3.19.2 Storage Device Listを使用したSVPソフトウェアの更新
背景
- メモ
-
VSP E590およびVSP E790の場合、弊社のソリューションサービスを発注願います。弊社営業にお問い合わせください。
SVPに登録されているストレージシステムのSVPソフトウェアを更新する場合、Storage Device Listから起動できます。
SVPソフトウェアの更新は、新しいプログラムが入っているSVPファームウェアメディアを使用します。SVPソフトウェアの更新は、ストレージシステムのサービスを停止してから行います。
なお、ストレージ管理ソフトウェア、およびファームウェアの更新はStorage Device Listから起動できません。Storage Device ListによるSVPソフトウェアの更新の起動は、SVPソフトウェアのバージョンと、ストレージ管理ソフトウェア、およびファームウェアのバージョンの対応を維持させるため、SVPファームウェアメディアに印刷されているファームウェアバージョン(XX-nn-mm)と、更新の対象となるストレージシステムのSVPソフトウェアのバージョン(XX-nn-mm)のXX-nnが同じ場合のみ適用してください。
- メモ
-
-
ストレージ管理ソフトウェアの更新が完了していない状態で、この手順を使用してストレージシステムを登録すると、ストレージシステムが正常に動作しない場合があります。
-
この手順実施前に必ず「3.19.1 ストレージ管理ソフトウェア、SVPソフトウェア、ファームウェアの更新」の手順でストレージ管理ソフトウェアの更新を実行してください。
-
- ヒント
-
管理クライアントからSVPにリモートデスクトップ接続して、リモートでSVPソフトウェアの更新を行うこともできます。SVPにDVDドライブが搭載されていない場合は、リモートデスクトップ接続して管理クライアントのDVDドライブを使用します。リモートデスクトップ接続を行う場合は、「付録L 管理クライアントからSVPへの接続方法」を参照してください。
- 注意
-
SVPソフトウェアのダウングレードに関する注意事項を示します。
Adobe AIRで動作するStorage Navigatorを使用している場合に、SVPソフトウェアをAdobe AIRをサポートしていないバージョンにダウングレードする場合には、Webブラウザ上で動作するStorage Navigatorの使用が許可されている状態にしてから、ダウングレードしてください。
Webブラウザ上で動作するStorage Navigatorの使用が禁止されている状態でダウングレードすると、Storage Navigatorを使用できなくなります。Webブラウザ上で動作するStorage Navigatorの使用の禁止/許可については、Storage Navigatorユーザガイドを参照してください。
Adobe AIRをサポートしていないSVPソフトウェアバージョン:
-
93-の場合 : 93-01-xx-xx/xx
-
88-の場合 : 88-05-xx-xx/xx以下
-
前提条件
-
Windowsのイベントビューアーが起動していないこと。
操作手順
-
Hi-Trackサービスがインストールされている場合は、「(2) Hi-Trackサービスの停止方法」を参照して、Hi-Trackサービスを停止してください。
-
本製品に同梱されたSVPファームウェアメディアを、SVPのDVDドライブに挿入します。
- メモ
-
SVPファームウェアメディアを使用後、DVDドライブからメディアを取り出して保管してください。
-
Windowsの[スタート]メニューから、[Hitachi Device Manager-Storage Navigator]-[Storage Device List]を右クリックし、[管理者として実行]をクリックします。
[Storage Device List]画面が表示されます。
現在のソフトウェアバージョンを確認します。
- ヒント
-
SVPデスクトップ上の[Open StorageDeviceList]アイコンを右クリックして、[管理者として実行]を選択することでもStorage Device Listを起動できます。
-
ストレージシステムのサービスを停止します(参照:「3.20.23 ストレージシステム単位のサービスを停止」)。
-
[Edit]をクリックします。
[Edit System]画面が表示されます。
-
[Software]をチェックし、ソフトウェアのロケーション指定します。
[Software Selection]で[Browse]をクリックします。
インストール作業用フォルダの“Software\productname.inf”を指定します。
- メモ
-
[System Selection]の[Manual]を選択して設定しないでください。
-
[Apply]をクリックします。
-
手順1でHi-Trackサービスを停止した場合は、「(1) Hi-Trackサービスの起動方法」を参照して、Hi-Trackサービスを起動してください。