付録A.1　設定パラメータシート

JP1の設定パラメータシートには次のような特長があります。

設定パラメータシートの作成工数の軽減

品質が保証されたJP1の設定パラメータシートをお客様が利用することで，パラメータシートを作成する工数を抑えられます。
設定パラメータの変更内容の管理

設定パラメータシートの「変更履歴」でパラメータの追加・削除，値の変更などを管理しています。

システム更改時には「変更履歴」を基にパラメータを見直したりドキュメントを作成したりすることで，作業工数を削減できます。
設定パラメータの絞り込み（一部の製品のみ）

一部の製品の設定パラメータシートには，項目を絞り込むための「Function select」シートがあり，利用したい項目を選択すると必要な設定パラメータが選択表示されます。必要な項目を絞り込むことによって，構築にかかる工数を削減できます。
パラメータ設定の自動化，収集および差分比較（一部の製品のみ）

「JP1パラメータユーティリティ」を利用することで，製品がインストール済みの環境に設定パラメータシートの情報を適用したり，設定済みのパラメータ情報をExcel形式のファイルに収集したりできます。

また，設定値との差分の有無も確認できます。

設定パラメータシートをダウンロードのうえ，パラメータシート（定数設計書）作成時の補助資料としてご活用ください。

〈この項の構成〉

(1)　JP1/Base設定パラメータシート

JP1/Baseの「設定パラメータシート」と，JP1パラメータ設定ツールを実行するために必要な「JP1パラメータ設定ツールプラグイン」について説明します。

JP1/Baseの設定パラメータシートには，標準版と拡張版があります。用途に応じてご使用ください。

利用用途による設定パラメータシートの選び方について説明します。

設定パラメータシートで定義の設定を行い，手動で定義ファイルを作成する場合，標準版をご使用ください。

設定パラメータシートで定義の設定を行い，JP1パラメータ設定ツールで一括定義を行う場合，各定義ファイルの繰り返し（複数）定義できる数に上限があります。以下の上限数の違いから選択してください。

各定義ファイル	繰り返し定義の上限数
転送設定ファイルログファイルトラップ動作定義ファイルイベントログトラップ動作定義ファイル	100回分	100回分
上記以外の定義ファイル	10回分	100回分

各定義ファイル

繰り返し定義の上限数

標準版

拡張版

転送設定ファイル

ログファイルトラップ動作定義ファイル

イベントログトラップ動作定義ファイル

100回分

上記以外の定義ファイル

10回分

100回分

拡張版を選択した場合の注意事項

繰り返し定義の上限数が多い分だけ設定する行が増えるのでファイルサイズが大きくなります。そのため，Excelファイルを開く時間が標準版よりも5倍程度遅くなることをご承知ください。

使用上の注意事項

設定パラメータシート及びJP1パラメータ設定ツールを使用する場合は，必ず設定パラメータシートのJSSMT Usageシートにあります注意事項をご確認の上，ご使用ください。
設定パラメータシート及びJP1パラメータ収集ツールを使用する場合は，必ず設定パラメータシートのJPACT Usageシートにあります注意事項をご確認の上，ご使用ください。
資料を加工してご使用いただいてもかまいませんが，成果物は利用者の責任の下でご使用ください。
利用者が加工された成果物に対して，日立製作所サービスプラットフォーム事業本部では責任を負いかねます。
実際のシステム構築時には，必ず製品のマニュアルやリリースノートなど，最新の製品資料も併せてご確認ください。
資料は，予告無く変更される場合があります。
絞り込みシートを正常に動作させるために「シートの保護」が設定されている場合がありますが，必要に応じてシートの保護を解除してください（パスワードは設定されていません）。ただし，シートの保護を解除した場合，絞り込み機能の動作は保証できかねますので，ご了承ください。

JP1/AJS3の「設定パラメータシート」について説明します。

使用上の注意事項

資料を加工してご使用いただいてもかまいませんが，成果物は利用者の責任の下でご使用ください。
利用者が加工された成果物に対して，日立製作所サービスプラットフォーム事業本部では責任を負いかねます。
実際のシステム構築時には，必ず製品のマニュアルやリリースノートなど，最新の製品資料も併せてご確認ください。
資料は，予告無く変更される場合があります。
絞り込みシートを正常に動作させるために「シートの保護」が設定されている場合がありますが，必要に応じてシートの保護を解除してください（パスワードは設定されていません）。ただし，シートの保護を解除した場合，絞り込み機能の動作は保証できかねますので，ご了承ください。

JP1/IM2の「設定パラメータシート」について説明します。

使用上の注意事項

資料を加工してご使用いただいてもかまいませんが，成果物は利用者の責任の下でご使用ください。
利用者が加工された成果物に対して，日立製作所サービスプラットフォーム事業本部では責任を負いかねます。
実際のシステム構築時には，必ず製品のマニュアルやリリースノートなど，最新の製品資料も併せてご確認ください。
資料は，予告無く変更される場合があります。
絞り込みシートを正常に動作させるために「シートの保護」が設定されている場合がありますが，必要に応じてシートの保護を解除してください（パスワードは設定されていません）。ただし，シートの保護を解除した場合，絞り込み機能の動作は保証できかねますので，ご了承ください。