3.1.3 Storage Navigatorの構成要素
管理クライアントは、LAN環境を経由してSVPおよびストレージシステムに接続します。
Storage Navigatorを使用するためのシステムの要件は次のとおりです。
-
SVP
ストレージシステム管理ソフトウェアのStorage Navigatorがインストールされているコンピュータです。LAN環境とSVP、およびSVPとストレージシステムはLANで接続されます。
Storage Navigatorは、次の機能が実行できます。
-
ストレージシステム内にLDEVを作成し、ホストが使用できるよう準備する。
-
ボリューム間のコピーを実行する(ローカルコピー、リモートコピー)。
-
ストレージシステムの構成情報を参照する。
-
ストレージシステムの性能をモニタリング・チューニングする。
-
ストレージシステムに対して実行された操作やコマンドのログを取得する。
-
仮想ストレージシステムの情報を参照する
-
-
ストレージシステムストレージシステム
Maintenance Utilityがインストールされています。Maintenance Utilityは、障害の監視、部品の交換、ファームウェアのアップグレードなどができます。Maintenance Utilityは、Storage NavigatorまたはHitachi Command Suiteから起動できます。
-
管理クライアント(クライアントPC)
最大32台の管理クライアント(Storage Navigator)から1台のSVPに接続できます。
-
LANケーブルおよび接続
-
転送速度が1Gbpsの場合は、カテゴリ5eまたはカテゴリ6aのLANケーブル
-
LANのケーブルの全長は、100メートルを超えることはできません。
-
-
プログラムプロダクトのライセンスキー
次の図に管理クライアントとSVPの構成の一例を示します。