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 システム管理者 クイックリファレンス


3.22.29 バックグラウンドサービスログを使用したトラブルシューティング

バックグラウンドサービスログは、SVPで動作しているバックグラウンドサービスのログです。

操作画面で表示されるメッセージのみでは対処方法が特定できない場合に、バックグラウンドサービスログを参照してください。SVPが正常に起動したかどうかも、バックグラウンドサービスログから確認できます。

ログファイルは、次の名前で格納されます。

ログファイル種類

ログファイル名

Storage Device Listログ

system_<通番>.log

Storage Navigatorログ

system_<装置製番>_<通番>.log

バックグラウンドサービスログは次のディレクトリに格納されます。

<installDir>\wk\supervisor\system\log
ヒント
  • <installDir>: ストレージ管理ソフトウェア、およびSVPソフトウェアのインストールディレクトリを示します。(例 C:\Mapp)

  • <通番> : ログファイルの通番が0 始まりで付与されます。

バックグラウンドサービスには次のものがあります。

表3‒22 Storage Device Listのバックグラウンドサービス一覧

Storage Device Listバックグラウンドサービス

サービス名

Storage Device Listサーバ

SDLSrv

SVP RMI-APIフォワードサーバ

RMI-API Forward Server

Webアプリケーションサーバ

Web Application Server

表3‒23 Storage Navigatorのバックグラウンドサービス一覧

Storage Navigatorバックグラウンドサービス

サービス名

Webアプリケーションサーバ

Web Application Server

Storage Navigatorサーバ

Storage Navigator

SVP RMI-APIサーバ

RMI-API Server

外部認証中継サービス

External Authenticator

SMI-Sプロバイダサービス

SMI-S

通信サービス

Communication

KMIPコミュニケータ

KMIP Communicator

ASSISTサービス

ASSIST

注※

本ストレージシステムを管理するStorage Navigatorと、VSP G100, G200, G400, G600, G800, VSP F400, F600, F800を管理するStorage Navigatorが共通のSVPで動作し、VSP G100, G200, G400, G600, G800, VSP F400, F600, F800にASSISTが設定されている場合。

ログの出力フォーマットは次のとおりです

[発生日時][障害レベル][トラブルシュートコード][サービス名][ログ内容]

項目

説明

発生日時

下記のフォーマットで日時が出力されます。

YYYY/MM/DD hh:mm:ss.SS

障害レベル

下記の障害レベルが出力されます。

  • INFO:参考情報(起動や終了イベントなど)

  • WARN:警告情報

    (設定値などが不足しており、デフォルト状態で動いている。)

  • ERROR:エラーにより起動できない状態になっている。

トラブルシュートコード

トラブルの原因ごとに割り当てられている番号です。

サービス名

サービス名が出力されます。

ログ内容

メッセージが出力されます。

各バックグラウンドサービスは次のようなログを出力します。

このログにより、各バックグラウンドサービスの初期化処理が正常に終了して起動しているのか、また、サービス動作中に何か異常が発生しているのかを確認できます。

[2018/01/01 13:00:00.000][INFO][TRSTNA000001][Web Application Server][Initializing]
[2018/01/01 13:00:15.000][INFO][TRSTNA000002][Web Application Server][Ready]
[2018/01/01 13:00:30.000][INFO][TRSTNA001001][Storage Navigator][Initializing]
[2018/01/01 13:01:00.000][INFO][TRSTNA001002][Storage Navigator][Ready]
〈この項の構成〉

(1) Storage Device Listサーバ

  • 正常時ログ出力例

    [2018/03/18 15:40:50.372][INFO ][TRSDLS000001][SDLSrv][Initializing]
    ・・・
    [2018/03/18 15:41:28.009][INFO ][TRSDLS000002][SDLSrv][Ready]
  • 異常時ログ出力例

    [2018/03/19 17:12:14.551][INFO ][TRSDLS000006][SDLSrv][Stopping]
    [2018/03/19 17:12:14.934][ERROR][TRSDLS000011][SDLSrv][Stopping : System is locked (SN:400001).]
    [2018/03/19 17:12:15.216][ERROR][TRSDLS000008][SDLSrv][Ready : Failed to stop.]

トラブルシュートコードと対処方法は次のとおりです。

トラブルシュートコード

障害レベル

対処方法

TRSDLS000001

INFO

Storage Device Listサーバの初期化処理が開始されました。

TRSDLS000002が出力され、初期化処理が正常に完了していることを確認してください。

TRSDLS000002

INFO

Storage Device Listサーバの初期化処理が正常に完了しました。

TRSDLS000003

ERROR

Storage Device Listサーバの初期化処理がエラー終了しました。このログの前後に出力されているトラブルシュートコードを参照して、対応する対処方法を実施してください。

これ以外のエラーログが出力されていない場合、SVPを再起動してください。SVPの再起動後も現象が変わらない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。

TRSDLS000004

ERROR

ログに表示されたポート番号が使用できません。

3.18.12 ポート番号を使用しているアプリケーションを確認する」を参照し、ログに出力されているポート番号が他のアプリケーションで使用されていないか確認してください。

該当するアプリケーションのポート番号を変更できる場合は変更し、SVPを再起動してください。

変更できない場合は、「3.18.15 SVPで使用するポート番号を変更する」を参照して、“DKCManPrivate”のポート番号を変更してください。

TRSDLS000005

ERROR

Storage Device Listサーバの初期化処理がタイムアウトしました。

次の手順を実行してStorage Device Listサーバを起動してください。

繰り返し操作しても結果が変わらない場合は、SVPを再起動してください。SVPの再起動後も現象が変わらない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。

  1. Windowsのスタートメニューより、[コントロールパネル]-[システムとセキュリティ]-[管理ツール]-[サービス]を選択します。

  2. 一覧からDKCManを選択し、[サービスの開始]を選択します。

TRSDLS000006

INFO

Storage Device Listサーバの停止処理が開始されました。

TRSDLS000007が出力され、停止処理が正常に完了していることを確認してください。

TRSDLS000007

INFO

Storage Device Listサーバの停止処理が正常に完了しました。

TRSDLS000008

ERROR

Storage Device Listサーバの停止処理がエラー終了しました。このログの前後に出力されているトラブルシュートコードを参照して、対応する対処方法を実施してください。

これ以外のエラーログが出力されていない場合、Storage Device Listサーバを停止するには以下の手順を実行してください。

  1. Windowsのスタートメニューより、[コントロールパネル]-[システムとセキュリティ]-[管理ツール]-[サービス]を選択します。

  2. DKCManのプロパティを表示し、[全般]タブの[スタートアップの種類]を、[手動]に設定します。

  3. SVPをリブートします。

TRSDLS000009

ERROR

SVPの環境構築処理が実行中のため、Storage Device Listサーバが停止できません。しばらくしてから再操作してください。

TRSDLS000010

ERROR

ログに表示された装置製番(SN)の装置は、サービスの停止処理がサポートされていません。Storage Device Listサーバを停止するには次の手順を実行してください。

  1. Windowsのスタートメニューより、[コントロールパネル]-[システムとセキュリティ]-[管理ツール]-[サービス]を選択します。

  2. DKCManのプロパティを表示し、[全般]タブの[スタートアップの種類]を、[手動]に設定します。

  3. SVPをリブートします。

TRSDLS000011

ERROR

ログに表示された装置製番(SN)のシステムは、別のユーザがロックを取得しているためサービスが停止できません。別のユーザからのロックを解除してから、再操作してください。

