12.4.3 ボリュームを作成する
容量およびボリュームに付与するニックネームを指定して、ボリュームを作成します。
実行権限
ストレージ管理者(プロビジョニング)
リクエストライン
POST <ベースURL>/simple/v1/objects/volumes
リクエストメッセージ
- オブジェクトID
- なし。
- クエリパラメータ
- なし。
- ボディ
- プールIDが63のプールに、ニックネームに「REST_API_100MVolume」を指定し、重複排除機能および圧縮機能を有効にした、100MiBのボリュームを作成する例を次に示します。
{ "capacity": 100, "number": 1, "nicknameParam": { "baseName": "REST_API_100MVolume" }, "savingSetting": "DEDUPLICATION_AND_COMPRESSION", "poolId": 63 }
-
属性
型
説明
capacity
long
(必須)作成するボリュームの容量(MiB)
47~268435456までの整数で指定します。
number
int
(任意)作成するボリュームの個数
1~1000までの整数で指定します。
この属性を省略した場合、作成されるボリュームの数は1個です。
nicknameParam
object
作成するボリュームに付与するニックネームの情報
- (必須)baseName(string)
ニックネームを1~32文字で指定します。
使用できる文字は次のとおりです。
0~9 A~Z a~z - . / : @ \ _ 半角スペース
英字は、大文字と小文字が区別されます。
半角スペースは、使用できる文字と文字の間には使用できますが、先頭と末尾には使用できません。
名前の先頭にハイフン(-)は使用できません。
- (任意)startNumber(int)
ニックネームのあとに続けて付与したい番号の開始位置を0~65279までの整数で指定します。
- (任意)numberOfDigits(int)
ニックネームのあとに続けて付与したい番号の桁数を1~5までの整数で指定します。
この属性を指定する場合、startNumberも必ず指定します。startNumberを指定して、この属性を省略した場合、1が指定されたと見なされます。
例:baseNameにAAA、startNumberに1、およびnumberOfDigitsに3を指定して、作成するボリュームの個数としてnumberに100を指定した場合、AAA001~AAA100のニックネームが付与されます。
baseNameの文字数およびstartNumberとnumberOfDigitsの指定から生成される番号の桁数の合計が32文字以下になるように指定してください。
savingSetting
string
(任意)容量削減機能(圧縮および重複排除機能)の設定
次に示す値を指定します。
- DEDUPLICATION_AND_COMPRESSION:容量削減機能(圧縮および重複排除機能)を有効にする
容量削減機能(重複排除)を有効にする場合、容量削減機能(圧縮)も有効となります。
- COMPRESSION:容量削減機能(圧縮)を有効にする
- DISABLE:設定しない
この属性を省略した場合、DISABLEが指定されたと見なされます。
poolId
int
(必須)ボリュームを作成するプールのプールIDを0~127までの整数で指定します。
- (必須)baseName(string)
レスポンスメッセージ
- ボディ
-
属性
型
説明
statusResource
string
作成したボリュームの実行結果の問い合わせに使用するURL
-
- メモ
-
非同期処理のAPIのステータス情報を取得するAPIを実行して、実行結果のステータス情報を参照することもできます。詳細は非同期処理のAPIのステータス情報を取得するAPIの説明を参照してください。
ステータスコード
この操作のリクエストに対するステータスコードについては、HTTPステータスコードの説明を参照してください。
コード例
curl -v -H "Accept:application/json" -H "Content-Type:application/json" -H "Authorization:Session b74777a3f9f04ea8bd8f09847fac48d3" -X POST --data-binary @./InputParameters.json https://192.0.2.100/ConfigurationManager/simple/v1/objects/volumes