7.2.3 監視二重化構成でのJP1ユーザー認証
システム管理の監視二重化構成をご契約いただいた場合,認証連携オプションは提供されません。そのため,JP1ユーザー認証圏の統合は行わず,各マネージャーにおいて独立した認証方式を採用しています。
この構成では,ジョブ管理およびシステム管理の各マネージャーに対して,それぞれ個別にJP1ユーザーを作成していただく必要があります。システム管理のJP1ユーザーの作成方法は,「2.2.3 JP1ユーザー作成」を参照してください。ジョブ管理のJP1ユーザーの作成方法は,「JP1 Cloud Service ジョブ管理 利用ガイド」における「1.3.3 ポータルのユーザーの作成」を参照してください。
また,認証を独立方式とした場合,システム管理マネージャーからジョブ管理マネージャーへの連携機能において,以下のような動作が発生します。
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システム管理マネージャーからジョブ管理マネージャーのJP1/AJS3 - Web ConsoleやJP1/AJS3 - Viewをモニター起動する際には,JP1ユーザー名およびパスワードの再認証が必要となります。
各機能における制限事項は以下の通りです。機能の概要については,「1.4 ジョブ管理との連携」を参照してください。
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機能名 |
制限事項 |
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プラグイン連携 |
JP1ユーザー名およびパスワードの再認証が発生します。 |
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モニター連携 |
モニター表示時にログイン画面が表示されます。 |
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イベントガイド機能 |
JP1ユーザー名およびパスワードの再認証が発生します。 |
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統合機能メニュー連携 |
ログイン画面が表示されます。 |