Hitachi

 ボリューム管理 クイックリファレンス


1.18.2 パリティグループを作成する(ドライブを自動で選択する場合)

前提条件

操作手順

  1. 次のどれかの方法で[パリティグループ作成]画面を表示します。

    Hitachi Command Suiteを使用する場合:

    • [リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムの配下の[パリティグループ]を右クリックし、[System GUI]を選択します。[パリティグループ]タブで[パリティグループ作成]をクリックします。

    Storage Navigatorのよく使うタスクを使用する場合:

    • [よく使うタスク]から[パリティグループ作成]を選択します。

    Storage Navigatorの[パリティグループ]画面を使用する場合:

    • ストレージシステムの全パリティグループを表示する場合、[ストレージシステム]ツリーから[パリティグループ]を選択します。[パリティグループ]タブで、[パリティグループ作成]をクリックします。

    • Internal単位でパリティグループを表示する場合、[ストレージシステム]ツリーから[パリティグループ]を選択して、[Internal]をクリックします。[パリティグループ]タブで[パリティグループ作成(Internal)]をクリックします。

    • [アクション]メニューから[パリティグループ管理]-[パリティグループ作成]を選択します。

  2. [ドライブタイプ/RPM/容量]でドライブを選択します。

  3. [RAIDレベル]でRAIDレベルを選択します。

  4. [ドライブ選択]で[自動]を選択します。

  5. [利用可能なドライブ]テーブルからドライブを選択します。

    [パリティグループ数]にパリティグループの数を入力してください。

  6. [オプション]をクリックします。

    [開始パリティグループID]以下の設定項目が表示されます。[開始パリティグループID]には未使用のパリティグループIDの最小値が表示されます。ただし、設定できるプールIDがない場合、初期値は表示されません。

  7. [開始パリティグループID]にIDを入力します。

  8. [ドライブボックスタイプ]でドライブボックスの種別を選択します。

  9. [開始ドライブボックス]でドライブボックスを選択します。

  10. [ドライブ選択タイプ]でドライブの選択方法を選択します。

    メモ

    [Disperse]または[Linear]を選択できます。両者の違いについては、「1.18.3 ドライブ選択タイプによる動作の違い(Disperse方式とLinear方式)」を参照してください。

    メモ

    この項目は、Virtual Storage Platform G130Virtual Storage Platform G150Virtual Storage Platform G350Virtual Storage Platform G370Virtual Storage Platform F350およびVirtual Storage Platform F370では表示されません。これらのストレージシステムを使用している場合、[Linear]が設定されます。

  11. [キャッシュパーティション]でCLPRを選択します。

  12. [暗号化]で[有効]または[無効]を選択します。

  13. [容量拡張]で[有効]または[無効]を選択します。

    [暗号化]で[有効]を選択した場合、[容量拡張]で[有効]は選択できません。

    ヒント

    容量拡張設定が[有効]なパリティグループを作成した場合、このパリティグループの容量拡張設定を[無効]に変更するためには、パリティグループをフォーマットする必要があります。したがって、プール作成のガイドラインに基づいてデータ量の削減効果が見込める場合だけ、容量拡張設定を[有効]にすることを推奨します。

  14. [コピーバックモード]で[有効]または[無効]を選択します。

  15. [追加]をクリックします。

    設定したパリティグループが右側の[選択したパリティグループ]テーブルに追加されます。

    設定内容が正しくない場合は、エラー画面が表示されます。

    ヒント
    • パリティグループを連結する場合、複数の行のチェックボックスを選択して、[連結]をクリックします。選択したパリティグループを連結してもよいかどうかを確認するメッセージが出力されます。連結してよい場合、[OK]をクリックします。選択したパリティグループが連結できない場合、エラーメッセージが表示されます。

    • 行のチェックボックスを選択して[設定変更]をクリックすると[設定変更]画面が表示されます。必要に応じて設定を変更し、[OK]をクリックします。

    • 行のチェックボックスを選択して[詳細]をクリックすると[パリティグループプロパティ]画面が表示されます。

    • 行のチェックボックスを選択して[削除]をクリックすると、選択したパリティグループを削除してもよいかどうかを確認するメッセージが出力されます。削除してよい場合、[OK]をクリックします。

  16. [次へ]をクリックします。

    [LDEV作成]画面が表示されます。続けてほかの設定を変更する場合、関連項目を参照して操作してください。

    現在の設定をストレージシステムに適用する場合は、次の手順に進んでください。

  17. [完了]をクリックします。

    [設定確認]画面が表示されます。

  18. [設定確認]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。

    行のラジオボタンを選択して[詳細]をクリックすると[パリティグループプロパティ]画面が表示されます。

  19. [適用]をクリックします。

    タスクが登録され、[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は、[タスク]画面が表示されます。

なお、容量拡張設定が有効なパリティグループに属するLDEVを使用したプールについては「3.3.5 パリティグループの容量拡張設定有効時のプール構築ガイドライン」を参照してください。