3.1.4 連携する検索サービスの追加・変更・削除
連携する検索サービスを変更する場合に必要な作業を示します。変更内容に合わせて下記に示す作業を実施してください。変更作業では設定ファイル(ai_assistant.yml)を変更します。また,Azure AI Searchに変更する場合にはシークレットも変更する必要がある場合があります。複数の検索サービスを変更する場合は,その数に合わせて設定をしてください。設定ファイルの変更方法の詳細は「6.1.1 設定ファイル(ai_assistant.yml)」を参照してください。シークレットの変更方法は「3.1.2 シークレットの追加・変更・削除方法」を参照してください。
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検索サービスを使用することにした場合
新たに検索サービスを使用する場合は,検索サービスのベンダーに合わせて設定ファイル(ai_assistant.yml)の変更が必要です。設定ファイルの項目service.langchain.toolsの以下の項目のコメントアウトを解除して設定します。
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Azure AI Search: service.langchain.tools.nameがuser_contentsの設定
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Knowledge Bases for Amazon Bedrock: service.langchain.tools.nameがuser_contents_for_aws_kbの設定
項目service.langchain.prompts.toolsにはservice.langchain.tools.nameの値を指定してください。また,Azure AI Searchを使用する場合は,シークレットに検索サービスのAPIキーを登録する必要があります。登録対象のシークレットについては,「2.2.2(1) 検索サービスを利用する場合」を参照してください。
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検索サービスを変更する場合
検索サービスを変更する場合は,設定ファイル(ai_assistant.yml)の変更が必要です。検索サービスのベンダーに合わせて設定ファイルの以下の項目を変更してください。
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Azure AI Search:service.langchain.tools.azure_ai_search
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Knowledge Bases for Amazon Bedrock:service.langchain.tools.aws_knowledge_bases
また,Azure AI Searchのリソースを変更する場合には,シークレットから古いリソースのAPIキーを削除し,新しいリソースのAPIキーを追加してください。操作対象のシークレットについては,「2.2.2(1) 検索サービスを利用する場合」を参照してください。検索サービスのベンダーを変更する場合は,設定ファイルの項目service.langchain.toolsのコメントアウトを解除して,「3.1.4 連携する検索サービスの追加・変更・削除」の「検索サービスを使用することにした場合」の内容を元に設定をしてください。Azure AI Searchから他ベンダーの検索サービスに変更する場合は,シークレット登録した検索サービスのAPIキーを削除してください。削除対象のシークレットについては,「2.2.2(1) 検索サービスを利用する場合」を参照してください。
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検索サービスの使用をやめる場合
検索サービスの使用をやめる場合は,設定ファイル(ai_assistant.yml)の変更が必要です。設定ファイルの項目service.langchain.toolsから使用をやめる検索サービスに関する設定項目service.langchain.tools.nameと項目service.langchain.toolsの使用をやめる検索サービスに関する設定項目をコメントアウトしてください。1つも検索サービスを使用しない場合は,項目service.langchain.prompts.toolsには空文字を指定してください。また,Azure AI Searchの使用をやめる場合は,シークレット登録した検索サービスのAPIキーを削除してください。削除対象のシークレットについては,「2.2.2(1) 検索サービスを利用する場合」を参照してください。