Hitachi

 システム管理者 クイックリファレンス


3.2.47 Storage Navigator使用時の注意

Storage Navigatorの使用時は次のことに注意してください。

〈この項の構成〉

(1) 管理クライアントの設定に関する注意事項

(2) Storage Navigatorの操作に関する注意事項

(3) Storage Navigatorの画面の表示に関する注意事項

(4) 容量単位に関する注意事項

(5) ストレージシステムの処理時間に関する注意事項

SVPで内部処理(構成変更、プログラムプロダクトチェック、稼働情報の採取など)を実行している間は、一時的に処理が遅くなることがあります。

(6) WindowsでStorage Navigatorを使用するときの注意事項

Windowsコンピュータ上でStorage Navigatorを使用している場合、Windowsのコントロールパネルの[プログラムの追加と削除]画面にStorage Navigatorが表示されないことがあります。表示の有無に関係なく、Storage Navigatorは正常に使用できます。

Internet Explorerを使用する場合は、互換表示をOFFにしてください。

Google Chromeを使用している場合、Storage Navigatorのメイン画面の右上にある[ログアウト]をクリックすると、Storage Navigatorからログアウトしますが、画面はクローズされません(Internet Explorerの場合は画面がクローズします)。

(7) UNIXでStorage Navigatorを使用するときの注意事項

UNIXコンピュータ上でStorage Navigatorを使用する場合は、次の項目にも注意してください。

(8) ウィルス検出プログラムの使用に関する注意事項

ウィルス検出プログラムがインストールされたSVPでStorage Navigatorを使用する場合は、Storage Navigatorの動作に影響することがあります。

このため、ウィルス検出プログラムで次のディレクトリを、リアルタイムのウィルススキャン対象から除外してください。

C:\Mapp\wk

「C:\Mapp」は、Storage Navigatorのインストールディレクトリを示します。 インストールディレクトリに「C:\Mapp」以外を指定した場合は、指定したインストールディレクトリに置き換えてください。

除外したディレクトリに対しても、定期的にウィルススキャンを実施してください。

除外したディレクトリに対してウィルススキャンを実施する場合、事前に下記の操作を行ってください。

ファイアウォール機能をサポートしているセキュリティ対策プログラムを使用する場合は、ファイアウォール通過設定が必要です。設定対象のポート番号は、「3.2.29 ストレージシステムとSVPのIPアドレスを設定する」の表を参照してください。

注※

OS標準でインストールされているWindows Defenderなどのウィルス検出プログラムも対象となります。

(9) ストレージシステムのサービスを開始できる台数

SVPは複数台のストレージシステムを登録することができます。

また、登録した複数台のストレージシステムのサービスを、同時に開始できます。

ストレージシステムのサービスを開始する場合に、次のメッセージが表示されたときは、目的のストレージシステムのサービスが開始されません。

3.20.26 ストレージシステムの切り替え」を参照して、ストレージシステムを切り替えてください。

[図データ]