Hitachi

Hitachi Storage Advisor Embedded ガイド 


12.4.2 特定のボリュームの情報を取得する

ボリュームIDを指定して、特定のボリュームの情報を取得します。

実行権限

ストレージ管理者(参照)

リクエストライン

GET <ベースURL>/simple/v1/objects/volumes/<オブジェクトID

リクエストメッセージ

オブジェクトID

ボリュームの情報取得で取得したidの値を指定します。

属性

説明

id

int

(必須)ボリュームID

クエリパラメータ
なし。
ボディ
なし。

レスポンスメッセージ

ボディ
ボリュームIDが100のボリュームの情報を取得した例を次に示します。
{
  "id": 100,
  "nickname": "JH-26216_DP",
  "poolId": 63,
  "poolName": "NASOS",
  "totalCapacity": 1024,
  "usedCapacity": 42,
  "freeCapacity": 982,
  "reservedCapacity": 0,
  "savingSetting": "DISABLE",
  "savingRate": 10,
  "capacitySavingStatus": "Rehydrating",
  "capacitySavingProgress": 40,
  "numberOfConnectingServers": 2,
  "numberOfSnapshots": 2,
  "luns": [
    {
      "lun": 1,
      "serverId": 10,
      "portId": "CL1-A"
    },
    {
      "lun": 1,
      "serverId": 11,
      "portId": "CL2-A"
    }
  ], 
  "volumeTypes": []
}
取得する属性については、ボリュームの情報を取得する場合の属性に加えて、次に示す属性が取得されます。

属性

説明

freeCapacity

long

ボリュームの空き容量(MiB)

reservedCapacity

long

ボリュームのページ予約容量(MiB)

savingSetting

string

容量削減機能(圧縮および重複排除機能)の適用状況

  • DEDUPLICATION_AND_COMPRESSION:容量削減機能(圧縮および重複排除機能)が有効
  • COMPRESSION:容量削減機能(圧縮)が有効
  • DISABLE:設定なし

savingRate

int

容量削減機能(圧縮および重複排除機能)によって削減された容量の割合(%)

capacitySavingStatus

string

容量削減機能(圧縮および重複排除機能)の状態

  • Disabled:容量削減機能が無効
  • Enabled:容量削減機能が有効
  • Rehydrating:容量削減機能を無効化中(データ伸長中)
  • Enabling:容量削減機能を有効化中
  • Deleting:容量削減機能が有効なボリュームを削除中
  • Failed:重複排除用システムデータボリューム内のデータが不正な状態

capacitySavingProgress

int

容量削減機能(圧縮および重複排除機能)の状態の進捗率(%)

luns

object[]

LUNの設定情報

  • lun(int)

    LU番号

  • serverId(int)

    サーバID

  • portId(string)

    割り当て先のポートID

ステータスコード

この操作のリクエストに対するステータスコードについては、HTTPステータスコードの説明を参照してください。

コード例

curl -v -H "Accept:application/json" -H "Content-Type:application/json" -H "Authorization:Session b74777a3f9f04ea8bd8f09847fac48d3" -X GET https://192.0.2.100/ConfigurationManager/simple/v1/objects/volumes/100