実行履歴を削除する必要があります。なお,HCSC簡易セットアップ機能を利用する場合,電文の実行履歴は取得しない設定(HCSCサーバランタイム定義ファイルのhistoryrecordプロパティがOFF)になっています。ユーザが明示的に電文の実行履歴を取得するように設定した場合に,定期的に実行履歴を削除してください。

電文の実行履歴を削除する前提条件と確認方法について次に説明します。

<この項の構成>
(1) 前提条件
(2) 削除方法

(1) 前提条件

電文の実行履歴を削除するには,データベースが起動状態である必要があります。

(2) 削除方法

  1. 電文を送信したHCSCサーバを把握します。
    HCSC簡易セットアップ機能でセットアップした情報をカスタマイズしていない場合,HCSCサーバ名には「HCSC」が設定されています。
  2. テスト環境(運用環境)でcsmdeletehistoryコマンドを実行します。
    電文の実行履歴を削除する方法については,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「6.2.5 電文の実行履歴を削除する」を参照してください。
  3. 空きページおよび空きセグメントを解放します。
    空きページおよび空きセグメントを解放する方法については,「2.5.4 空きページおよび空きセグメントを解放する」を参照してください。