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付録C.11 SVPと管理クライアント間のSSL通信の署名付き証明書をSVPへアップロード

背景

SVPと管理クライアント間のSSL通信に任意の証明書を利用するには、秘密鍵と署名付き公開鍵証明書をSVPへアップロードします。証明書更新ツールを使って証明書をアップロードする手順を次に示します。

X.509証明書の拡張プロファイルのフィールドは、RFC5280に規定される「基本制限 (BasicConstraints)」「キー使用法(KeyUsage)」「サブジェクトキー識別子(Subject Key Identifier)」「主体者別名(SubjectAltName)」をサポートしています。

前提条件

操作手順

  1. SVPでWindowsのコマンドプロンプトを管理者権限で起動します。

  2. カレントディレクトリをツールが存在するディレクトリに移動し、次のコマンドを実行します。

    cd /d C:\Mapp\wk\Supervisor\MappIniSet

    MappApacheCrtUpdate.bat△[証明書ファイルの(絶対パス)]△[秘密鍵ファイルの(絶対パス)]

    △:半角スペース

    []内:引数

    ヒント

    C:\Mapp:ストレージ管理ソフトウェア、およびSVPソフトウェアのインストールディレクトリを示します。

    「C:\Mapp」以外をインストールディレクトリに指定した場合は、「C:\Mapp」を、指定のインストールディレクトリに置き換えてください。

  3. 完了メッセージが表示されます。

  4. 「続行するには何かキーを押してください...」のメッセージが表示されます。任意のキーを入力します。

  5. コマンドプロンプトを閉じます。

注意

ストレージ管理ソフトウェアを更新した場合、秘密鍵と署名付き公開鍵証明書がデフォルトに戻る場合があります。

デフォルトに戻った場合は、再度、秘密鍵と署名付き公開鍵証明書をSVPへアップロードしてください。