TRSDLS000012

ERROR

Storage Device Listサーバの停止処理がタイムアウトしました。繰り返し発生する場合は、次の手順でStorage Device Listサーバを停止してください。

  1. Windowsのスタートメニューより、[コントロールパネル]-[システムとセキュリティ]-[管理ツール]-[サービス]を選択します。

  2. DKCManのプロパティを表示し、[全般]タブの[スタートアップの種類]を、[手動]に設定します。

  3. SVPをリブートします。

TRSDLS000013

WARN

サービスのステータス取得に失敗しました。

3分待ってもこのワーニングが消えない場合、Storage Device Listからこのストレージシステムを停止し、再度、 起動してください。それでも回復しない場合は、SVPを再起動してください。

SVPの再起動後も現象が変わらない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。

注※

Windowsのユーザーアカウント制御が起動した場合は[続行]を選択してください。

(2) SVP RMI-APIフォワードサーバ

  • 正常時ログ出力例

    [2018/03/17 15:49:09.638][INFO ][TRRMIS002001][RMI-API Forward Server][Initializing]
    [2018/03/17 15:49:16.544][INFO ][TRRMIS002002][RMI-API Forward Server][Ready]
    [2018/03/17 18:50:59.982][INFO ][TRRMIS002012][RMI-API Forward Server][Stopping]
    [2018/03/17 18:51:00.003][INFO ][TRRMIS002013][RMI-API Forward Server][Stopped]
  • 異常時ログ出力例

    [2018/03/17 15:49:09.638][INFO ][TRRMIS002001][RMI-API Forward Server][Initializing]
    [2018/03/17 15:49:10.001][ERROR][TRRMIS002005][RMI-API Forward Server][Failed : Environment is invalid.]
    [2018/03/17 15:49:10.102][INFO ][TRRMIS002004][RMI-API Forward Server][Failed]

トラブルシュートコードと対処方法は次のとおりです。

トラブルシュートコード

障害レベル

対処方法

TRRMIS002001

INFO

RMI-API Forward Serverのサービスが起動されるときに出力されます。

RMI-API Forward Serverのサービスが正常に起動されているかを確認するには本ログとTRRMIS002002が出力されていることを確認してください。

TRRMIS002002

INFO

RMI-API Forward Serverのサービスの起動が正常に完了したときに出力されます。

TRRMIS002003

WARN

RMI-API Forward Serverのサービスは起動したが、処理で警告が発生しています。

TRRMIS002001から本ログまでに出力されているトラブルシュートコードを確認し対処してください。

TRRMIS002004

ERROR

RMI-API Forward Serverのサービスの起動に失敗しています。

TRRMIS002001から本ログまでに出力されているトラブルシュートコードを確認し対処してください。

TRRMIS002005

ERROR

RMI-API Forward Serverのサービスの起動に必要な環境設定情報の取得に失敗しています。

SVPを再起動してください。SVPの再起動後も現象が変わらない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。

TRRMIS002006

ERROR

TRRMIS002007

WARN

TRRMIS002008

WARN

RMI-API Forward Serverのサービスに必要なポート番号が使用できません。

3.18.12 ポート番号を使用しているアプリケーションを確認する」を参照し、ログに出力されているポート番号が他のアプリケーションで使用されていないか確認してください。該当するアプリケーションのポート番号を変更できる場合は変更し、SVPを再起動してください。変更できない場合は、「3.18.15 SVPで使用するポート番号を変更する」を参照して、“RMIIFRegist”のポート番号を変更してください。

TRRMIS002009

WARN

RMI-API Forward Serverのサービスに必要なポート番号が使用できません。

3.18.12 ポート番号を使用しているアプリケーションを確認する」を参照し、ログに出力されているポート番号が他のアプリケーションで使用されていないか確認してください。該当するアプリケーションのポート番号を変更できる場合は変更し、SVPを再起動してください。変更できない場合は、「3.18.15 SVPで使用するポート番号を変更する」を参照して、“DKCManPrivate”のポート番号を変更してください。

TRRMIS002010

WARN

TRRMIS002008の対処方法と同様になります。

TRRMIS002008の対処方法を参照してください。

TRRMIS002011

WARN

TRRMIS002009の対処方法と同様になります。

TRRMIS002009の対処方法を参照してください。

TRRMIS002012

INFO

RMI-API Forward Serverのサービスが停止したときに出力されます。

RMI-API Forward Serverのサービスが正常に停止されているかを確認するには本ログとTRRMIS002013が出力されていることを確認してください。

TRRMIS002013

INFO

RMI-API Forward Serverのサービスの停止が正常に完了したときに出力されます。

(3) Webアプリケーションサーバ

  • 正常時ログ出力例

    [2017/12/02 16:21:47.113][INFO ][TRMAAS000001][Web Application Server][Initializing]
    [2017/12/02 16:21:48.410][INFO ][TRMAAS000002][Web Application Server][Ready]
  • 異常時ログ出力例

    [2017/12/03 09:47:22.020][INFO ][TRMAAS000001][Web Application Server][Initializing]
    [2017/12/03 09:48:25.004][ERROR][TRMAAS000004][Web Application Server][Failed : Failed to connect to the starting port of the web server.Port=8080.]
    [2017/12/03 09:48:25.174][INFO ][TRMAAS000007][Web Application Server][Stopped]

トラブルシュートコードと対処方法は次のとおりです。

トラブルシュートコード

障害レベル

対処方法

TRMAAS000001

INFO

Webアプリケーションサーバが起動されるときに出力されます。

Webアプリケーションサーバが正常に起動されているかを確認するには、本トラブルシュートコードとTRMAAS000002が出力されているかを確認してください。

TRMAAS000002

INFO

Webアプリケーションサーバの起動が完了したときに出力されます。

TRMAAS000003

WARN

Webアプリケーションサーバのサービスに必要なポート番号が使用できません。

3.18.12 ポート番号を使用しているアプリケーションを確認する」を参照し、ログに出力されているポート番号が他のアプリケーションで使用されていないか確認してください。該当するアプリケーションのポート番号を変更できる場合は変更し、SVPを再起動してください。変更できない場合は、“MAPPWebServer”、“MAPPWebServerHttps”、“RMIClassLoader”、“RMIClassLoaderHttps”の内、他のアプリケーションで使用されているポート番号を変更してください。ポート番号の変更操作については、「3.18.15 SVPで使用するポート番号を変更する」を参照してください。

TRMAAS000004

ERROR

Webアプリケーションサーバのサービスに必要なポート番号が使用できません。

3.18.12 ポート番号を使用しているアプリケーションを確認する」を参照し、ログに出力されているポート番号が他のアプリケーションで使用されていないか確認してください。該当するアプリケーションのポート番号を変更できる場合は変更し、SVPを再起動してください。変更できない場合は、「3.18.15 SVPで使用するポート番号を変更する」を参照して、“CommonJettyStart”のポート番号を変更してください。

