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 ボリューム管理 クイックリファレンス


4.5.17 ローカルストレージシステムだけの電源操作

ローカルストレージシステムの電源だけをオン、オフにする手順を説明します。

〈この項の構成〉

(1) ローカルストレージシステムと外部ストレージシステムの電源をオフにする

背景

注意

ローカルストレージシステムと外部ストレージシステムの両方の電源をオフにする場合は、先にローカルストレージシステムの電源をオフにしてから、外部ストレージシステムの電源をオフにしてください。

操作手順

  1. ローカルストレージシステムに対するI/Oを停止します。

  2. 外部ボリュームを使用したペアをすべて分割します。

    ペア分割操作については、ペア分割に使用するプログラムプロダクトのマニュアルを参照してください。

  3. すべての外部ボリュームの状態がNormalまたはDisconnectであることを確認します。

  4. ローカルストレージシステムの電源をオフにします。

    完全にローカルストレージシステムの電源がオフになったことを確認してから、次の操作に進んでください。

  5. 外部ストレージシステムの電源をオフにします。

    完全に外部ストレージシステムの電源がオフになったことを確認してください。

(2) 計画停止後、ローカルストレージシステムを再接続する

背景

[外部ストレージシステム切断]を実行してからローカルストレージシステムの電源がオフにされている場合、再度電源をオンにしても、ローカルストレージシステムから外部ボリュームにはアクセスできません。外部ボリュームの使用を再開する場合は、[外部ストレージシステム再接続]を実行してください。[外部ストレージシステム再接続]を実行すると、ローカルストレージシステムのボリュームとしてマッピングされている外部ボリュームの定義済みの構成情報と、実際の外部ボリュームの状態が一致していることを確認します。確認の結果、マッピングされたボリュームとして使用できる場合は、外部ボリュームへのI/Oが許可され、ボリュームの使用を再開できます。

[外部ストレージシステム切断]、または[外部ボリューム切断]を実行してキャッシュメモリに蓄えられているデータがすべて外部ボリュームに書き込まれると、画面に表示される外部ボリュームの状態は[Disconnect]になります。

操作手順

  1. ローカルストレージシステムの電源をオンにします。

  2. ペアをすべて再同期させます。

    ペア再同期操作については、ペア分割に使用するプログラムプロダクトのマニュアルを参照してください。

  3. ローカルストレージシステムに対するI/Oを開始します。