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 ボリューム管理 クイックリファレンス


1.7.4 データダイレクトマップ属性の仮想ボリュームを作成する

背景

データダイレクトマップ属性の仮想ボリュームを作成する手順について説明します。

前提条件

操作手順

  1. 次のどれかの方法で[LDEV作成]画面を表示します。

    • [よく使うタスク]から[LDEV作成]を選択します。

    • [ストレージシステム]ツリーから[論理デバイス]を選択します。[LDEV]タブで[LDEV作成]をクリックします。

    • [ストレージシステム]ツリーから[プール]を選択します。[プール]タブで[LDEV作成]をクリックします。

    • [ストレージシステム]ツリーから[プール]を選択します。設定対象のプール名を選択したときの[仮想ボリューム]タブで[LDEV作成]をクリックします。

    • [LDEV]タブ、[プール]タブ、または[仮想ボリューム]タブで、[アクション]メニューから[論理デバイス管理]-[LDEV作成]を選択します。

  2. [プロビジョニングタイプ]で[Dynamic Provisioning]が選択されていることを確認します。

    Dynamic Provisioning]が選択されていない場合は、プルダウンメニューから[Dynamic Provisioning]を選択してください。

  3. [データダイレクトマップ]で[有効]を選択します。

  4. 複数階層プール]で、[無効]が選択されていることを確認します。

  5. [利用可能なボリューム]から、LDEVを選択します。

  6. [LDEV名]に、仮想ボリュームの名称を入力します。

    [固定文字]に仮想ボリュームの先頭に付ける固定文字列を半角英数字で入力します。英字は、大文字・小文字を区別します。

    [開始番号]に仮想ボリュームに付ける開始番号を入力します。

    [固定文字]、[開始番号]は合わせて32文字以下、[開始番号]は9桁以下で入力します。

  7. [オプション]をクリックします。

    [LDEV ID]以下の設定項目が表示されます。

  8. [LDEV ID]の開始位置を設定します。

    [LDEV ID参照]をクリックすると、[LDEV ID参照]画面が表示されます。

    [LDEV ID参照]画面のマトリックスでは、使用されていないLDEV番号のセルが白色、すでに使用されているLDEV番号のセルが青色、選択できないLDEV番号のセルが灰色で表示されます。選択できないLDEV番号は、すでに使用されているか、または32個のLDEV番号ごとに区切られた範囲内でほかのエミュレーショングループに割り当てられていることを示します。

  9. [キャッシュパーティション]でCLPRを選択します。

  10. [MPユニット]でMPユニットを選択します。

    LDEVが使用するMPユニットを選択します。特定のMPユニットを割り当てる場合は、MPユニットのIDをクリックします。任意のMPユニットを割り当てる場合は、[自動]をクリックします。

  11. 必要であれば、仮想ボリュームの設定内容を変更します。

    [LDEV設定変更]をクリックして[LDEV設定変更]画面を表示します。LDEV設定の変更方法については、関連項目を参照してください。

  12. 必要であれば、[選択したLDEV]テーブルから行を削除します。

    削除する行のチェックボックスを選択して、[削除]をクリックします。削除する方法については、関連項目を参照してください。

  13. [追加]をクリックします。

    設定した仮想ボリュームが右側の[選択したLDEV]テーブルに追加されます。

    設定内容が正しくない場合は、エラー画面が表示されます。

  14. 設定を完了し設定内容を確認する場合は、[完了]をクリックします。

    引き続きLUパスの設定操作を実行して、LUN定義する場合は、[次へ]をクリックします。LUパスの設定操作については、関連項目を参照してください。

  15. [設定確認]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。

  16. [適用]をクリックします。

    タスクが登録され、[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]のチェックボックスにチェックマークが付いている場合は、[タスク]画面が表示されます。