TRMAAS000005

ERROR

Webアプリケーションサーバのサービスに必要なポート番号が使用できません。

3.18.12 ポート番号を使用しているアプリケーションを確認する」を参照し、ログに出力されているポート番号が他のアプリケーションで使用されていないか確認してください。該当するアプリケーションのポート番号を変更できる場合は変更し、SVPを再起動してください。変更できない場合は、「3.18.15 SVPで使用するポート番号を変更する」を参照して、“CommonJettyStop”のポート番号を変更してください。

TRMAAS000006

INFO

Webアプリケーションサーバが停止するときに出力されます。

Webアプリケーションサーバが正常に停止したかを確認するには、本トラブルシュートコードとTRMAAS000007 が出力されているかを確認してください。

TRMAAS000007

INFO

Webアプリケーションサーバの停止が正常に完了したときに出力されます。

(4) Storage Navigatorサーバ

  • 正常時ログ出力例(起動時)

    [2018/03/19 18:08:31.046][INFO ][TRSTNA000001][Web Application Server][Initializing]
    [2018/03/19 18:08:31.592][INFO ][TRSTNA000002][Web Application Server][Ready]
    [2018/03/19 18:09:12.903][INFO ][TRSTNA001001][Storage Navigator][Initializing]
    [2018/03/19 18:15:29.387][INFO ][TRSTNA001002][Storage Navigator][Ready]
  • 正常時ログ出力例(終了時)

    [2018/03/19 21:11:49.942][INFO ][TRSTNA000004][Web Application Server][Stopping]
    [2018/03/19 21:11:50.478][INFO ][TRSTNA000005][Web Application Server][Stopped]
    [2018/03/19 21:11:50.859][INFO ][TRSTNA001004][Storage Navigator][Stopping]
    [2018/03/19 21:11:52.209][INFO ][TRSTNA001005][Storage Navigator][Stopped]
  • 異常時ログ出力例(起動時)

    [2018/03/20 11:15:33.543][INFO ][TRSTNA000001][Web Application Server][Initializing]
    [2018/03/20 11:15:34.364][ERROR][TRSTNA000003][Web Application Server][Initializing : Failed to start a Storage Navigator.]
  • 異常時ログ出力例(終了時)

    [2018/03/20 12:24:36.175][INFO ][TRSTNA000004][Web Application Server][Stopping]
    [2018/03/20 12:24:38.931][INFO ][TRSTNA000005][Web Application Server][Stopped]
    [2018/03/20 12:24:39.142][INFO ][TRSTNA001004][Storage Navigator][Stopping]
    [2018/03/20 12:25:40.634][WARN][TRSTNA001006][Storage Navigator][Stopped : Timeout has occurred.]

トラブルシュートコードと対処方法は次のとおりです。

トラブルシュートコード

障害レベル

対処方法

TRSTNA000001

INFO

Webアプリケーションサーバが起動されるときに出力されます。

Webアプリケーションサーバが正常に起動されているかを確認するには、本トラブルシュートコードとTRSTNA000002が出力されているか確認してください。

TRSTNA000002

INFO

Webアプリケーションサーバの起動が完了したときに出力されます。

TRSTNA000003

ERROR

Webアプリケーションサーバの起動に失敗しています。

Storage Device Listのバージョンと互換性のないSVPソフトウェアのバージョンが、Storage Device Listに登録されている可能性があります。SVPソフトウェアのバージョンが、下記と一致するか確認してください。

  • 装置がVSP G130, G150, G350, G370, G700, G900, VSP F350, F370, F700, またはF900の場合:88-03-23-xx/00 未満

  • 装置がVSP G100, G200, G400, G600, G800, VSP F400, F600, またはF800の場合:83-05-30-xx/00未満

    < 一致する場合>

  1. Storage Device Listから、該当の装置を選択し、停止を行ったあとに、装置を削除します。

  2. 装置がVSP G130, G150, G350, G370, G700, G900, VSP F350, F370, F700, またはF900の場合、88-03-23-xx/00-03以上のインストールメディアを使用して登録し、起動します。装置がVSP G100, G200, G400, G600, G800, VSP F400, F600, またはF800の場合、83-05-30-xx/00以上のインストールメディアを使用して登録し、起動します。

    <一致しない場合>

  1. Storage Device Listから、該当の装置を選択し、停止を行ったあとに、再度起動してください。

  2. それでも回復しない場合は、SVPの再起動を行なってください。

  3. SVPを再起動しても回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。

TRSTNA000004

INFO

Webアプリケーションサーバが停止するときに出力されます。

TRSTNA000005

INFO

Webアプリケーションサーバの停止が完了したときに出力されます。

TRSTNA000006

ERROR

Webアプリケーションサーバの停止でエラーが発生しました。

SVPの再起動を行なってください。

SVPを再起動しても回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。

TRSTNA000007

WARN

Storage Navigatorサービスが予期せず停止し、再起動中です。

3分待っても現象が変わらない場合は、Storage Device Listから装置を停止し、再度起動してください。

それでも回復しない場合は、SVPを再起動してください。

SVPを再起動しても回復しない場合は、「3.22.30 仮想メモリの設定方法」を参照して、仮想メモリの設定を変更し、SVPを再起動してください。

仮想メモリの設定を変更しても回復しない場合は、以下の操作を行い、SVPを再起動してください。

  1. Storage Device Listに登録されている装置の[Edit]ボタンをクリックしてください。

  2. Edit System画面の[SVPが再起動したときに自動的にサービスを開始する]にチェックを入れ[Apply]ボタンをクリックしてください。

上記の操作を行っても回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。

TRSTNA000008

ERROR

3.18.19 自動割り振りされるポート番号の範囲を変更する」を参照して、“DeviceJettyStart”のポート番号の範囲を使用されていない範囲に変更してください。

対応後、SVPを再起動してください。

TRSTNA000009

ERROR

3.18.19 自動割り振りされるポート番号の範囲を変更する」を参照して、“DeviceJettyStop”のポート番号の範囲を使用されていない範囲に変更してください。

対応後、SVPを再起動してください。

TRSTNA000010

ERROR

Webアプリケーションサーバが強制停止されました。サーバ稼働中にSVPを再起動した場合に出力されることがあります。

Storage Device Listから該当の装置を選択し、停止を行ったあとに、起動を行なってください。

それでも回復しない場合は、SVPの再起動を行なってください。

SVPを再起動しても回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。

TRSTNA000011

ERROR

Webアプリケーションサーバが強制停止されました。サーバ稼働中にSVPを再起動した場合に出力されることがあります。

Storage Device Listから該当の装置を選択し、停止を行ったあとに、起動を行なってください。

それでも回復しない場合は、SVPの再起動を行なってください。

SVPを再起動しても回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。

TRSTNA001001

INFO

Storage Navigatorサービスが起動されるときに出力されます。

Storage Navigatorサービスが正常に起動しているかを確認するには、本トラブルシュートコードとTRSTNA001002が出力されているか確認してください。

TRSTNA001002

INFO

Storage Navigatorサービスが正常に起動しました。

TRSTNA001003

WARN

このトラブルシュートコードは、Storage Navigatorのサービスの起動中に出力される場合があります。TRSTNA001001が出力されてから最大10分お待ちください。

10分経過してもTRSTNA001002が出力されない場合は、「3.2.41 デスクトップヒープの指定値を変更する」および「(8) ウィルス検出プログラムの使用に関する注意事項」に示す設定が完了しているか確認してください。設定が完了していない場合は設定してください。

