3.19.15 SVPのソフトウェア設定情報のリストア
背景
SVPの故障時などSVPを交換する場合に、「3.19.14 SVPのソフトウェア設定情報のバックアップ」で作成したバックアップを使用して新しいSVPに各種設定情報をリストアすることができます。
前提条件
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バックアップを取得したSVPに登録していたストレージシステムを、新しいSVPに登録していること(「3.2.40 管理サーバ(SVP)にストレージシステムを登録する」参照)。
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操作の対象となるSVPに登録されているすべてのストレージシステムのサービスが停止していること(「3.20.23 ストレージシステム単位のサービスを停止」参照)。
操作手順
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バックアップファイルをSVPの任意のフォルダにコピーします。
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SVPでWindowsのコマンドプロンプトを管理者権限で起動します。
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カレントディレクトリをツールが存在するディレクトリに移動し、次のコマンドを実行します。
cd /d C:\Mapp\wk\Supervisor\MappIniSet
MappRestore.bat△[バックアップファイルの格納先パス(絶対パス指定)\ファイル名]
△:半角スペース
[]内:引数
- ヒント
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C:\Mapp:ストレージ管理ソフトウェア、およびSVPソフトウェアのインストールディレクトリを示します。
「C:\Mapp」以外をインストールディレクトリに指定した場合は、「C:\Mapp」を、指定のインストールディレクトリに置き換えてください。
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リストア完了メッセージが表示されます。
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任意のキーを入力しメッセージを終了させ、コマンドプロンプトを閉じます。
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Storage Device Listに登録されている各ストレージシステムに対して、ポート番号を再割り振りします(「3.18.17 自動割り振りされたポート番号を再割り振りする」を参照)。
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SVPの起動時にサービスを自動で起動させたいストレージがある場合は、当該ストレージに対してサービスの自動起動を設定します(「3.20.22 Storage Device Listからストレージシステム情報を変更」参照)。
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SVPを再起動します(「3.18.3 SVPを再起動する」参照)。
再起動が完了するまで約10分かかります。- 注意
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ソフトウェア設定情報をバックアップする時点のSVPソフトウェアバージョンと、リストアする時点のSVPソフトウェアバージョンの組み合わせが下記の場合、リストア後にストレージシステムのサービスが正常に起動しなくなります。
バックアップする時点のSVPソフトウェアバージョン
リストアする時点のSVPソフトウェアバージョン
93-02-03-XX/00以降
93-02-02-XX/00以下
88-06-03-XX/00以降
88-06-02-XX/00以下
この障害を回避するため、リストア後に、次のどちらかの設定を実施してください。