3.1.3 連携する生成AIサービスの変更
連携する生成AIサービスを変更する場合に必要な作業を示します。変更内容に合わせて下記に示す作業を実施してください。変更作業では設定ファイル(ai_assistant.yml)を変更します。また,Azure OpenAI Serviceに変更する場合にはシークレットも変更する必要がある場合があります。設定ファイルの変更方法の詳細は「3.1.1 定義ファイルの変更方法」を参照してください。シークレットの変更方法は「3.1.2 シークレットの追加・変更・削除方法」を参照してください。
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連携する生成AIサービスを変更する場合
生成AIサービスを変更する場合は,生成AIサービスのベンダーに合わせて設定ファイル(ai_assistant.yml)の以下の項目を変更します。
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Azure OpenAI Serviceに変更する場合:generative_ai.azure
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Amazon Bedrockに変更する場合:generative_ai.aws
また,Azure OpenAI Serviceのリソースを変更する場合には,シークレットから古いリソースのAPIキーを削除し,新しいリソースのAPIキーを追加します。操作するシークレットは「2.2.1 生成AIサービスとの連携設定」を参照してください。生成AIサービスのベンダーを変更する場合は,generative_ai.azureまたはgenerative_ai.awsを削除して,「2.2.1 生成AIサービスとの連携設定」の内容を元に再度セットアップしてください。Azure OpenAI Serviceから他ベンダーの生成AIサービスに変更する場合は,シークレット登録した生成AIサービスのAPIキーを削除してください。削除対象のシークレットについては,「2.2.1 生成AIサービスとの連携設定」を参照してください。
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生成AIサービスとの連携を一時的に停止する場合
サービス利用開始後に生成AIサービスの料金が想定を上回るなど,生成AIサービスとの連携を一時的に停止したい場合は,設定ファイル(ai_assistant.yml)の項目generative_ai.azureまたはgenerative_ai.awsをコメントアウトし,項目generative_aiに空({})を指定します。また,Azure OpenAI Serviceを使用しており,APIキーを削除したい場合はシークレット登録した生成AIサービスのAPIキーを削除してください。削除対象のシークレットについては,「2.2.1 生成AIサービスとの連携設定」を参照してください。生成AIサービスとの連携を再開する場合はgenerative_aiに指定した空({})を削除し,コメントアウトを外してください。Azure OpenAI Serviceを使用しており,APIキーを削除した場合はシークレットを再度登録してください。