上記の手順を実施した後、Storage Device Listを使用して、該当の装置のサービスを停止してから再度サービスを起動してください。

上記を実施しても回復しない場合は、「3.19.16 ダンプファイルの採取方法」を参照してダンプを採取した後、弊社保守員に連絡してください。

TRSTNA001004

INFO

Storage Navigatorサービスが停止するときに出力されます。

Storage Navigatorサービスが正常に停止したかを確認するには、本トラブルシュートコードとTRSTNA001005が出力されているかを確認してください。

TRSTNA001005

INFO

Storage Navigatorサービスの停止が完了したときに出力されます。

TRSTNA001006

WARN

Storage Navigatorサービス停止時に、タイムアウトが発生しました。

次回起動時に、起動完了(TRSTNA001002)にならない場合は、SVPの再起動を行なってください。

SVPを再起動しても回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。

TRSTNA001007

ERROR

Storage Navigatorのサービスが強制停止されました。

サービス稼働中にSVPを再起動した場合に出力されることがあります。

Storage Device Listから該当の装置を選択し、停止を行ったあとに、起動を行なってください。

それでも回復しない場合は、SVPの再起動を行なってください。

SVPを再起動しても回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。

TRSTNA001008

ERROR

Storage Navigatorのサービスが強制停止されました。

サービス稼働中にSVPを再起動した場合に出力されることがあります。

Storage Device Listから該当の装置を選択し、停止を行ったあとに、起動を行なってください。

それでも回復しない場合は、SVPの再起動を行なってください。

SVPを再起動しても回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。

(5) SVP RMI-APIサーバ

正常時ログ出力例

  • 正常時ログ出力例

    SVP RMI-APIサーバでは複数のサービスの起動ログが出力されます。SVP RMI-APIサーバの正常起動の確認をするには、TRRMIS000002、TRRMIS001002、TRRMIS002502のログを確認してください。また、正常終了の確認をするには、TRRMIS000016、TRRMIS001007、TRRMIS002511のログを確認してください。

    [2018/03/17 15:49:07.750][INFO ][TRRMIS001001][RMI-API Server][Initializing]
    [2018/03/17 15:49:08.000][INFO ][TRRMIS001002][RMI-API Server][Ready]
    [2018/03/17 15:49:09.638][INFO ][TRRMIS002501][RMI-API Server][Initializing]
    [2018/03/17 15:49:16.544][INFO ][TRRMIS002502][RMI-API Server][Ready]
    [2018/03/17 15:52:03.405][INFO ][TRRMIS000001][RMI-API Server][Initializing]
    [2018/03/17 15:52:19.364][INFO ][TRRMIS000002][RMI-API Server][Ready]
    ・・・
    [2018/03/17 18:50:59.982][INFO ][TRRMIS002510][RMI-API Server][Stopping]
    [2018/03/17 18:51:00.003][INFO ][TRRMIS002511][RMI-API Server][Stopped]
    [2018/03/17 18:51:06.645][INFO ][TRRMIS001006][RMI-API Server][Stopping]
    [2018/03/17 18:51:06.927][INFO ][TRRMIS000015][RMI-API Server][Stopping]
    [2018/03/17 18:51:08.249][INFO ][TRRMIS000016][RMI-API Server][Stopped]
    [2018/03/17 18:51:10.695][INFO ][TRRMIS001007][RMI-API Server][Stopped]
  • 異常時ログ出力例

    [2018/03/17 15:49:07.750][INFO ][TRRMIS001001][RMI-API Server][Initializing]
    [2018/03/17 15:49:08.000][INFO ][TRRMIS001002][RMI-API Server][Ready]
    [2018/03/17 15:49:09.638][INFO ][TRRMIS002501][RMI-API Server][Initializing]
    [2018/03/17 15:49:16.544][INFO ][TRRMIS002502][RMI-API Server][Ready]
    [2018/03/17 15:52:03.405][INFO ][TRRMIS000001][RMI-API Server][Initializing]
    [2018/03/17 15:52:03.968][ERROR][TRRMIS000007][RMI-API Server][Failed : Port is already in use. Port=51100]
    [2018/03/17 15:52:04.003][INFO ][TRRMIS000015][RMI-API Server][Stopping]
    [2018/03/17 15:52:04.125][INFO ][TRRMIS000016][RMI-API Server][Stopped]

トラブルシュートコードと対処方法は次のとおりです。

トラブルシュートコード

障害レベル

対処方法

TRRMIS000001

INFO

RMI-API Serverのサービスが起動されるときに出力されます。

本ログはエラー発生時にはリトライにより複数回出力されます。

RMI-API Serverのサービスが正常に起動されているかを確認するには本ログとTRRMIS000002が出力されていることを確認してください。

TRRMIS000002

INFO

RMI-API Serverのサービスの起動が正常に完了したときに出力されます。

TRRMIS000003

WARN

RMI-API Serverのサービスの必要な環境設定ファイルの読み込みに失敗しました。

SVPを再起動してください。

SVPの再起動後も現象が変わらない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。

TRRMIS000004

WARN

RMI-API Serverのサービスの必要な環境設定情報の取得に失敗したため、ログ内容に示すデフォルト値で動作しています。

SVPを再起動してください。

SVPの再起動後も現象が変わらない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。

TRRMIS000005

WARN

RMI-API Serverのサービスの必要な環境設定情報の取得に失敗したため、ログ内容に示すデフォルト値で動作しています。

SVPを再起動してください。

SVPの再起動後も現象が変わらない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。

TRRMIS000006

WARN

RMI-API Serverのサービスで使用するポート番号がすでに使用されています。

3.18.12 ポート番号を使用しているアプリケーションを確認する」を参照し、ログに出力されているポート番号が他のアプリケーションで使用されていないか確認してください。 該当するアプリケーションのポート番号を変更できる場合は変更し、SVPを再起動してください。

変更できない場合は、「3.18.15 SVPで使用するポート番号を変更する」を参照して、“RMIIFRegist”のポート番号を変更してください。

TRRMIS000007

ERROR

RMI-API Serverのサービスで使用するポート番号がすでに使用されています。

3.18.12 ポート番号を使用しているアプリケーションを確認する」を参照し、ログに出力されているポート番号が他のアプリケーションで使用されていないか確認してください。 該当するアプリケーションのポート番号を変更できる場合は変更し、SVPを再起動してください。

変更できない場合は、「3.18.15 SVPで使用するポート番号を変更する」を参照して、“PreRMIServer”のポート番号を変更してください。

TRRMIS000008

WARN

RMI-API Serverのサービスで、ログ内容に示すファイル操作に失敗しました。他のアプリケーションが該当のファイルにアクセスしている可能性があります。他のすべてのアプリケーションを閉じたあと、Storage Device Listから、該当の装置を一旦停止し、再度起動してください。

