Cosminexus アプリケーションサーバ V8 リファレンス 定義編(サーバ定義)
次のようにキーを指定します。
<キー名称> = <値>
バッチサーバを実行するJavaVMの起動オプションを指定します。
バッチサーバの稼働中に,このファイルの内容を変更した場合,変更した内容は次にバッチサーバを起動したときに反映されます。
指定できるキーの概要とデフォルト値を次の表に示します。キーの詳細については,「2.3 usrconf.cfg(J2EEサーバ用オプション定義ファイル)」を参照してください。なお,参照する場合は「J2EEサーバ」および「J2EEアプリケーション」を「バッチサーバ」および「バッチアプリケーション」と読み替えてください。
表3-2 usrconf.cfgに指定できるキーとデフォルト値(バッチサーバ)
キー名称 | 概要 | デフォルト値 |
---|---|---|
add.jvm.arg | 指定されたオプションを使ってJavaVMを起動します。 add.jvm.argで指定できるJavaVMのオプションについては,「3.2(5)(a) バッチサーバのadd.jvm.argで指定できるJavaVMオプション」を参照してください。 |
デフォルト値については「3.2(5)(b) バッチサーバでのJavaVMオプションのデフォルト値」を参照してください。 |
add.class.path | コンテナ拡張ライブラリ用のJARを指定します。 | なし |
add.library.path※ | JNI用の共有ライブラリを指定します。コンテナ拡張ライブラリがJNIを利用する場合だけ指定します。 | なし |
batch.service.enabled | このキーは,手動で編集しないください。 cjsetupコマンドに-batchオプションを指定して実行した場合に,キーの値にtrueが表示されます。 |
true(-cjsetupコマンドに-batchオプションを指定して実行した場合) |
cpp.library.version | プロセス内で使用するlibstdc++ライブラリのバージョンを指定します。 |
|
ejb.public.directory | 指定されたディレクトリをバッチサーバの作業ディレクトリとしてバッチサーバを起動します。 |
|
ejb.server.corefilenum(UNIX用) | バッチサーバ再起動時に残すcoreファイルの数を指定します。 | 1 |
ejb.server.log.directory | ログファイルの出力先ディレクトリを指定します。 |
|
ejb.server.log.mode | ログファイルの出力形態を指定します。 | 7 |
ejb.server.log.stdout.filesize | cjstdout.logファイルのサイズの上限値を指定します。 | 1048576 |
ejb.server.log.stderr.filesize | cjstderr.logファイルのサイズの上限値を指定します。 | 1048576 |
jvm.type | 使用するJavaVMのタイプを指定します。 | server |
add.jvm.argで指定できるJavaVMのオプションおよびバッチサーバでのデフォルト値について説明します。
バッチサーバのadd.jvm.argで指定できるJavaVMのオプションについて説明します。JavaVMのオプションには標準で指定できるオプションと,日立固有のJavaVM拡張オプションがあります。また,JavaVMのオプションは使用するサーバによってデフォルト値が異なります。日立固有のJavaVM拡張オプションの詳細については,「19.1 日立固有のJavaVM拡張オプションの一覧」を参照してください。Java HotSpot VMのオプションの詳細については「19.5 Cosminexusで指定できるJava HotSpot VMのオプション」を参照してください。
バッチサーバのadd.jvm.argで指定できるJavaVMのオプションを次に示します。
バッチサーバでのJavaVMオプションのデフォルト値を示します。
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