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 ボリューム管理 クイックリファレンス


1.7.2 データダイレクトマップ属性の外部ボリュームを作成する

背景

Storage Navigatorを使用して、データダイレクトマップ属性の外部ボリュームを作成する手順を説明します。

前提条件

操作手順

  1. 次のどれかの方法で[LDEV作成]画面を表示します。

    • [よく使うタスク]から[LDEV作成]をクリックします。

    • [ストレージシステム]ツリーから[パリティグループ]を選択します。[パリティグループ]タブで[LDEV作成]をクリックします。

    • [ストレージシステム]ツリーから[パリティグループ]を選択し、[External]を選択して設定対象のパリティグループ名を選択します。[LDEV]タブで[LDEV作成]をクリックします。

    • [ストレージシステム]ツリーから[論理デバイス]を選択します。[LDEV]タブで[LDEV作成]をクリックします。

    • [アクション]メニューから[論理デバイス管理]-[LDEV作成]を選択します。

  2. [プロビジョニングタイプ]で[External]を選択します。

  3. [データダイレクトマップ]で[有効]を選択します。

  4. [フリースペース選択]をクリックします。

    [フリースペース選択]画面が表示されます。

  5. [利用可能なフリースペース]テーブルでLDEVに割り当てるフリースペース(パリティグループ)のチェックボックスを選択します。

    ヒント

    必要に応じて次の作業を実施してください。

    • 条件を指定してフリースペースを表示させる場合は、[フィルタ]をクリックし、条件を指定してから[適用]をクリックします。

    • 容量単位および表示行数を指定する場合は、[オプション]をクリックします。

  6. 選択したフリースペースの物理的な位置を確認する場合、[物理位置参照]をクリックします。

    [物理位置参照]画面が表示されます。

  7. [物理位置参照]画面で[閉じる]をクリックします。

    [フリースペース選択]画面が表示されます。

  8. 選択したフリースペースで問題ない場合、[OK]をクリックします。

    [LDEV作成]画面が表示されます。

  9. [外部ボリューム内LDEV数]で[1]が選択されていることを確認します。

  10. [LDEV名]にLDEVの名称を入力します。

    [固定文字]にLDEVの先頭に付ける固定文字列を半角英数字で入力します。英字は、大文字・小文字を区別します。

    [開始番号]にLDEVに付ける開始番号を入力します。

    [固定文字]、[開始番号]は合わせて32文字以下、[開始番号]は9桁以下で入力します。

  11. フォーマットタイプを選択します。

    LDEVのフォーマットタイプをリストから選択します。

    外部ボリュームにオープンシステムのエミュレーションタイプのLDEVを作成する場合は、[No Format]または[Normal Format]を選択できます。

    外部ボリュームがそのまま使用できる状態の場合は、[No Format]を選択してください。作成したLDEVは、フォーマットなしで使用できます。

    外部ボリュームをフォーマットする必要がある場合は、[No Format]を選択した上で外部ストレージシステムでフォーマットする、または[Normal Format]を選択してください。

  12. [オプション]をクリックします。

    [LDEV ID]以下の設定項目が表示されます。

  13. [LDEV ID]の開始位置を設定します。

    使用済みの番号と使用できない番号を確認する手順を次に示します。

    1. [LDEV作成]画面の[LDEV ID]の[LDEV ID参照]をクリックします。

      [LDEV ID参照]画面が表示されます。マトリックスの縦軸はLDEV番号の下2桁目の番号で、横軸はLDEV番号の下1桁目の番号です。[LDEV ID]には、使用できるLDEV ID、使用中のLDEV ID、および使用できないLDEV IDが表示されます。

      マトリックスでは、使用されていないLDEV番号のセルが白色、すでに使用されているLDEV番号のセルが青色、選択できないLDEV番号のセルが灰色で表示されます。選択できないLDEV番号は、すでに使用されているか、または32個のLDEV番号ごとに区切られた範囲内でほかのエミュレーショングループに割り当てられていることを示します。

    2. [閉じる]をクリックします。

      [LDEV作成]画面が表示されます。

  14. [MPユニット]でMPユニットを選択します。

    LDEVが使用するMPユニットを選択します。特定のMPユニットを割り当てる場合は、MPユニットのIDをクリックします。任意のMPユニットを割り当てる場合は、[自動]をクリックします。

  15. [追加]をクリックします。

    設定したLDEVが右側の[選択したLDEV]テーブルに追加されます。

    設定内容が正しくない場合は、エラー画面が表示されます。

  16. 必要であれば、LDEVの設定内容を変更します。

    [LDEV設定変更]をクリックして[LDEV設定変更]画面を表示します。LDEV設定の変更方法については、関連項目を参照してください。

  17. 必要であれば、[選択したLDEV]テーブルから行を削除します。

    削除する行のチェックボックスを選択して、[削除]をクリックします。削除する方法については、関連項目を参照してください。

  18. 設定を完了し設定内容を確認する場合は、[完了]をクリックします。

  19. [設定確認]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。

  20. [適用]をクリックします。

    タスクが登録され、[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は、[タスク]画面が表示されます。