TRRMIS000009

ERROR

RMI-API Server のサービスで、予期せぬエラーが発生しました。

Storage Device List から、該当の装置を一旦停止し、再度起動してください。

再度起動しても現象が変わらない場合、Storage Device List からこの装置を一旦削除して、再登録してください。

装置の再登録後も回復しない場合は、SVP を再起動してください。

SVP の再起動後も回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行ってください。

TRRMIS000010

WARN

RMI-API Serverのサービスで、必要なサービスへの接続に失敗しました。

Storage Device Listから、該当の装置を一旦停止し、再度起動してください。

再度起動しても現象が変わらない場合、SVPを再起動してください。

SVPの再起動後も回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。

TRRMIS000011

ERROR

RMI-API Serverのサービスで、必要なサービスへの接続に失敗しました。

Storage Device Listから、該当の装置を一旦停止し、再度起動してください。

再度起動しても現象が変わらない場合、SVPを再起動してください。

SVPの再起動後も回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。

TRRMIS000012

WARN

RMI-API Serverのサービスで使用するIPアドレスが不正です。

Storage Device Listで設定したSVPのIPアドレスが正しいか確認し、SVPを再起動してください。

SVPの再起動後も回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。

TRRMIS000013

ERROR

RMI-API Serverのサービスで使用するIPアドレスが不正です。

Storage Device Listで設定したSVPのIPアドレスが正しいか確認し、SVPを再起動してください。

SVPの再起動後も回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。

TRRMIS000014

WARN

RMI-API Serverのサービスで使用するポート番号の取得に失敗したため、ログ内容に示すデフォルト値で動作しています。

3.18.12 ポート番号を使用しているアプリケーションを確認する」を参照し、ポート番号が他のアプリケーションで使用されていないか確認してください。

該当するアプリケーションのポート番号を変更できる場合は変更し、SVPを再起動してください。変更できない場合は、「3.18.15 SVPで使用するポート番号を変更する」を参照して、“PreRMIServer”のポート番号を変更してください。

TRRMIS000015

INFO

RMI-API Serverのサービスが終了するときに出力されます。

本ログは、エラー発生時にはリトライにより複数回出力されます。

RMI-API Serverのサービスが正常に終了しているかを確認するには本ログとTRRMIS000016の出力を確認してください。

TRRMIS000016

INFO

RMI-API Serverのサービスの停止が正常に完了したときに出力されます。

TRRMIS000017

WARN

RMI-API Serverのサービスで、必要なサービスへの接続に失敗しました。

SVPを再起動してください。

SVPの再起動後も回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。

TRRMIS000018

ERROR

RMI-API Serverのサービスで、必要なサービスへの接続に失敗しました。

SVPを再起動してください。

SVPの再起動後も回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。

TRRMIS000019

ERROR

RMI-API Serverのサービスで、ログ内容に示すファイル操作に失敗しました。

他のアプリケーションが該当のファイルにアクセスしている可能性があります。他のすべてのアプリケーションを閉じてください。

TRRMIS000020

WARN

RMI-API Serverのサービスで、必要なサービスへの接続に失敗したため、クライアントがRMI-API Serverへ接続できていません。

以下に示すパスの中に、DkcId32.dllが存在していないか確認してください。

  • Windowsシステムディレクトリ(例:C:\Windows\system32)

  • Windowsディレクトリ(例:C:\Windows)

  • 環境変数PATHで定義されているディレクトリ

DkcId32.dllが存在する場合は、DLLを削除してからSVPを再起動してください。

SVPの再起動後も回復しない場合、またはDkcId32.dllが上記パス内に存在していない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。

※本ログは、RMI-API Serverが一度でも接続エラーを検知した場合に出力されます。

リトライにより成功していて、Storage Navigator(または外部よりRMI接続しているクライアント)が正常に動作している場合、本ログは無視してください。

TRRMIS000021

WARN

RMI-API Server のサービスで、予期せぬエラーが発生しました。

Storage Device List から、該当の装置を一旦停止し、再度起動してください。

再度起動しても現象が変わらない場合、Storage Device List からこの装置を一旦削除して、再登録してください。

装置の再登録後も回復しない場合は、SVP を再起動してください。

SVP の再起動後も回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行ってください。

TRRMIS000022

WARN

RMI-API Server のサービスで、予期せぬエラーが発生しました。

Storage Device List から、該当の装置を一旦停止し、再度起動してください。

再度起動しても現象が変わらない場合、Storage Device List からこの装置を一旦削除して、再登録してください。

装置の再登録後も回復しない場合は、SVP を再起動してください。

SVP の再起動後も回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行ってください。

TRRMIS000023

ERROR

RMI-API Server のサービスで、予期せぬエラーが発生しました。

Storage Device List から、該当の装置を一旦停止し、再度起動してください。

再度起動しても現象が変わらない場合、Storage Device List からこの装置を一旦削除して、再登録してください。

装置の再登録後も回復しない場合は、SVP を再起動してください。

SVP の再起動後も回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行ってください。

TRRMIS000024

ERROR

RMI-API Server のサービスで、予期せぬエラーが発生しました。

Storage Device List から、該当の装置を一旦停止し、再度起動してください。

再度起動しても現象が変わらない場合、Storage Device List からこの装置を一旦削除して、再登録してください。

装置の再登録後も回復しない場合は、SVP を再起動してください。

SVP の再起動後も回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行ってください。

TRRMIS000025

ERROR

RMI-API Server のサービスで、予期せぬエラーが発生しました。

Storage Device List から、該当の装置を一旦停止し、再度起動してください。

再度起動しても現象が変わらない場合、Storage Device List からこの装置を一旦削除して、再登録してください。

装置の再登録後も回復しない場合は、SVP を再起動してください。

SVP の再起動後も回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行ってください。

TRRMIS001001

INFO

RMI-API Serverのサービスが起動されるときに出力されます。RMI-API Serverのサービスが正常に起動されているかを確認するには本ログとTRRMIS001002が出力されていることを確認してください。

TRRMIS001002

INFO

RMI-API Serverのサービスの起動が正常に完了したときに出力されます。

TRRMIS001003

WARN

RMI-API Serverのサービスで使用するポート番号の取得に失敗したため、ログ内容に示すデフォルト値で動作しています。

3.18.12 ポート番号を使用しているアプリケーションを確認する」を参照し、ポート番号が他のアプリケーションで使用されていないか確認してください。

該当するアプリケーションのポート番号を変更できる場合は変更し、SVPを再起動してください。変更できない場合は、「3.18.15 SVPで使用するポート番号を変更する」を参照して、“RMIClassLoader”のポート番号を変更してください。

TRRMIS001004

WARN

RMI-API Serverのサービスで必要な環境設定情報の取得に失敗したため、ログ内容に示すデフォルト値で動作しています。

Storage Device Listで設定したSVPのIPアドレスが正しいか確認し、SVPを再起動してください。

SVPの再起動後も回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。

TRRMIS001005

WARN

RMI-API Serverのサービス起動に必要な他のサービスの起動待ちログです。本ログは10分に1回、最大6回まで出力されます。TRRMIS001002出力後、本ログが6回出力されたのちに、まだStorage Navigatorが起動できない場合、Storage Device Listから、該当の装置を一旦停止し、再度起動してください。本ログと共にTRRMIS001003、TRRMIS001004が出力されている場合は、該当のトラブルシュートコードの対処方法も確認してください。

再度起動しても現象が変わらない場合、SVPを再起動してください。

SVPの再起動後も回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。

TRRMIS001006

INFO

RMI-API Serverのサービスが終了するときに出力されます。SVP RMI-API Serverのサービスが正常に終了しているかを確認するには本ログとTRRMIS001007の出力を確認してください。

