Hitachi

JP1 Cloud Service ジョブ管理・システム管理 導入ガイド


1.2.5 接続の手順(OCIの場合)

お客様にリソースを作成いただく前に,JP1 Cloud Service側にて以下の作業を実施いたします。

上記の作業が完了しましたら,OCI環境でのVPN接続設定に必要なパラメータをお客様へ提供いたします。

提供された接続用パラメータをもとに,お客様のOracle Cloudアカウントにて以下のリソース作成をお願いいたします。

作成手順の詳細については,Oracle Cloudの公式ドキュメントをご参照ください。

上記のリソース作成が完了しましたら,JP1 Cloud Service側へ以下の情報提供をお願いいたします。

お客様から提供されたOCI BGP ASNおよびOracle VPN IPアドレスをもとに,JP1 Cloud Service側にてカスタマーゲートウェイを再作成,VPN接続の設定を実施いたします。

設定完了後,VPN接続がご利用可能になります。

はじめに作成した一時カスタマーゲートウェイは削除いたします。

〈この項の構成〉

(1) CPEオブジェクトの作成

JP1 Cloud Service側のVPN機器情報をもとに,CPEオブジェクトを作成します。IPアドレス(JP1 Cloud Service側のVPN機器のIPアドレス)などの必要情報を登録します。

(2) IPSec接続の作成

既存または新規のDRGに対してIPSec接続を作成します。対向側のIPアドレスや事前共有キーなどの基本情報を入力し,ルーティング方式(静的または動的)を選択します。

動的ルーティングを使用する場合は,IPSec接続作成時のルーティング・タイプでBGPを選択します。設定後,接続が確立されることを確認します。接続が確立しない場合は,IPアドレスやASN,ファイアウォール設定などを確認してください。

(3) DNSの設定

(a) ジョブ実行エージェントからマネージャー環境への名前解決

ジョブ管理・システム管理のマネージャー環境の名前解決のために,お客様の環境でパブリックのDNSを参照してください。

(b) マネージャー環境からジョブ実行エージェントへの名前解決

マネージャー環境からジョブ実行エージェントへの名前解決を行う方法として,以下の2種類の方式を利用できます。

  • サービスポータルでお客様側環境のホスト情報を登録する方式※1

  • お客様側のパブリックDNSを参照する方式※2

お客様側のパブリックDNS参照に関する注意事項は以下のとおりです。

注意事項
  • サービスポータルと同じレコードをDNSに登録すると,名前解決時にサービスポータルのホスト情報が優先されます。

  • クラスタ構成時は,DNSレコードのTTL(Time To Live)を60秒程度の短い値に設定することが推奨されます。

  • ディザスタリカバリオプションを契約しており,現用環境と災対環境を切り替え・切り戻しした場合,お客様側でDNSレコードの設定の変更をお願いします。

注※1

登録方法については,マニュアル「JP1 Cloud Service ジョブ管理・システム管理 サービスポータル 利用ガイド」における「7.2.2 新規登録」を参照してください。

注※2

この方式を利用するには,お客様側のパブリックDNSドメイン名をヒアリングシートにご記入ください。現用環境と災対環境などで使い分けしたい場合は,複数のドメイン名を登録してください。

(4) マネージャー環境で使用するIPアドレスの通信許可

お客様の環境で,ジョブ管理・システム管理で使用するIPアドレスの通信を許可してください。

マネージャー環境で使用するIPアドレスは,サービス利用ガイドの手順に従い,「ご利用環境情報(ジョブ管理・システム管理)」を入手して確認してください。

(5) マネージャー環境で使用するポートの通信許可

お客様の環境で,ジョブ管理・システム管理で使用するポートの通信を許可してください。

通信許可が必要なポート番号については,マニュアル「JP1 Cloud Service ジョブ管理 利用ガイド」および「JP1 Cloud Service システム管理 利用ガイド」を参照してください。



目次