Hitachi

 ボリュームミラーリング クイックリファレンス 


1.15.25 Quorumディスクを削除する

背景

GADペアがQuorumディスクを使用しなくなったときは、正サイトと副サイトのストレージシステムの両方で、Quorumディスクを削除します。

前提条件

操作手順

  1. 次のどちらかの方法で、[リモート接続]画面を表示します。

    Hitachi Command Suiteを使用する場合:

    • [リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムを右クリックし、[リモート接続]を選択します。

    Storage Navigatorを使用する場合:

    • [ストレージシステム]ツリーから[レプリケーション]‐[リモート接続]を選択します。

  2. [Quorumディスク]タブを選択します。

  3. 削除したいQuorumディスクのチェックボックスを選択します。

  4. 次のどちらかの方法で、[Quorumディスク削除]画面を表示します。

    • [Quorumディスク削除]をクリックします。

    • [アクション]メニューから[リモート接続]‐[Quorumディスク削除]を選択します。

  5. [選択したQuorumディスク]テーブルに、削除したいQuorumディスクが表示されていることを確認します。

  6. [適用]をクリックして設定をストレージシステムに適用します。

    設定した内容はタスクとしてキューイングされ、順に実行されます。

    ヒント

    ウィザードを閉じたあとに[タスク]画面を自動的に表示するには、ウィザードで[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]を選択して、[適用]をクリックします。

  7. [タスク]画面で、操作結果を確認します。

    実行前であれば、[タスク]画面でタスクを一時中断したりキャンセルしたりできます。

メモ

Quorumディスクを削除したときに、Storage Navigatorのエラーメッセージ(06205 068882)、またはRAID Managerのエラーメッセージ(SSB1:2E10、SSB2:A007)が表示されることがあります。この場合、Quorumディスクの削除は成功し、[リモート接続]画面の[Quorumディスク]タブに外部ボリュームは表示されなくなりますが、外部ボリュームに管理情報が残っていることがあります。管理情報が残ったままの外部ボリュームを、再度Quorumディスクとして設定しようとすると、エラーになることがあります。

このエラーメッセージが発生した場合は、外部ボリュームをフォーマットしてください。