TRRMIS001007

INFO

RMI-API Serverのサービスの停止が正常に完了したときに出力されます。

TRRMIS001008

WARN

RMI-API Serverのサービスの一部の機能が正常に動作していません。

装置の停止が正常に行えません。

SVPを再起動してください。

TRRMIS001009

ERROR

RMI-API Serverのサービスで、予期せぬエラーが発生しました。

3.19.17 ダンプツールを使用した採取」を参照して、ダンプファイルの採取を行なってください。

採取に失敗した場合は、「3.19.18 手動によるダンプファイルの採取」を参照して、手動で該当するファイルを採取してください。

TRRMIS001998

ERROR

RMI-APIServerのサービスが異常終了しました。

TRRMIS001999

ERROR

サービスが強制停止されました。本メッセージは、サービス起動中にSVPを再起動した場合に出力されることがあります。

Storage Device Listから該当の装置を一度停止して、再度起動してください。

TRRMIS002501

INFO

RMI-API Serverのサービスが起動されるときに出力されます。

RMI-API Serverのサービスが正常に起動されているかを確認するには本ログとTRRMIS002502が出力されていることを確認してください。

TRRMIS002502

INFO

RMI-API Serverのサービスの起動が正常に完了したときに出力されます。

TRRMIS002503

WARN

RMI-API Serverのサービスは起動したが、処理で警告が発生しています。

TRRMIS002501から本ログまでに出力されているトラブルシュートコードを確認し対処してください。

TRRMIS002504

ERROR

RMI-API Serverのサービスの起動に失敗しています。

TRRMIS002501から本ログまでに出力されているトラブルシュートコードを確認し対処してください。

TRRMIS002505

ERROR

RMI-API Serverのサービスの起動に必要な環境設定情報の取得に失敗しています。

Storage Device Listから該当の装置を停止し、再度起動してください。

再度起動しても現象が変わらない場合は、SVPを再起動してください。SVPの再起動後も現象が変わらない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。

TRRMIS002506

ERROR

TRRMIS002507

ERROR

TRRMIS002508

ERROR

RMI-API Serverのサービスに必要なポート番号が使用できません。

3.18.12 ポート番号を使用しているアプリケーションを確認する」を参照し、ログに出力されているポート番号が他のアプリケーションで使用されていないか確認してください。該当するアプリケーションのポート番号を変更できる場合は変更し、SVPを再起動してください。変更できない場合は、「3.18.15 SVPで使用するポート番号を変更する」を参照して、“DKCManPrivate”のポート番号を変更してください。

TRRMIS002509

ERROR

TRRMIS002510

INFO

RMI-API Serverのサービスが停止したときに出力されます。

RMI-API Serverのサービスが正常に停止されているかを確認するには本ログとTRRMIS002511が出力されていることを確認してください。

TRRMIS002511

INFO

RMI-API Serverのサービスの停止が正常に完了したときに出力されます。

TRRMIS002512

ERROR

RMI-API Serverのサービスが停止しています。

5分待っても現象が変わらない場合は、以下の手順を順番に実行してください。

  1. Storage Device Listから該当の装置を停止し、再起動してください。

  2. 上記にて回復しない場合は、SVPを再起動してください。

  3. 上記にて回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。

TRRMIS002513

ERROR

RMI-API Serverのサービスが強制停止されました。このエラーは、サービス稼働中にSVPを再起動した場合に発生することがあります。SVPを再起動もしくは装置を停止した場合、Storage Device Listから該当の装置を再度起動してください。その他の場合、RMI-API Serverのサービスが自動的に再起動されます。3分待っても現象が変わらない場合は、以下の手順を順番に実行してください。

  1. Storage Device Listから該当の装置を停止し、再度起動してください。

  2. 上記にて回復しない場合は、Storage Device Listからこの装置を一旦削除して、再度登録してください。

  3. 上記にて回復しない場合は、SVPを再起動してください。

  4. 上記にて回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。

TRRMIS002514

ERROR

RMI-API Serverのサービスとの通信で異常が発生しました。RMI-API Serverのサービスが自動的に再起動されます。1分待っても現象が変わらない場合は、以下の手順を順番に実行してください。

  1. Storage Device Listで設定したSVPのIPアドレスが正しいか確認し、正しくない場合は設定してください。

  2. 上記にて回復しない場合は、Storage Device Listから該当の装置を停止し、再度起動してください。

  3. 上記にて回復しない場合は、SVPを再起動してください。

  4. 上記にて回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。

TRRMIS002515

ERROR

RMI-API Serverのサービスは異常停止しています。

TRRMIS002501から本ログまでに出力されているトラブルシュートコードを確認し対処してください。

(6) 外部認証中継サービス

  • 正常時ログ出力例(起動時)

    [2018/03/19 18:08:31.265][INFO ][TREXAU000001][External Authenticator][Initializing]
    [2018/03/19 18:08:31.858][INFO ][TREXAU000002][External Authenticator][Ready]
  • 正常時ログ出力例(終了時)

    [2018/03/19 21:11:48.812][INFO ][TREXAU000004][External Authenticator][Stopping]
    [2018/03/19 21:11:48.943][INFO ][TREXAU000005][External Authenticator][Stopped]
  • 異常時ログ出力例(起動時)

    [2018/03/20 22:15:36.265][INFO ][TREXAU000001][External Authenticator][Initializing]
    [2018/03/20 22:15:36.364][ERROR][TREXAU000003][External Authenticator][Stopped : An unexpected error has occurred.]
  • 異常時ログ出力例(終了時)

    [2018/03/20 22:20:14.317][INFO ][TREXAU000004][External Authenticator][Stopping]
    [2018/03/20 22:20:15.113][ERROR][TREXAU000006][External Authenticator][Stopped : An unexpected error has occurred.]

