Hitachi

 ボリュームミラーリング クイックリファレンス 


1.15.24 Quorumディスクの設定を変更する

背景

[Quorumディスク編集]画面で、Quorumディスクが閉塞したあとまたはQuorumディスクにボリュームが設定されていない場合は、リモートパスの切断を検知した場合に、セカンダリボリュームのペア状態がPSUE(Block)に変わるまでの時間を変更できます。

前提条件

操作手順

  1. 次のどちらかの方法で、[レプリケーション]画面を表示します。

    Hitachi Command Suiteを使用する場合:

    • [リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムを右クリックし、[リモート接続]を選択します。

    Storage Navigatorを使用する場合:

    • [ストレージシステム]ツリーから[レプリケーション]-[リモート接続]を選択します。

  2. [Quorumディスク]タブを選択します。

  3. Quorum監視停止時Read応答保証時間を変更したいQuorumディスクのチェックボックスを選択します。

  4. 次のどちらかの方法で、[Quorumディスク編集]画面を表示します。

    • [Quorumディスク編集]をクリックします。

    • [アクション]メニューから[リモート接続]‐[Quorumディスク編集]を選択します。

  5. [Quorum監視停止時Read応答保証時間]で、Quorumディスクが閉塞したあとまたはQuorumディスクにボリュームが設定されていない場合は、リモートパスの切断を検知した場合に、セカンダリボリュームのペア状態がPSUE(Block)に変わるまでの時間を5~100の間で入力します。

  6. [完了]をクリックします。

  7. [設定確認]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。

  8. [適用]をクリックして設定をストレージシステムに適用します。

    設定した内容はタスクとしてキューイングされ、順に実行されます。

    ヒント

    ウィザードを閉じたあとに[タスク]画面を自動的に表示するには、ウィザードで[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]を選択して、[適用]をクリックします。

  9. [タスク]画面で、操作結果を確認します。

    実行前であれば、[タスク]画面でタスクを一時中断したりキャンセルしたりできます。