トラブルシュートコードと対処方法は次のとおりです。

トラブルシュートコード

障害レベル

対処方法

TREXAU000001

INFO

外部認証中継サービスが起動されるときに出力されます。

外部認証中継サービスが正常に起動されているかを確認するには、本トラブルシュートコードとTREXAU000002が出力されていることを確認してください。

TREXAU000002

INFO

外部認証中継サービスが正常に起動されています。

TREXAU000003

ERROR

外部認証中継サービスの起動に失敗しています。

Storage Device Listから、該当の装置を選択し、停止を行ったあとに、起動を行なってください。

それでも回復しない場合は、SVPの再起動を行なってください。

SVPを再起動しても回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。

TREXAU000004

INFO

外部認証中継サービスが停止するときに出力されます。

外部認証中継サービスが正常に停止されているかを確認するには、本トラブルシュートコードとTREXAU000005が出力されていることを確認してください。

TREXAU000005

INFO

外部認証中継サービスが正常に停止するときに出力されます。

TREXAU000006

ERROR

外部認証中継サービスの停止でエラーが発生しました。

次回起動時に、外部認証中継サービスが正常起動(TREXAU000002)していない場合は、SVPの再起動を行なってください。

SVPを再起動しても回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。

TREXAU000007

ERROR

外部認証中継サービスが起動されていません。

Storage Device Listから、該当の装置を選択し、停止を行ったあとに、起動を行なってください。

それでも回復しない場合は、SVPの再起動を行なってください。

SVPを再起動しても回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。

TREXAU000010

ERROR

外部認証中継サービスが強制停止されました。サービス稼働中にSVPを再起動した場合に出力されることがあります。

Storage Device Listから該当の装置を選択し、停止を行ったあとに、起動を行なってください。

それでも回復しない場合は、SVPの再起動を行なってください。

SVPを再起動しても回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。

TREXAU000011

ERROR

外部認証中継サービスが強制停止されました。サービス稼働中にSVPを再起動した場合に出力されることがあります。

Storage Device Listから該当の装置を選択し、停止を行ったあとに、起動を行なってください。

それでも回復しない場合は、SVPの再起動を行なってください。

SVPを再起動しても回復しない場合は、Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。

(7) SMI-Sプロバイダサービス

  • 正常時ログ出力例

    [2018/03/31 18:08:31.265][INFO ][TRSMIS000001][SMI-S][Initializing : start SMI-S service. Port=5989]
    [2018/03/31 18:08:31.858][INFO ][TRSMIS000002][SMI-S][Ready]
    ・・・
    [2018/03/31 21:11:48.812][INFO ][TRSMIS000007][SMI-S][Stopping]
    [2018/03/31 21:11:48.943][INFO ][TRSMIS000006][SMI-S][Stopped]
  • 異常時ログ出力例

    [2018/03/31 22:15:36.265][INFO ][TRSMIS000001][SMI-S][Initializing : start SMI-S service. Port=5989]
    [2018/03/31 22:15:36.364][ERROR][TRSMIS000003][SMI-S][Failed : Failed to cache.]

トラブルシュートコードと対処方法は次のとおりです。

トラブルシュートコード

障害レベル

対処方法

TRSMIS000001

INFO

SMI-Sプロバイダサービスが起動されるときに出力されます。

SMI-Sプロバイダサービスが正常に起動しているかを確認するには、本ログとTRSMIS000002が出力されていることを確認してください。

起動直後にTRSMIS000006が出力される場合は、次の要因が考えられますので対応してください。

  • SMI-Sプロバイダサービスが動作するために必要なファイルがありません。

    Storage Navigatorを一旦アンインストールして、再度インストール、装置の登録を行なってください。

  • TRSMIS000001の後に、[SMI-S][Initializing : start SMI-S service. Port=-1]と表示されている場合、SMI-Sプロバイダサービスで使用するポート番号の取得が失敗しています。

    再度ポート番号を取得してください(「3.18.17 自動割り振りされたポート番号を再割り振りする」を参照)。

TRSMIS000002

INFO

SMI-Sプロバイダサービスの起動が正常に完了したときに出力されます。

TRSMIS000003

ERROR

SMI-Sプロバイダサービスで使用する、キャッシュの更新が失敗すると出力されます。

TRSMIS000003が出力された後、40分お待ちください。

この間に、TRSMIS000002が出力され、かつTRSMIS000003が出力されていない場合は、キャッシュの更新エラーが解決されています。

上記以外の場合は、キャッシュの更新エラーが解決されていません。Storage Device List から、該当の装置を一旦停止し、再度起動してください。

TRSMIS000004

ERROR

SMI-Sプロバイダサービスでタイムアウトが発生しました。

他のアプリケーションでModifyが取得されている場合は、該当するアプリケーションのModifyを解除するか、Modifyが解除されるのを待ってください。それでもエラーが解消されない場合、またはその他の要因の場合は、Storage Device Listから、該当の装置を一旦停止し、再度起動してください。

TRSMIS000005

ERROR

SMI-Sプロバイダサービスの起動中に予期しないエラーが発生しました。

3.19.17 ダンプツールを使用した採取」を参照して、ダンプファイルの採取を行なってください。

採取に失敗した場合は、「3.19.18 手動によるダンプファイルの採取」を参照して、手動で該当するファイルを採取してください。

TRSMIS000006

INFO

SMI-Sプロバイダサービスの停止が正常に完了したときに出力されます。

TRSMIS000007

INFO

SMI-Sプロバイダサービスが停止したときに出力されます。

SMI-Sプロバイダサービスが正常に停止しているかを確認するには、本ログとTRSMIS000006が出力されていることを確認してください。

TRSMIS000008

INFO

SMI-SプロバイダサービスがRMIサーバと通信するときに出力されます。

SMI-Sプロバイダサービスが正常に起動しているかを確認するには、本ログとTRSMIS000002が出力されていることを確認してください。

TRSMIS000009

INFO

SMI-SプロバイダサービスがSVPと通信するときに出力されます。

SMI-Sプロバイダサービスが正常に起動しているかを確認するには、本ログとTRSMIS000002が出力されていることを確認してください。

TRSMIS000010

ERROR

他のサービスで使用しているポート番号が設定されています。

使用するポート番号を変更したあと、再度サービスを起動してください。

(8) 通信サービス

  • 正常時ログ出力例

    [2018/05/27 16:03:04.875][INFO ][TRCOMM000001][Communication][Ready : Connection to GUM2 opened.]
    [2018/05/27 16:03:16.972][INFO ][TRCOMM000001][Communication][Ready : Connection to GUM1 opened.]
    ・・・
  • 異常時ログ出力例

    [2018/05/27 16:03:17.288][ERROR][TRCOMM000004][Communication][Failed : Connection to GUM2 failed. Already connected MPC's IP Address is (1)10.xx.yy.zz]
    [2018/05/27 16:03:17.428][ERROR][TRCOMM000009][Communication][Failed : Authentication failed by GUM2.]

トラブルシュートコードと対処方法は次のとおりです。

トラブルシュートコード

障害レベル

対処方法

TRCOMM000001

INFO

通信サービス起動後にGUMとの通信経路接続が正常に完了したときに出力されます。

TRCOMM000002

INFO

通信サービス起動後にGUMとの通信経路において機器認証が正常に完了したときに出力されます。これ以降、通信が可能となります。

TRCOMM000003

INFO

通信サービス起動後にGUMとの通信経路において整合性チェックが正常に完了したときに出力されます。

(装置製番不一致、Config型式不一致、モデル不一致が発生していない状態を示す)

TRCOMM000004

ERROR

使用する装置に対して既に他のSVPが接続されているときに出力されます。

バックグラウンドサービスログに記載されているIPアドレスのPCで起動しているストレージシステムのサービスを停止させてください。

TRCOMM000005

WARN

[Add System]画面で設定したCTLごとのIP アドレスと、GUMに設定されているCTL番号の不一致を検出したときに出力されます。

Storage Device ListからCTLごとのIP Address設定を修正してください。

対処後にバックグラウンドサービスログを確認します。

[xxxxx yyyyyy][INFO ][TRCOMM000003][Communication][Ready : Consistency check completed by GUM1.]

[xxxxx yyyyyy][INFO ][TRCOMM000003][Communication][Ready : Consistency check completed by GUM2.]

TRCOMM000005発生以降の時間で上記のチェック成功のログが出力されていれば回復しています。

TRCOMM000006

WARN

[Add System]画面で設定した装置モデルと、ストレージシステムに設定されている装置モデルの不一致を検出したときに出力されます。

Storage Device Listから装置を一旦削除して、正しい装置モデルで再登録してください。

対処後にバックグラウンドサービスログを確認します。

[xxxxx yyyyyy][INFO ][TRCOMM000003][Communication][Ready : Consistency check completed by GUM1.]

[xxxxx yyyyyy][INFO ][TRCOMM000003][Communication][Ready : Consistency check completed by GUM2.]

TRCOMM000006発生以降の時間で上記のチェック成功のログが出力されていれば回復しています。

TRCOMM000007

WARN

[Add System]画面で設定したConfig型式と、ストレージシステムにインストールされているConfig型式の不一致を検出したときに出力されます。

Storage Device Listから装置を一旦削除して、正しいConfig型式で再登録してください。

対処後にバックグラウンドサービスログを確認します。

[xxxxx yyyyyy][INFO ][TRCOMM000003][Communication][Ready : Consistency check completed by GUM1.]

[xxxxx yyyyyy][INFO ][TRCOMM000003][Communication][Ready : Consistency check completed by GUM2.]

TRCOMM000007発生以降の時間で上記のチェック成功のログが出力されていれば回復しています。

TRCOMM000008

WARN

[Add System]画面で設定した装置製番と、ストレージシステムに設定されている装置製番の不一致を検出したときに出力されます。

Storage Device Listから装置を一旦削除して、正しい装置製番で再登録してください。

対処後にバックグラウンドサービスログを確認します。

[xxxxx yyyyyy][INFO ][TRCOMM000003][Communication][Ready : Consistency check completed by GUM1.]

[xxxxx yyyyyy][INFO ][TRCOMM000003][Communication][Ready : Consistency check completed by GUM2.]

TRCOMM000008発生以降の時間で上記のチェック成功のログが出力されていれば回復しています。

TRCOMM000009

ERROR

GUMとの接続時の認証が失敗したときに出力されます。

本ログが出力された後(1分以内)にTRCOMM000002のトラブルシュートコードが出力されている場合、 一時的な通信障害によって出力されているため、対処は不要です。

TRCOMM000002が出力されていない場合は、[Add System]画面で設定したユーザー名称とパスワードが誤っている可能性があります。

Storage Device Listからユーザー名称とパスワードを再設定してください。

対処後にバックグラウンドサービスログを確認します。

[xxxxx yyyyyy][INFO ][TRCOMM000002][Communication][Ready : Authentication completed by GUM1.]

[xxxxx yyyyyy][INFO ][TRCOMM000002][Communication][Ready : Authentication completed by GUM2.]

TRCOMM000009発生以降の時間で上記の認証成功のログが出力されていれば回復しています。

TRCOMM000010

INFO

通信サービス起動後にGUMとの通信経路が切断されたときに出力されます。

通信経路あるいはGUMの動作状態を確認してください。

TRCOMM000011

ERROR

情報更新に失敗したときに出力されます。

自動で再実行しますが、当該ログ出力後5分ほど待ってもTRCOMM000002のログが出力されない場合は、Storage Device Listから該当の装置を選択し、停止したあとに、再度起動してください。

それでも回復しない場合は、SVPの再起動を行なってください。

TRCOMM000012

ERROR

使用する装置に対して既に他のSVPが接続されている可能性があります。

使用する装置に対してストレージシステムのサービスを起動している他のPCがないか確認してください。既にストレージシステムのサービスが起動済みのSVPがあればサービスを停止させてください。

TRCOMM000013

INFO

通信サービスが起動されるときに出力されます。

通信サービスが正常に起動されているかを確認するには、本ログとTRCOMM000002が出力されていることを確認してください。

TRCOMM000014

INFO

通信サービスが停止されるときに出力されます。

通信サービスが正常に停止されているかを確認するには、本ログとTRCOMM000015が出力されていることを確認してください。

TRCOMM000015

INFO

通信サービスが正常に停止したときに出力されます。

TRCOMM000016

WARN

ストレージシステムとの接続に失敗したときに出力されます。

  1. Storage Device List に設定されたCTL1 とCTL2 のIPアドレス、またはホスト名を確認してください。

    • IPアドレスが誤っている場合

      このストレージシステムのサービスを停止してから、正しいIPアドレスを設定してください。設定後に、サービスを再起動してください。

    • ホスト名が誤っている場合

      DNSサーバに設定されているホスト名とCTLのIPアドレスを確認してください。設定が誤っている場合は、このストレージシステムのサービスを停止してから、DNSサーバの設定、または、Storage Device Listのホスト名の設定を変更してください。設定変更後に、サービスを再起動してください。

      注意事項: ホスト名による指定は、次のバージョンが印字されたSVPファームウェアメディアのみ有効です。それより古いバージョンの場合はIPアドレスで指定してください。
      • 93-02-01-xx/xx以降

      • 88-06-01-xx/xx以降

    • IPアドレスまたはホスト名が正しい場合

      2.5.10 SVP接続用証明書とWebサーバ接続用証明書をストレージシステムへアップロード」と「3.3.17 SVP接続用証明書をSVPへアップロード」を参照し、証明書を再設定してください。

  2. 手順1で解決しない場合は、管理クライアントのブラウザにコントローラボードのIPアドレスを入力して、maintenance utilityにログインできることを確認します。

    ログインできない場合は、管理クライアントとストレージシステム間の通信経路、またはGUMの動作状態に問題がある可能性があります。「2.9.4 maintenance utilityの操作時にトラブルが発生した場合の対処手順」を参照して対処してください。

  3. maintenance utilityにログインできることを確認した後に、バックグラウンドサービスログを確認します。

    約10分の間に、TRCOMM000016が複数出力されている場合は、Storage Device Listで、対象のストレージシステムのサービスを再起動([Stop Service]→[Start Service])してください。

  4. バックグラウンドサービスログを確認します。

    回復している場合には、TRCOMM000016出力以降に、以下のメッセージが出力され、かつ、再度TRCOMM000016が出力されません。

    [xxxxx yyyyyy][INFO][TRCOMM000002][Communication]

    [Ready : Authentication completed by GUM1.]

    [xxxxx yyyyyy][INFO][TRCOMM000002][Communication]

    [Ready : Authentication completed by GUM2.]

  5. バックグラウンドサービスログに、操作手順4.のメッセージが出力されていない場合は、GUMをリブートしてください(2.8.6 GUMのリブート参照)。

TRCOMM000017

ERROR

通信サービスが異常終了しました。

TRCOMM000018

ERROR

通信サービスが強制停止されました。

通信サービス起動中にSVPを再起動した場合に出力されることがあります。

Storage Device Listからこのストレージシステムのサービスを停止し、再度起動してください。

注※

ルータでIPアドレス変換を行なっている場合は、PC本体のIPアドレスと異なる場合があります。その場合は、ネットワーク管理者に確認してください。

(9) KMIPコミュニケータ

  • 異常時ログ出力例

    [2017/11/19 10:49:49.617][ERROR][TRKMIP000001][KMIPCom][Failed : SSL settings are invalid.]

トラブルシュートコードと対処方法は次のとおりです。

トラブルシュートコード

障害レベル

対処方法

TRKMIP000001

ERROR

KMIPコミュニケータサービスで、予期せぬエラーが発生しました。

3.19.17 ダンプツールを使用した採取」を参照して、ダンプファイルの採取を行なってください。

採取に失敗した場合は、「3.19.18 手動によるダンプファイルの採取」を参照して、手動で該当するファイルを採取してください。